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私の歴女歴史。

私は歴史ヲタクである。
いつから歴史ヲタクになったかと言うと
小学生からである。
父が日曜の夜は必ず大河ドラマを見ていた。
我が父も歴史好きであった。
大河ドラマは私にとってワクワクする時間だった。
一番記憶に残るのは「草燃える」
岩下志麻さんの北条政子っぷりが激しく、とても怖かった。
一昨年、鎌倉殿の13人の中で他の女優さんが演じていたが、やはり岩下志麻さんとは迫力が段違いであった。


それからは、ありとあらゆる歴史書を読み漁った。
とにかく夢中になった。
しかし私は所謂、人気のある織田信長や坂本龍馬とか派手なタイプは好まなかった。
地味で陰キャラな徳川家康、明智光秀、米沢藩を立て直した上杉鷹山等が好きだ。
上杉鷹山においては、なんとJFKがもっとも尊敬する日本人は上杉鷹山だと言っている。
そして人気のある坂本龍馬より、岩崎弥太郎が好きである。
近代史なら本田宗一郎より松下幸之助だ。


そんな私だが女性の場合はキラキラした陽キャラが好きである。
例えば「枕草子」の清少納言が好きである
どうも「源氏物語」の紫式部は好きではない。
清少納言の「枕草子」は春はあけぼの〜いとおかし
とキャッチフレーズも明るい。
「枕草子」はエッセイで日々の宮中での出来事を面白可笑しく書いてある。
それにひきかえ、紫式部の「源氏物語」はどうか。
男女のドロドロ物語で人間関係も複雑だ。
六条御息所が葵の上に嫉妬し、生霊となり葵の上を呪い殺す場面はゲッソリする。
やはり「枕草子」は痛快で面白い。

歴史散策の旅も好きで良く歴史的建物を見に行ったりもする。
最近では米沢の上杉神社に行った。
上杉謙信を祀っている神社だ。
上杉謙信もストイックさが結構好きなのだが、彼は戦は強いが、イマイチなにをしたいのかわからない武将だ。


そのうち世界史にも興味を持ち、三国志、ローマ帝国等、色々読んだがヨーロッパは女性が凄まじい。
アグリッピナや、女帝エカテリーナ2世、女帝マリア・テレジアなど、スーパーウーマンが多数だ。
ヨーロッパの歴史は女性が、ダントツに面白い。


日本の女性でもスーパーウーマンはいる。
悪名高き「日野富子」
彼女を弁護させていただきたい。
高利貸しのイメージだが、駄目夫のせいで室町幕府はボロボロ。
武士達の謀反が勃発。
彼女は財産を使い、武士に金を渡し味方に引き寄せる。
駄目夫の代わりに彼女は孤軍奮闘したのであった。



話しは変わって、私は現在さいたま市岩槻区在住である。
歴史好きが昂じて歴史ボランティアをやっていた。
まだまだ誤解があるが、江戸城を最初に築いたのは徳川家康ではない。
太田道灌だ。
太田道灌が、我が岩槻区に最初に江戸城を作った。
今でも岩槻区は城下町の名残があり、道は碁盤の目の様に出来ている。
そこを真っ直ぐ横切るのが御成街道。
大名達が「御成〜御成〜」
と言いながら日光東照宮までうねり歩いた。


私の歴史ヲタク度はまだまだ留まらない。
私の歴史散策はまだまだ続く。



終。

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