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【01night】地域における新しい事業の起こし方@長野編 〜 CREEKS 古後さんをお招きして 〜

皆様、こんにちは!ゼロワンブースターの冨田(@ItaruTomita9779)と申します。

ゼロワンブースターは、「創造をルーティンに」をビジョンにアクセラレーターをメインに運営している会社です。

ゼロワンブースターでは、01Night と表して、オンライン配信を積極的に行っています!

前回は、弊社の鈴木さんとジョージさんの共同代表対談でした。

これからの予測不可能な時代に対するマインドセットを語ったイベントでしたが、レポートをしましたので、ご興味あればご覧ください!

今回は、01Night 「地域における新しい事業の起こし方@長野編 〜 CREEKS 古後さんをお招きして 〜」のイベントレポートを書いていきますので、宜しくお願い致します!

▼この記事はこんな方におすすめ
1.地域で起業や新しく事業を起こそうと思っている方
2.事業を支援してる支援者や行政の方

-----------------------イベント概要-----------------------

【オンライン・無料】0→1Night
長野で事業支援やコワーキングを行っているCREEKSの古後さんをオンラインでお招きして、地域における起業や事業創造、その支援に関して語ります。CREEKSさんは信州アクセラレーター2019の運営者であり、長野を中心とした地域での豊富な起業・事業支援経験をお持ちです。長野に関わらず、日本の地域にとって参考になる話をするように努めます。
▼トークテーマ(変更する可能性がございます)
・信州アクセラレーター(長野を中心とした起業家支援)2019での経験から
・地域で事業を起こすために必要なこと、考えること、起こし方
・地域で事業を起こす上での利点、欠点、ビジネスチャンス
・長野での事業支援の実例
▼ 登壇者
・古後 理栄 こごりえ
株式会社CREEKS 代表取締役
福岡県出身、首都圏での学生/社会人生活をへて2005年長野市に移住。工学修士。一級建築士。LLPにてシェアオフィス運営を経験。2014年に長野市初のコワーキングスペース「CREEKS COWORKING NAGANO」を開設。2017年コミュニティカフェ「tsunagno」を開設。地域に根ざしたコミュニティを作り、課題解決のビジネスプラットフォームを目指し「起業・就業」「移住・中山間地」「子育て・教育」を柱に事業を展開している。信州アクセラレーアションプログラム2019を運営。
リノベーションチーム「CRIF」にて不動産の利活用、一般社団法人長野ITコラボレーションプラットフォーム「NICOLLAP」創設メンバー。

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・合田ジョージ
株式会社ゼロワンブースター / 共同代表・取締役
MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計、国際アライアンスや海外製造によるデザイン家電の商品企画。村田製作所にて、北米およびMotorolaの通信デバイス技術営業後、通信分野の全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社のマーケティングや海外展開を指揮、KDDIグループによる買収後には、M&Aの調整、グループ子会社の海外戦略部部長。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレーターをアジアで展開中。

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(今回はこんな話題で、フルリモートでお届けしています!)

長野で活躍する古後さんについて

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古後さんは長野のコワーキングスペースであるCREEKSを6年前から運営しておられます。

その支援をする中で、感じることとしては、地方で本気で起業をしたい人が増えているそうです!

信州アクセラレーターというアクセラレーターを古後さんは運営していたことと、ジョージさんがサポートにも入っていたこともあり、今回はご登壇いただきました!ありがとうございます!

※ 信州アクセラレーターに関して

採択されたベンチャー起業の皆様は下記のとおりだそうです。

地域でも活躍するベンチャーに興味がある方は覗いてみましょう!

なんで長野でアクセラレーター?というご質問には、そもそもの県の取組の方針があったらからだそうです。

その背景としては、0→1の事業が足りてなかったのと、スモールビジネス的なものが多かったので、地域として変わらないといけない話もあったそうですね。

地方とアフターコロナの関係について

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古後さん曰く、コロナだからといって、今やっている取り組みを180度変える必要はないということです!

むしろ、今の取り組みをしっかりやりきることも大事だそうです!

また、農業ももっとチャンスが生まれそう、という感触もお持ちみたいですね。

ジョージさんもコロナは国境閉じてしまっているので、食料自給率の関係で、実はチャンスかも!?というコメントを頂きました。

コロナだからといって、あえて変えずにいることと、チャンスができること、これらを分けて挑戦しよう!という感じでしょうか?

地域、地銀、行政はどう変わる?

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そして、スタートアップ支援をやっている中で、古後さんの地域の課題感も聞いてみました。

長野県クラスでも、結構縦割りが大きいので、そこをまたいでいくことが必要だ、というお話もありました。

行政としても、ITで長野を盛り上げるという方針はありつつも、より色を出していくと良いのでは?と古後さんからご意見をいただきました。

(行政だと色々なことを配慮しないといけないので、中々トップは言いづらい現状はあるそうですが)

例えば農業とか、何か一つの絶対的な強みやビジョンを言うことが大事なんですね。

また、ジョージさんからも長野は製造業の精密系が強いので、そこをもっと押して行ける可能性はあるかも、とコメントも有りました。

信州アクセラレーターでも、農業ロボ(EMIラボさん)は、長野とマッチしたそうです。

長野のエリアとして、大規模農業ではなく中間山間地でも対応できるロボが求められる中、長野×EMIラボさんならではのビジネスが加速できたそうです。

その地域ならではのニッチな課題が、他の地域でも横展開性が効くかもしれませんね。

他方で、ベンチャーやスタートアップがヒーロー的に地域を救うわけではないですよね。

地元の中小企業や行政や地銀を巻き込んでやらないといけない、ジョージさんの課題意識ですね。

そんな中、地銀はどうしていけば良いのか?という点に振り返ると、古後さんからはこんなコメントを頂きました。

本当に一緒に支えている仕組みが見えると良いですね。クラウドファンディングもそうですが、外に銀行がやっている取り組みが見えるといいなと、思っています。」とのことです。

地銀だけでは、スタートアップに対する融資は価値基準的に難しいのが現状なわけですので、どこかと組むのが大事なのでしょうか。

地銀とVCであったり、エコシステム的にもっと交流を増やして、貢献しあえていけたら良いのかもしれません。

また、地域での起業の難しさを懸念される声もありましたが、よそ者のほうが起業に向いている、古後さんも長野出身ではないけど、楽しくやれているそうです!

ぜひ地域を変えたい方や、起業を意識されている方は、長野でも地方でも行動してみるのが良いのではないでしょうか!

また、信州アクセラレーターは5月から再び始まりますので、ぜひご興味ある方はご応募下さい!とのことです!

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地域はあったかい、密な関係を築けるので、ぜひ新しいことに一緒に取り組みましょう!

古後さん、ありがとうございました!

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ご案内

以上で、「地域における新しい事業の起こし方@長野編 〜 CREEKS 古後さんをお招きして 〜」の01nightのレポートを終わります。

とにかく自分に向き合えと、オーラ鈴木さんの熱い気持ちが伝わってくる会でした。

古後さんの地域に対する愛情と、事業創造への姿勢、地域ならではの課題について教えていただくことが出来ました!

今後のイベントはこちらから、案内を御覧ください。

引き続き宜しくお願い致します。

ゼロワンブースターへのお問い合わせは、こちらのフォームからもしていただけますので、ご興味がございましたら、どうぞ宜しくお願い致します。

また、株式会社ゼロワンブースターでは、採用活動を積極的に行っています!

事業創造に興味がある方、ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい!

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Writer:Tomita Itaru(twitter@ItaruTomita7997):起業のご相談や事業の壁打ち、新規事業のご相談などお気軽にDMいただければと思います!



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