見出し画像

3000円

ある日3000円を取られました。
体目的の男にホテルに連れ去られた挙句、顔を見て「する気なくなったから、ホテル代ちょうだい。じゃないと襲うよ。」
そんな出来事があった。
私は、そんな人間に見えたんだろうか。
どうでも良くなって3000円をだした。

ある日3000円の物が欲しくなりました。
MARY QUANTの、すっごく綺麗なネックレス。
花の形で、キラキラ、綺麗!
取られた3000円を思い出して買えなくなりました。

いつの日か、高校生のわたしのお小遣いがいとも簡単に無くなるようになりました。

いいご飯を食べても、毎日質素なご飯を食べても3000円は無くなります。

3000円稼ぐのに、だいたい時給換算で半日くらいかな。
お金が全てではないけど、ある方が豊か。って思う。

今日、メルカリで3000円手に入れました。
断捨離ついでなら嬉しい金額。

手に入れる3000円と、奪われる3000円、
何故か奪われた方が気になる。

今までお金で払ったもので良かったものってなんだろう。

お笑いのチケット
可愛らしいカチューシャ
お気に入りのワンピース
好きだった子に褒められたネイル
あの子に会いに行ったバス代
あの子が喜んでくれたプレゼント

なんで働いでるのか、という意義を凄く強く感じていて、もはや働くことが生きがいでもある。
働くことすら、豊か!
そう思う。働くのが楽しいから、稼げたら嬉しい。
だからこそ、奪われたら悲しい。

親に1000円以上使うとネチネチ言われ、1000円カットも迷った高校時代。
スタバを堂々と飲めない大人になって、悲しい。

お金、
あったら嬉しいと、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?