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頭に浮かんだことを上手に言語化する方法

頭の中を上手に言語化して相手に伝える。
この力はプレゼンテーションにも必須の力です。

言語化はイメージの翻訳とも呼ばれており、
頭の中にあるイメージ(記憶・考え・見たもの)を相手が聴覚で感じれるものとして表現する行為。
これを言語化と言います。

プレゼン構成していくにあたり、自分の頭の中にある考えをうまく図やテキストに起こすことができない。
そんな方も多いのではないでしょうか。

言語化を効率化させることで、より人に響くプレゼンテーションを作ることができます。
今回の記事ではそんな言語化に重点を置いて解説していきたいと思います。

< 言語化が苦手な理由は〇〇だから。 >

結論、言語化が苦手な理由は「どう伝える?」にばかり目がいっているから。

言語化が苦手な人ほど相手に伝えたい情報を「どう(How)」伝えるかばかりに目が行きがちです。
しかし、相手が知りたいのは「何(What)」の部分です。

内容があやふやで自分の伝えたいことがはっきりとしていなければ、伝え方をいくら磨いても意味を為しません。

人と話す際は「何(What)」に着目して伝えるようにすることを心がけてみることで、言語化は想像以上にスムーズに進んでいきます。
話す前に話す目的を明確にし話し始めることで、会話途中に目的を見失ったり、伝え忘れたりすることがなくなるので、1つのコツとして覚えておきましょう。

< 漠然とした考えではダメ。>

伝えたいことが明確化していれば思考を言語化しうまく伝えることができます。

反対に不明確の状態で伝えようとしても、自分自身が何を伝えないのかが明確になっていないので伝わらなくて当然ですよね。
頭の中の考えを効果的に伝えるにはまず、自分自身で整理することが大切です。

私たち人間は外部から情報や刺激を得ると、「なんとなく」と言った感覚的に処理してしまいます。

「楽しい」「面白い」「不安」「怖い」といった感覚的な処理を日常化させてしまうと、プレゼンや商談といった交渉の場になった時に頭の中の考えをうまく整理できず言語化できないといった状況に陥ります。

ぼんやりと思い浮かんだ「考え」を外側に向けて発信するための整理する作業をすることにより、漠然の考えが確信の考えに変わっていきます。

< 視点をズラしてみると新しい刺激を得られる >

言語化がうまくいかない理由には「自分の考えを同じ角度から見続けているから」ということが挙げられます。

視点を変えると全く違うものに見えることもあります。
うまく説明できない事柄が違う方向から見ることによって簡単に説明できるようになるなんてことよくある話ですよね。

新しい刺激を受けるため視点を変えることは非常に大切なのです。

<  最後に >

言語化は頭の中のイメージや映像を人に伝わるように翻訳することです。
そして、翻訳した言葉を繋げて意味を持たせて発信するといったプロセスからできています。

言語化の能力を高めるためには脳内辞書を充実させる必要があるということを覚えておきましょう。

読む・書く・話す
この一連の流れを繰り返し、脳内辞書の引き出しを増やしていく必要があります。
言語化は基本的に突然上手になることはありません。
日々の積み重ねでコツコツ続けていくことがいちばんの近道です。

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