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何も考えずに話した人は助監督でした

ドラマの撮影をしてきた

なんと場所はフジテレビ湾岸スタジオ!

ロビーでみんな集合すると、
顔見知りの人たちが何人かいてちょっと安心

向かいの椅子の列の端に、
貫禄のある白鬚のおじさん。

え?中尾彬さん???

あの首の角度、お腹の出ぐあい、シャツの感じ

……

……


違うかった。

でも居てもおかしくない。

そんな、普段はありえないことが起こりうる場所。

さすがフジテレビ、
セキュリティもばっちりだった。

このドラマのエキストラの1発目にたまたま合格して、その撮影現場で近くに居た方に、
『私本気で役者目指してるんですよ』
『そのために関西から上京してきたんです』

って言った。

なんとなく言った。


そしたらその人が助監督さんってことが
後から判明。

それからその助監督が同じ現場に何度も声をかけてくれて、レギュラーメンバーレベルでオファーをもらってる。

ありがたい。

そして、今回は即興で追加されたセリフもくれた。

多分それは誰が言ってもいいってゆうやつで、
監督が助監督に誰かに言わせてって指示をインカムで出してたと思う。

そしたら、〇〇さん!言って!!

って自分にすぐパスを出してくれた。

自分の声がメインの役者さんに届いてお芝居が生まれて、それがみんなが見えるテレビに流れると思うととんでもなく胸が高鳴ったし熱くなった。


なんか、うまく気持ちを言葉にできないけど、

不可能なんてないなって思った。

すぐそこにチャンスはあるなって。

めちゃくちゃ遠い世界の話じゃないなって。


とにかく、助監督さんありがとう。
人の心がある助監督さんで良かった。

自分で自分を信じることはものすごく大変で
気力がいることで、数時間単位でその自信は強くもなるし弱くもなる。
なんでも出来る気もするし、
何にもできないって思う時もある。

自分で自分を信じないと誰が信じるんやって
思うけど、毎日そのメンタルでいるのは難しいから、たまに助けてください。

生きてるだけで偉いよ
お疲れ様
無理しすぎんようにね

そう言ってくれる人が居てよかった

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