見出し画像

サスティナブル疲れ

最近SDGsやサスティナブル、ヴィーガン、エシカルという言葉が流行ってます。
一方で、流行りに疲れてしまうという人も多いみたいです。
 
最近、SNSでサスティナブルな投稿をしている人が多いですよね。
一方でそうでない暮らしをしている人が、自分の投稿をしにくかったり、マウンティングされているように感じたりするようです。
そうやって気にしないといけないから、「サスティナブル疲れ」というものが生じているようです。
 
私自身は昔から自然が好きだし、いろいろな社会問題を知ったらサスティナブルな暮らしをしたいと思っています。
なるべくゴミを出さないように、必要以上にものを買わないように気を付けています。
また、環境にやさしい商品を選ぶことも楽しく行っています。
 
そういった未来に向けた「いいこと」の話をもっとしたいのになあ、と思います。
 
前置きが長くなりましたが、そんな私のサスティナブル疲れに対する考えを綴ります。


●SDGsがファッションになっている
 
SDGsという言葉は数年前には知っている人の方が少なかったです。
ところが現在は、町中のどこでもSDGsの目標が掲げられるようになって、こじつけでSDGsと言っているように思えるものもチラホラでてきました。
 
一種のファッションになってしまっているように思います。
SNSで流行っていて疲れるのも、本質的ではなくファッションに感じることも多いからなのかなと思います。
 
オーガニックと謳われた製品も、実は労働問題や環境破壊につながっている場合があります。
なにが本当に良くて、なにが問題なのか判断つきにくいですよね。
 
消費者や株主にアピールするだけのSDGsは本質的ではありません。
流行で終わってしまわないように、企業側が正しくあれば、消費者の疲労も軽減されるのではないかなと考えます。
 


●ヴィーガン嫌い
 
「私、ヴィーガン目指しているんだ~」という話をすると、怒られるというか、いやな顔をされることが多いです。
「なんで???」と。
 
私は自分に出されたお肉はちゃんと食べますが。自分からは選んで食べないようにしています。
それは非人道的なやり方で畜産が行われていたり、屠畜が行われていることがあることを知ってしまったからです。
畜産科で勉強する友達からは、「ちゃんと苦しくないようにしてるよ」と教えてもらいましたが、
低価格・大量消費が原因で、ひどい扱いをされている動物がいることも事実です。
 
他にも、家畜を育てるにはかなりの餌と水といった資源が必要です。
家畜を育てるよりも、野菜や穀物を育てた方が食糧不足の改善につながる可能性も大いにあります。
 
だから私は積極的にお肉を食べません。
 
『約束のネバーランド』を読んでかなり影響を受けたということもあります。
 
お肉食べないという話が、「最近はやりのあれでしょ?」という風に解釈されて、「おいしく食べなきゃだめだよ」といわれるのは悲しいです。
栄養が偏るとかいう説もありますが、タンパク質やビタミンは別のものからでも摂れるので心配ありません。
 
とにかく、今起きている問題を解決するための話をしたいなあということはあります。
 
●ヴィーガン嫌い続き
 
上記のような反応ならまだやさしいです。
もっと、ヴィーガンが理解できない人もいます。怒るような人ですね。
 
なぜ怒って拒絶するのか考えてみました。
 
たぶん、「今までの肉食が当たり前で自己否定されたように感じる。」「肉が好きだから食べることを正当化したい。」
ということなのかなあと思いました。
 
私自身はお肉食べたくないですが、他の人の肉食は否定しません。
それは個人の選択の自由だから、と考えているためです。
 
だからどうか感情的にならないでほしいんですよね…
 
 
●二極化した対立になっている

もう本当に、一番嫌なのはこれです。
炎上でもアンチでもなんでも、とにかく白か黒なんですよね。

そうじゃなくてお互いを尊重し合いつつ、未来を創っていく話がしたいです。

白黒、0か100のかんがえかたはメンタル的にも良くないので、やめていきましょうね。




今回はサスティナブル疲れについて語ってみました。意見などあれば是非聞かせてもらいたいです!
読んでくださりありがとうございました!

この記事が参加している募集

SDGsへの向き合い方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?