【法学部】とある大学生の12月。
時間が流れるのは早いもので、気づけばもう12月。世間は年越しの準備で忙しくしている。だが、この時期の大学生はそれほど時間に追われているわけではない。
まず、そもそも先月が忙しすぎたのであろう。年に一度の大行事、文化祭やそれに引き続いてのサークルの代替わり。大変な出来事は11月に置いてきたので12月は打って変わって何もないというわけだ。
ここで気づいてしまったのだが、大学生の年間カレンダーにはある法則性があると思うのだ。その規則性とは、大学はイベント事がある月とない月を交互に繰り返しているということ。
実際、4月=入学式・新歓、7月=期末試験、9月=成績発表、11月=文化祭、がある。逆に、5・6月、8月、10月、12月は特段目立ったイベントもなく、普段通りの日常又は長期休みといった感じだ。
まあ、5月と6月を一つにまとめているところ等、こじ付け感は半端ないかもしれないが、それでも無理やり規則化するならば、このようになっていると言えなくもないのではないか。
ただ、そうは言っても本当に全く何もないわけではない。まず、勉強面については、12月中頃、中間テストが行われる。春学期も全く同様であるが、中間テストは一部の科目でしか行われず、ゆえに期末テストに比べるとそこまで負担にはならない。
しかしながら、これが成績に占める割合は全体の20~30%。しくじったときに致命傷になるほどではないが、それなりには成績に影響するので手を抜くことはできない。
そして、皆さん気になっているであろう、クリスマス。これなのだが、意外なことに学校生活を送る上ではあまり影響がない。確かに、義務教育時代はクリスマスプレゼントが貰えるか及び何を貰うかで盛り上がったし、中高生ともなると、色恋沙汰の噂が校内に行き渡っていたかもしれない。
しかしながら、大講義が多い法学部の授業では全くクリスマス感はなく、先生(教授)が「私からは皆さんにプレゼントとして小テストをあげよう」と言って滑っているぐらい。
ゆえに、クリスマスというものはもちろん友達との会話では世間話として話題に挙がるが、だからといって特別何かあるかと言われると、それは個々人それぞれの状況次第であり、残念ながら学内全体がクリスマスで盛り上がっている雰囲気にはない。(一方で、サークルというコミュニティではまた違ってくる)
それよりも、教室で聞こえてくる話と言えば冬休みの開始時期について。大学生は休みが大好きであり、皆ずっとこれを待ちわびているはず。(私だけ?)
時期としては、クリスマス前後辺りからで、待ちに待った夏休み以来の季節休みが到来する。
そして、先ほど話したように12月という何もない月の次には色々とある月がやってくる。そう、1月下旬には期末テストがあるのだ。冬休みに入った頃から数えると、テストまで残り3,4週間程度。そんなことを考えないようにしながら、約2週間の(大学生にとっては)束の間の休みにつく。
冒頭写真:筆者撮影
11月編
1月編
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