見出し画像

予防の重要性

【SHIATSU TALKS #4

昨今の、covid-19(新型コロナウイルス感染症)によってもたらされた多大なる被害は、世界中の人々に「予防」の意識を植え付けたのではないだろうか?

指圧Campは予防医療の観点から、新しい指圧のモデルを提案している。

現在の状況

この文章を書いている5月26日10時の時点で、日本のcovid-19の状況は、感染者数16591人、回復者数13771人、死亡者数851人という結果になっている。

そして、昨日の東京の感染者は8人、僕のいる神奈川は1人らしい。

この表現が正しいかは分からないが、
今、人間は未知のウイルスと戦っているということだ。

このウイルスの対応が非常に難しい理由は、新型の為「正体がわからない」ということ。

人はわからないものに不安を感じる。

不安を感じると余裕がなくなり、マスクを買い占めたり、「〜でコロナが出たらしいから、あの人もコロナかもよ。近寄らないようにしておこう」などと、人を差別したりする。

画像1

※日本赤十字社HPから引用
http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200326_006124.html

興味がある方は、日本赤十字社のホームページに詳しく記載されているので、見ていただきたい。

covid-19には何が効く?

世界的に見れば、日本は死亡者が顕著に少ないとされ、日を追うごとに、感染者の数が減り、回復者の数がどんどん増えている。
しかし、特効薬があるわけではなく、未だに確実に効くとされる薬はない。

だからこそ、今考えられている1番の対策法は
"ウイルスを身体の中に入れないこと"である。

ウイルスは目、鼻、口などの粘膜から侵入する。

では、何をすればいいのか?

WHOも日本医師会も厚生労働省もみんな推奨している方法がある。

それは、しっかり手を洗うということだ。

手洗い方法に関しては、指圧Camp blogを参考にしていただきたい。


今のところというか、今後もこれが最強の予防法であることに間違いはない。

余談だが、知り合いの看護師さんの話では、今年のインフルエンザの患者数はかなり少なかったそうだ。
なぜか?
今年はみんな手をよく洗っているからではないかと推測されている。

"病気にならない為にケアをする"
この考え方を、皆さんに理解していただきたい。

画像2

僕は指圧師であり、感染症の専門家ではないので、covid-19の話はここまでにする。

みんな病気になんてなりたくない

この世の中に病気になりたい人はいるだろうか?

恋の病にならなってみたいなどと仰るようなロマンチックな方は今回は置いていく。
また、病気になってみたい等の変態な趣味をお持ちの方もさようなら。

当たり前だが、みんな病気になんてなりたくない。

誰だって、熱が出て辛いのは嫌だし、身体が痛いのは嫌なはず。死ぬのはもっと嫌だ。

以前、歯科医の先生から、予防歯科の話を聞いたことがある。
昔は、歯は痛くなったら治すもので、悪い部分を削って、抜くことが歯医者さんの治療だったそうだ。
しかし、現在、"予防歯科"というジャンルが出来てからは、"痛くならないために"歯医者に行く、"大事な歯を削らない、抜かない"ために、歯医者に行くという考え方が浸透してきているとのお話だった。

話を戻す。

そう。誰でも病気になんてなりたくないわけである。
病気になれば、身体に不具合が生じ、充分な生活を送ることが大変になる。
治すのにも時間がかかる。
もしかしたら治らないかもしれない。
一生付き合っていくことになるかもしれない。
治すのだってタダじゃない。
身体に負担だってかかる。
ネガティブなことばかりだ。

全ての病気を予防出来るわけではないが、毎日何かしらのケアをすることで、病気になるリスクはかなり下がる。

いわば、身体に対するリスクマネジメントなのだ。

毎日の手洗いがウイルス感染の予防になる。
虫歯にならないために歯医者で治療する。
というのは、とてもわかりやすい例である。

予防がもたらす効果

予防をすることで期待できる効果が3つある。

①健康になる

当たり前といえば当たり前だが、予防すれば、病気になりにくい。痛みが起きにくい。

②お財布に優しい

身体を治すのだってタダじゃない。症状が重ければ重いほど治療が必要なため、予防によって症状が軽く抑えられれば経済的な負担は軽くなる。

③時間を節約できる

治療を受けるには、時間がかかる。治療を受ている時間はもとより、病院、治療院への移動にも時間がかかる。

また、痛みや身体の不調が目立っていれば、仕事のパフォーマンスが落ちてしまい、時間がかかる。体調が良ければ仕事は効率的になり、結果、時短につながる。

「悪くなってから治す」
ではなく
「悪くならないようにケア」
した方が、健康になりやすく、お金も時間もかからないのだ。

こんないいことはない。
予防は最強の治療法なのだ。

世界中の医者が勧める予防法

ここで、病気にならないための素晴らしい方法を皆さんにお教えする。

世界中のお医者さんが推奨している予防法はこの3つだ。

①バランスの良い食事
②質の良い睡眠
③適度な運動

である。

「なんだそんなことか!」と仰るかもしれないが、この3つが最強なのだ。

なぜなら、あなたは全世界の医師のほぼ100%が推奨するどんな病気にも対応できる万能な治療法をこの3つの方法以外にご存知ないはずだ。

これをするだけで、病気になるリスクが相当な確率で減ることは、周知の事実である。
しかし、当たり前のように見えて、この3つを実行することは非常に難しい。

僕も、この3つができているか?と聞かれたら
「最近飲みすぎてるなぁ」
「運動できてないなぁ」
などと感じるのが本音である。

このように心当たりがチラホラあるのは、僕だけではないはず。でも、安心してほしい。僕らはそんなあなたを見捨てたりしない。

なぜなら、指圧Campには、本格的なアスリートではなく、欲と闘う"普通の人"に来ていただきたいからだ。

そして、指圧Campはここに
④cultureに触れる
を加えることを提案したい。

cultureについては、こちらをご一読いただきたい。

上記の①〜③は、身体的なケアとしての役割が強い。
cultureに触れることで、身体的だけでなく精神的なケアも行うことができる。

毎日のちょっとしたことの変化が、あなたを変えるはずだ。

では、何故今まで予防という意識が一般的ではなかったのだろうか?

一緒に考えていきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?