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変遷

ここ数日、和歌山も本格的な寒さに包まれています。
北西の強い風が吹き、時雨がやってきたかと思えば、すぐに雲間から陽の光がこぼれ、さらりとした青い空に冬の美しさを感じています。

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写真は、この冬初めての霜の花です。
和歌山は穏やかな気候なので霜が降りることは少なく、しんしんと冷え込む夜を迎えた日は、
「もしかして……明日の朝は霜を撮るチャンスかも!」
と、ひとりでワクワクしながら早めにお布団に入ることにしています。
自宅のすぐ近くの空き地にはエノコログサやイヌタデ、カタバミなどが茂り、霜の降りた日にはいつもと違った姿を見せてくれるのです。

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実は数年後、自宅近くに片側二車線の広い道路が通ることになっており、この空き地もなくなってしまう可能性が……。
夏には蝶の道となり、冬にはジョウビタキが縄張りとしているうちの庭の自然も様変わりしてしまうかもしれません。
良し悪しは別として、物事は変化してゆくものなのですね。

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今年も残すところあと数時間。
2021年はたくさんの経験といくつかの失敗から、学んだことの多い一年でした。
noteでもさまざまなご縁をいただくことができ、世界が広がりました。
誰もが穏やかな年末年始を迎えられますことを祈りつつ、今年最後の記事とさせていただきます。

神社仏閣をとりまく鎮守の森を守りたいと思っています。 いただいたサポートはその保護への願いをお伝えし、参拝の際、奉納させていただきます。