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女性のエンパワーメントについての本を読みました③

前回の続きです。


■「ワーク・ライフ・バランス」の次は「WORK=LIFE」

今までワーク・ライフ・バランスは女性の問題として議論されてきましたが、男性の「家庭進出」を促すにはどうしたらいいのかということも議論されるようになってきました。

UNDP(国際連合開発計画)が発表した報告書によると
WORKは人間が幸せに生きていくために必要な活動であると定義しました。
一人ひとりが生きやすく、暮らしやすい社会を創り、持続させるには次の4つのWORKが必要だと言われています。
①有償労働
②無償ケア労働…見落とされがちですが家庭内の労働も立派なWORKです
③ボランティア活動…社会の一員としての責任を果たし、社会との繋がりを保つ活動
④創造的な活動…自分らしさを表していく作業、生きた証を積み上げる活動、作業

この4つのWORKについて自分のライフプランを考えてみることが必要です。
・自分の日々の活動を「4つのWORK」に分けてリストアップする
・「4つのWORK」のそれぞれの意義と価値を認識する
・「4つのWORK」が自分の日常生活や人生の中でどのように補完し合っているかを俯瞰してみる
・現在のライフステージではそれぞれの「WORK」にどのように時間とエネルギーを分配しているか、そのバランスが妥当かどうかを検証してみる
・これからのライフステージではどうかわっていくのかをシミュレーションしてみる

一つのWORKだけでなく、4つのWORKすべてに価値があるということを認識し、自分の人生を客観視してみることが大切です。


私は今まで「ワーク・ワイフ・バランス」といえば
仕事と仕事以外、という認識しかありませんでした。
実際は、仕事(有償労働)以外にも、3つのカテゴリーがあるということを知ることができました。
4つのWORKをしっかりと意識して、人生を豊かなものにしていきたいと思います。


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