見出し画像

【中級者用】『マンション編』DIYリノベーションの流れ その1

どうも、忘れた頃にクラウドファンディングの応援をしたモノが届くのが
地味に嬉しいノリです。
今回は、中級という表現が正しいか分かりませんがどうしてもやりたい方や
リノベーションをやろうとしている設計者さんにちょっと役立つ
基本的な内容の流れを書いてみました。

1.マンション管理組合にそもそも工事できるか確認と資料をもらう

まずは色々始める前にそもそも工事ができるかマンション管理組合に確認が必要になります。
「最近の新築マンションはそもそもリノベーションがダメ」とかが極稀にあります。
古いマンションはそういうことは滅多にないですが違うことで厳しいことがあったりもします。
なので、住む場所を決定する前に工事できるかは管理人さん、管理会社さん、仲介業者さんのどなたかに聞いてみましょう!

あとは資料ですが、ざっくりと説明するとリノベーションをする条件などの規約になります。

2.マンション管理組合、管理会社に既存図面を見せてもらう

既存図面を管理組合か管理会社に見せてもらいます。理由としては

・平面図
 RC(コンクリート部分)とブロック部分
 壊せる壁などの確認
(どこまで間取りを変えられてどこは触っちゃいけない壁をチェック)

・構造図と断面図
 梁の大きさ
 部屋の高さの確認
 屋上階だと天井断熱があるかどうか
(天井を貼っているのでコンクリートの梁が見えないので結構大切)

・設備図
 既存の水やガスの配管ルートや電気配線などのルート確認
 建物自体連動の報知機があるか確認
(ルートによって、可能なレイアウトがかなり変わってきます)

※古いマンションは図面がないという話があったりちょくちょく図面と
 違うじゃん!!というのもありますw
 基本的には写真には撮っていいとは言ってもらえますが念のため確認
 してくださいね!

3.現状のお部屋の現地調査

※最初に投降した後の追記事項です
図面を描く前にやることがありました!!!
現状のお部屋の現地調査です。
こちらはまず、仲介業者さんまたはオーナーさんにお願いしてお部屋を
観させていただきます。まだ住まわれている場合もありますし空き家の
場合もあります。
空き家の場合はじっくりと長さを図ったりするのですが
住まわれている方がいる場合は、急ぎ目に調査を済ませたいので以下の
ポイントは抑えましょう。

・トイレなどの配管の位置(壁からか床からか)
・給気口、エアコンのルート位置
・窓の大きさ(高さ、幅、床からの高さ)
・分電盤(ブレーカー)の位置
・梁の高さ関係
・火災報知器のものなどがあるかどうか
・水道メーター、ガスメーター、電気メーターの確認
・給湯器の容量確認(基本的にはベランダか、
玄関横辺りについていることが多いです)
・エレベーターの大きさ(搬入の時にどれくらいか分かると
 業者さんに喜ばれます)

4.どういう間取りや仕上げなどにするか図面を描く

なぜ必要かというと、1番はマンション管理組合に工事届を出すために必要になるからです。
あとは自分自身でのイメージにも必要ですし業者さんにお願いする部分があるときは必要になってきます。
※実際、解体前に描きますが、既存図面とも違っていたりすることがあるのである程度の予測をしながら、解体してから改めて図面の調整や水回りに関しては、レイアウトが厳しいこともあるのでココは経験と勘もありますが
いつも開けてみない(解体)と分からないドキドキのタイミングです。

細かく書くと色々とありすぎてどうまとめようか悩んでしまっているので
次回へ続きます。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?