136 おもにアヴちゃんという概念

今日は女王蜂のライブへ。

iPhoneのメモ機能に「ライブに行ってみたいバンド」って項目を作って何バンドか記してあるんだけど、そこにずっと名前があったバンド。

ネタバレが公式から禁止されているため、具体的な楽曲や演出には触れないよう今日のショータイムを書き残す。


女王蜂のライブについては何度も思いを馳せていたから、おおかた予想通りで崩れ落ちるほどの衝撃とまではいかなかったが生アヴちゃん…女王様だった。

みんなの視線や高まりを圧倒的な存在感と実力と振る舞いで意のままにコントロールしてる。神様みたいだった。

音域が誰よりも広い。髪から指先から佇まいから、一挙手一投足が美しい。人間というより、アヴちゃんという生命体だ。とても同じ人間には思えない。

鼻が高くて顔のメリハリがしっかりしていて、7列目からでも綺麗なEラインがしっかりと見える。手脚は長く引き締まっていて健康的で美しい細さ。肩幅きゅっとしていて私よりも狭くて、ドレスが似合う。アヴちゃんにしか着こなせないデザインのドレスだった。

あの音域はどのように身につけた?あの体力と体型維持のためにどんな生活をしている?

ふわふわの色とりどりのジュリ扇が舞う光景はバブリーで刺激的だったな。お客さんも網タイツにお着物にミニスカートに、ドレッシーな方が目に付いた。

 


音域の広さと身体表現に何度も鳥肌が立った。まるで女優さんのようで、舞台を見ているようで。

女王蜂には性別の概念がないし、年齢も非公開。時代がようやく女王蜂のコンセプトに追いついてきたのか。

はっきりとした世界観は、しっかりとしたブランディング。ステージの上で起きたことすべてが彼女の本来の姿であるわけない。

mcで多くを語らないのも、アンコールがないのも、全部一貫したブランディング。



「表現する仕事は、大変です」アヴちゃんから発されたとても説得力のある言葉。

アヴちゃんという概念に魅せられた、初めての女王蜂のライブ。









色々落ち着いたら自分を労りたい。
本を持って一人でカフェに行こう。
なにかほしかったものを買おう。
お部屋を掃除しよう。
新しい料理を作ろう。


本日のBGM : 『FOREVER DAZE』 / RADWIMPS 
(女王蜂じゃないんかい)

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