16 言葉がなかったら
今日は最初に言いたいことがある。
彼とほんの少しの友人、私のnoteを読んでくれてありがとう。
私の文章を読んでもらえて感想を頂ける日が来るなんて。胸がいっぱいです。ありがとう。
今日は私が丁度1年前に惚れ込んだバンドについて書こうと思う。
彼らに最初に出会ったのがいつかだったかは思い出せないが、2019年の夏頃に"明日晴れたら"を聴いたことだけは覚えている。
転機は2019年11月3日日曜日放送のLove music。
おそらくその晩も受験勉強をしていて、一区切りつけて何気なくテレビを付けたのだろう。
歌唱曲は新発売のアルバムのリード曲"言葉がなかったら"
一気に持っていかれたのではなく、じんわりと確実に惹かれていったの。
最初の1回を見てなんか気になるな、2回目でこれはなんだ!!、3回目でハッいい曲だ、4回目で落ち始め、以降今まで沼へズルズル…といった流れであろうか(適当)。
別の日も、また別の日も。何度歌唱シーンを見たのだろう。
それが、劇的ではないが必然である彼らとの出会いであった。
以降、YouTubeで順に楽曲を聴いていった。
彼らの代表曲"東京”もじんわり好きになっていったことを覚えている。
何度も何度も聴いていく中で曲の良さに触れることができて、今も聴くたびにいい曲だなと、感情を更新している。
彼らの楽曲の中で今の私が特に気に入っているのは上の2曲に加えて”井戸育ち””A・I・A・O・U””轟々雷音””機関銃を打たせないで””DUGHNUTS"”ブーケンビリア””ひと夏の恋””LAST""時間泥棒がやってくる””ゾッコン””の12曲。多いな!
きっかけの曲”言葉がなかったら”は言葉があることや言葉で伝えなければいけない状況によって生じた苦悩や切なさやもどかしさを歌う一方、やっぱり最後は必死で言葉に託したいというような歌だと解釈している。
この曲には自身と通ずるところ、また考えさせられるところがある。
とても印象的で、好きな歌詞がある。
言葉にすることで醜くなることも
言葉にしなければ忘れてしまいそうで
私が文章を書く意味を含んでいて、聴く度にハッとさせられる。
何かを形に残したいと思った時に、一番うまく残せそうなツールが私にとっては言葉なのである。
勿論、うまく言葉にできない自分にイラついたり、言葉にできても無意識下で過剰に美化されてしまったり反対に悪く書いてしまったり…。
それでもあきらめずに日を変えて書き続け、修正をする。
そうして出来上がるのがこういうnoteの文章。
言葉にまっすぐなバンドが言葉の存在意義を歌う。
MONO NO AWAREで言葉がなかったら
出会うべくしてであったと思っている。
図々しくも勝手に運命を感じてしまう程のバンド。
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