トイレで感じる年齢
私「ねぇ、この辺白髪がたくさんあるから
根本から切ってほしいんだけど」
夫「ああこれね。うん確かにあるね。
……抜いていい?」
私「やだ。抜くと増える」
夫「うーん…(めんどくさいから抜きたい)
別にいいんじゃない?そんままで。」
私「じゃあもう抜いていいよ。
ていうか今度染めに行かせてよ」
夫「どうぞ行っておいで。結構あるなぁ。
お、こっちにもある。
ん…?これ微妙だな…白髪か…?
疑わしきは……伐採!!
私「被告人の利益じゃないのか」
夫「あ!!しまった!黒いのも抜けた!
冤罪!冤罪!」
私「ひどい!再審なしで執行された!
冤罪最低!!遺憾の意!!
謝罪と賠償を要求する!!!」
夫「韓国かよ」
白髪が国際問題にまで発展するとは思っていませんでしたが、私も気がつけばアラフォーです。
白髪だって生えてます。
カラーリングはここ10年何もしてませんがそろそろ白髪染めデビューをすべきか。
数年前からグレイヘアなる単語も出てきたけれどあれは白髪の割合がそこそこあるからこそのグレイであって、黒髪の中に数本程度ではやはり染めた方が綺麗じゃない?と思います。
先日昼休みにトイレで歯磨きをしていたところ、同世代の同僚に声をかけられました。
同僚「小鳥谷さん、
何か筋トレとかしてます?」
私「いや全く」
同僚「なんかした方がいいのかなって思う
んですけどなかなか効果もなくて…」
私「◯◯課のTくん(ゴールドジムガチ勢)に
身体づくりについて前聞いたんですけど
もはやアスリートで参考になりません
でしたよ。
我々に必要なのは筋トレよりストレッチ
ですよ」
同僚「ですよね!ストレッチほんと大事!」
私「私ストレッチせずに寝たら
次の朝バキバキになりますよ!
最近サボってるんで毎日バキバキです泣」
その後、骨盤の整え方やむくみの取り方についてお互い知っている知識を披露しあい、結論として彼女とは
決して若く見られたいんじゃなくて老けて見られたくないんだ
という価値観で一致しました。
そう、若作りしたいのではない。
あと年齢って身体の背面に出るから背中とケツは鍛えるべきという話もしました。
10年前ならスキンケア何使ってる?最近彼氏とどう?で盛り上がったトイレタイムも今では健康談義の場になったことに哀愁を感じます。
同僚「ていうかスキンケアて何もせんのが
実は一番じゃないですか?」
私「結局食ってるもん次第ですよね」
興味も話題も、ちゃんと相応に歳を重ねているんだなと感じた秋のトイレ。
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