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知ってますか?お客様に喜んでもらえるお洋服のお手入れ方法はこんなにある!

こんにちは。
アパレル業界で働くアラフォー女子keikoと申します。

さて外出自粛が続く中、お家で過ごす方々は断捨離をしたりメルカリなどでお洋服を出品したりこの時期ですと衣替えなどでお洋服の整理をしている方々も多いと思います。クリーニングに出すにしてもしまうにしてもほとんどの人がお洋服のお手入れをしてからしまうと思います。

そこで今回は店頭で接客をしている私と同じ販売員さんがお客様から良く聞かれることであろう「お洋服のお手入れ方法について」書いてみます。

あなたは接客をしていてお客様からこんな質問をされたことはありませんか?
「これってお洗濯できますか?」
ありますよね!きっと販売員あるあるだと思います笑

これって本当に良く聞かれるのですが、ここで良く聞かれるであろうお洋服のお手入れ方法ベスト3を発表します。

①お洗濯はできるか
②レザーはクリーニングに出した方が良いか
③出先で汚れたらどうするか

ではないでしょうか。
違っていたらごめんなさい!笑
とはいえほとんどのお洋服を扱う販売員さんは一度は聞かれたことのある質問だと思います。その時あなたはどう答えていますか?

そこで的確に、わかりやすく答えられていたらお客様はあなたを信用して安心してお買い物してくださるでしょう。似合うものを合わせてくれるだけではなくてお手入れ方法まで教えてくれた親切なベテラン販売員さん、というイメージを持たれたお客様はきっとリピーターになってくださるはず。お手入れ方法を合わせてお伝えすること、とても大事ですよね。

ベテラン販売員であるあなたもきっと知っていることだと思いますが、改めておさらいしてみましょう。

①お洗濯はできるか
綿素材やポリエステルなどの素材ですとお客様もお洗濯できることはご存知だと思いますが冬ものニットなどで良く聞かれます。基本的に品質表示マークで洗えるものは洗えます笑
ですが、洗えないものでもオシャレ着洗い用の洗剤、ドライマーク洗剤なら大丈夫です。洗えない素材はシルク、レーヨン、キャプラ、アセテートなどの化学繊維。
お客様から洗濯したら縮んだ、と聞いたことありますが私も以前に洗ってしまい縮ませた経験ありです笑
あとは加工もの。レースや刺繍、シワ加工、起毛素材やビーズなど。
これはわかりやすいですよね。


②レザーはクリーニングに出すか
これはクリーニングに出すのですが、毎年ではなく2年に1度で良いです。
そして普段のメンテナンスは手ぬぐいなどの布に水を含ませて堅く絞りなぞるようにレザーを拭くだけ。表面の汚れやホコリだけ取れば大丈夫。
袖口周辺は念入りにがポイントです。

③外出先で汚れたらどうするか
外出先やお食事中に食べ物や飲み物をこぼして汚してしまった場合。
私あるあるです笑
これは家で洗えるものは手ぬぐいを2枚使い、生地を挟んでポンポンと叩く。※絶対こすらない!(生地を痛める)
その後食器用洗剤を塗って洗濯機で洗う。
クリーニングに出すものは手ぬぐいで2.3回叩いてからすぐクリーニングへ出す。

やりがちな間違ったお手入れ方法


①おしぼりで拭き取る
②おしぼりでシミを取る
③市販のシミ抜きで応急処置
これすべて不正解なんです。

おしぼりには殺菌処理した時に塩素系が含まれているのでクリーニング時に色落ちするのと生地を痛めるのでやめましょう。そして市販のシミ抜き剤は衣類にシミ抜き剤が残るのでクリーニング時に変色する恐れがあります。

以上が良く聞かれる質問ですが最後に

以外と知らないお手入れ方法

①女性に多いファンデーションや口紅の汚れが服に付いた時。
それにはオイル洗剤がおススメです。
オイル洗剤とは油性のシミや汚れに特化した洗剤のことで、ファンデーションや口紅などの油性の汚れに強い。
このオイル洗剤だと本当にキレイに落ちるんです!私はクリーニング屋さんの友人から以前購入したオイル洗剤を直に汚れ部分に塗りそのまま洗濯機で洗うだけでとてもキレイに取れました!

②洗濯時は裏返して洗う

裏返して洗濯機に入れると他の洋服との摩擦によって毛羽立ちや色落ちが少なくなるので、お洋服が痛みにくくなります。私もお気に入りのデニムなどは色落ちさせたくないので、必ず裏返しにして洗っています。


このようにお洋服を購入された商品説明時にお洗濯方法やお手入れ方法を一緒にお伝えすることで、お買い上げの後もお洋服が長持ちするし、説明不足にならずクレームも減るメリットもあります。
何よりお客様が知らないことをお伝えすることできっとあなたの接客をとても喜んでくださると思いますよ。

いま発信するならこれ!


今は集客の為の発信はできませんが、例えば今ならマスクの洗濯方法などを店舗から発信しても良いのでは?

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花王Twitterより引用


それではまた。


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