続々々々々・どんぐり王国のお姫さま

あらすじ


 青い稲がそよ風に揺れる夏の午後、帰省中の実家の近所のパン屋のベンチでジュール・ミシュレの『魔女』を読んでいると、木野瀬らくがトングを手にパンとにらめっこしているのが見えた。

 僕は本の途中にパン屋のスタンプカードを手挟むと、推しの様子をしばらく観察することにした。僕はリスナーの鑑なので配信外で推しに話しかけたりはしないが、それに付け加えて、今はトマトとキュウリのサンドイッチを食べている最中なのだ。らくさんは今日も僕の存在に気がつくことなく棚に並んだ焼きたてのパンたちをトングをカチカチと打ち鳴らして威嚇していた。

 もちろん、らくさんは今日も素敵な女の子だった。亜麻色の長い髪に被ったつばの広い麦わら帽子やブルーデニムのサロペットが今の季節にぴったりと似合っている。無造作に突っかけたサンダルも実に涼し気だ。

 らくさんは何度か迷ったすえにクロワッサンを二つトイレに乗せるとアイスティーと一緒にテイクアウトした。僕もサンドイッチの残りを頬張ると急いでパン屋を出た。

 らくさんは茹だるような午後の暑さを気にする素振りも見せずにパン屋の紙袋を提げて閑静な住宅街へと足を伸ばした。街路樹からは蝉時雨のさやぐ声が延々とこだましていた。らくさんはなんの変哲もない住宅街の路地の角を曲がって消えた。僕は額に浮く汗を手の甲で拭いながら推しのあとを負った。

 らくさんの姿はこつぜんと消えていた。

 僕は住宅街の真っ只中にしばらくの間じっと立ち尽くしていた。シャツが汗で背中に張り付くのを感じた。僕はズボンのポケットに両手を突っ込むと頭上に燦然ときらめく真夏の太陽を黙って仰ぎ見た。

 キイ、と金属が軋む音。

 鉄格子の門が半開きのまま揺れている。白漆喰の壁とタイル葺きの屋根が特徴的な西欧風の瀟洒な一軒家だ。庭の芝生は青くかがやき、家の壁には緑のつたが伸びて絡んでいる。僕が手で軽く押すと門は向こう側へ簡単に開いた。家の敷地内へ足を踏み入れるとさっきまで聞こえていた蝉時雨が水を打ったようにしんと静まり返った。街を吹く風の匂いが変わった気がした。

 一応、玄関の呼び鈴を押してはみたのだけれど、家の住人はみな留守にしているようだった。僕はズボンのポケットに両手を突っ込んだまま裏庭の方へ回り込んだ。すると、さっきとはまた別のもっとこぢんまりした小さな裏門がまた半開きのまま風に揺れている。僕は裏門の扉を押し開くと住宅街の反対側の路地へと足を踏み出した。

「わっ!」

 途端、頓狂な声がした。長い箒に跨った少女が僕の背中のすぐ近くであたふたと足踏みを繰り返している。髪に赤いリボンを結んだ黒いドレスの少女だ。箒の先にはかごのようなものをぶら下げていた。少女はなんとか体勢を立て直すと「ごめんなさい!」と切羽詰まった様子で頭をさげた。

「お怪我はありませんでしたか? 私、魔女のキキって言います。こっちは黒猫のジジ」

 少女の肩から顔を見せた小さな黒猫がジロッと僕を見たあと「遅れるよ」とキキを急かした。

「ごめんなさい。これから天国に大急ぎで荷物を届けなきゃいけないの。失礼します!」

 ぶわっ、とキキから一陣の風が吹き寄せたかと思うと、箒に跨った小さな魔女は「きゃっ!」と街路樹に身体をぶっつけながら危なっかしいやり方で夏の青空へと飛び立っていった。僕はキキが遠ざかっていく後ろ姿へしばらく手をかざしていた。このへんにはまだ魔女が住んでいるのだ。

 住宅街の路地を進もうと足を踏み出しかけて、ふと足元を見ると何かが落ちていることに気づいた。ズボンのポケットに入る程度の小さな小箱だ。僕は包装紙とリボンで丁寧にラッピングされた小箱とキキが飛び去った空とを何度か交互に見比べた。キキの後ろ姿は遥か入道雲の向こうへ消えてすっかり見えなくなっていた。

 僕は「参ったな」と小箱をズボンのポケットに突っ込んで近所の家の住人に片っ端から「魔女のキキ」の住所を聞いて回ることにした。三件目の家の老婦人が彼女の住所に心当たりがあると言った。

 僕は老婦人の家で電話を借りてキキの居候先のパン屋へ連絡を取った。が、残念ながらキキは仕事中は電話を持ち歩かないので連絡する手段はないのだそうだ。僕は丁寧にお礼を述べると電話を切った。老婦人が「ニシンのパイはいかが?」と僕へ微笑んだ。キッチンから実に食欲をそそるいい匂いがしてはいたが僕は親切な申し出を謝絶して老婦人へ「天国」への行き方を尋ねた。

「天国ねえ」と老婦人は難しい顔で唸った。「さあ、どこから行くのだったかしら。待って。バーサなら何か知っているかも」

 老婦人が「バーサ!」と呼ぶと、キッチンでオーブンの様子を見ていた老婆の召使いがエプロンで手を拭きながら現れた。

「どうでしたかねえ。たしか新市街から行くんだと思いましたけれど」

 僕は電話のお礼やニシンのパイをご馳走になれず申し訳ない旨を述べると、住宅街の角のバス停にちょうど停車していた新市街行きのバスへと飛び乗った。

 丘陵部の「城」を中心とした「城下町」である旧市街とは対照的に、新市街は沿岸部の「港」を中心とした「交易都市」である。地価上昇の影響で限られた空間に多くの建物を建てざるを得ない事情から旧市街と違って高い建物がずいぶん目立つ。観光客向けのホテルや百貨店が立ち並ぶのもこの新市街なのだ。議事堂や各省の庁舎や裁判所がある官庁街から少し離れた郊外にはどんぐり議会の開催中に貴族たちが仮住する別宅が軒を連ねる高級住宅街や王族が住居する宮殿がある。現在は旧市街の「城」ではなく交通の便のよい新市街の「宮殿」が王室の住居なのだ。宮殿の付近一帯には王室が所有する王立公園が広がっていた。

 僕はビジネスマンや観光客でごった返す新市街のメインストリートを横切ると駅前にあるシティホテルのコーヒーラウンジで「天国」への行き方を尋ねた。バリスタはカプチーノのミルクを泡立てながら「天国ですか」と水平よりやや高い角度へ目線を動かした。

「今の季節は大変ですよ。お客さまが魔女でもない限り」

 僕が「急ぐ用事らしいんです」と答えると、バリスタはカプチーノにネコの絵を描いて僕の前にサーブした。

「じゃあ王立公園からいくしかありませんね。運が良ければ橋が架かっていますよ」

 僕はカプチーノの代金を小銭で支払ったその足で王立公園へ向かった。

 王立公園はどんぐり王国でもっとも古い由緒を持つ公園のひとつである。初代どんぐり王が戦争で負った傷を癒やしたという泉を中心とした公園の遊歩道には「どんぐりの森」が今も古い形のまま残されている。

 僕は両手をズボンのポケットに突っ込んだまま公園の遊歩道を天国へ向かって歩いた。木漏れ日が滴るカフェテラスでは二人の老紳士が涼やかな日陰で午後のチェスを楽しんでいた。白の僧正が黒の猿と王をフォークしている。王を逃がして猿を取らせる他ないがそれにしても苦しい盤面だ。

 僕は遊歩道の途中にある「→天国」と書かれた道案内の看板に従って泉の方角を目指した。高い位置できらめく太陽に手をかざすとクヌギの枝からどんぐりを咥えたカケスが一斉に飛び立つのが見えた。どんぐり王国の湿度が低い気候のせいか日差しの強さに比べて暑さはそれほど感じなかった。

 遊歩道は小さな泉に差し掛かる地点で途切れていた。僕はポケットに両手を突っ込んだまま泉の底から滾々と湧き出る冷たく透明な水をしばらくの間じっと見詰めていた。泉の傍には「↑天国」と書かれた案内板があったが矢印の先には晴れ渡った夏の青空があるのみだ。

 僕がシャツの袖を捲くって湧き水で顔を洗っていると、ポツ、と何かが僕のうなじを打った。空を仰ぐと、ポツ、ポツ、と雨粒が僕の頬を再び打つ。激しく振る雨ではなく、森の枝葉を優しく湿らせる小さな通り雨だ。僕が濡れるのに身を任せて突っ立っていると、さあっ、と泉に何かが降り立つ気配がした。

 虹だ。

 僕は案内板の「↑天国」の道順に沿って「虹」へ靴の底を乗せた。コン、とガラスのような固い手応えが返ってくる。僕は七色に光る虹を一歩、また一歩と登った。森の枝葉の隙間から「虹の架け橋」が夏の空に吸い込まれるように続いているのが見えた。僕は「空が飛べればな」と思った。たしかに魔女でもない限り大変な道のりだ。

 僕は夏の日差しを手で遮りながら虹の橋を黙々と登った。どんぐりの森から空の彼方へ真っ直ぐ伸びている点を除けば虹のつくり自体は本当に公園やそこらにあるちょっとした遊歩道にしか見えなかった。道幅は人が四人ほど並んでも余裕がある広さで、とりあえず真ん中を歩いてさえいれば落っこちる心配はなさそうだ。東京タワーの外階段を登ったときもずいぶん高さを思い知らされたがこれはそれ以上だった。

 どんぐりの森の梢の高さを越えると新市街の背の高い建物が見えるようになる。最初は百貨店やホテルはまだ目線より上にあったが、そのうち同じ高さになり、やがては足元に広がる街並みの一部になった。地平線へ目を凝らすと丘陵地の稜線に旧市街地と「お城」も見える。僕よりずっと低い位置をカケスの群れが羽ばたいて飛んだ。ずいぶんな高さまできたのだ。

 少し行くと、虹の縁に腰かけている「魔女」と出会った。最初はキキかと思ったのだけれど、どんぐり王国を旅で訪れた別の魔女なのだそうだ。僕が徒歩で「天国」を目指しているのを知るといくつかの助言をくれた。雨があがってもちゃんと地上には戻れるから心配いらないとか、そんなことだ。僕が「ありがとう」とお辞儀すると、旅の魔女は「どういたしまして」と澄まし顔を浮かべた。

「あなたも旅人でしょ? なんとなく匂いでわかるのよね」

 僕が「そうだよ」と頷くと、旅の魔女は「なぜ旅をするの?」と尋ねた。僕は「なぜだろうね」と首を傾げた。まさか推しを追いかけているだけだとは言えない雰囲気だったのだ。

「私が旅をするのはね」と旅の魔女は自分の両手をひっくり返しながらじっと見つめた。「みんな旅人には優しくしてくれるからなの。どんな場所でも長く住むとみんな少しずつ遠慮がなくなっていくでしょう。それが嫌なの。だからひとつの場所に留まらず旅を続けるのよ」

 僕が「でもそれは少しかなしい人生だね」と答えると、魔女は「そうなの」と寂しげに苦笑した。

「だから、いずれどこかに腰を据えたいとは思っているのよ。家を借りて仕事を見つけて猫を飼うの。ねえ、どこかにそんな素敵な場所が見つかるかしら?」

 僕が「きっと見つかるさ」と頷くと、旅の魔女は「どうもありがとう」と僕に一袋のビスケットをわけてくれた。僕らは手を振りあって別れた。振り返ると、旅の魔女が箒に跨って次の街へと優雅に飛び立つのが見えた。


 また少し行くと、虹の橋を塗るペンキ職人と出会った。ペンキ職人は「こいつが虹の色のもとさ」と僕に七色のペンキの携行缶を見せた。僕が「大変なお仕事ですね」と頷くと、ペンキ職人は「もちろん」と頷き返した。もちろん大変な仕事なのだ。言うまでもなく。

「お前さん、虹は好きかね?」

 僕は「ええ」と肯いた。実際、僕はお世辞ではなく虹が好きなのだ。雨上がりの空に虹を見つけるといつも素敵な気分になれる。ペンキ職人は「そうかい、そうかい」と汗を拭いながら笑った。鼻先にはペンキの汚れがついていた。

「わしもね、長いことこの仕事をやっているといろんなことを言われるよ。下品な色使いが気に入らないとかね。でも、そのたびにお前さんのような人間がちゃんといてくれることを思い出すのさ。心配いらんよ。わしがきっと雨上がりの空に虹をかけておいてあげるからね」

 僕がさっきもらったビスケットを半分わけてあげると、ペンキ職人は生ハムとチーズのサンドイッチをひとつわけてくれた。僕らは虹のふちに並んで座ると空を飛ぶ鳥の群れを足元に見下ろしながら一緒に休憩した。ビスケットのくずを足元に放ると遥か眼下で鳥たちが群がるのが見えた。

 さらに少し行くと、今度は心を病んだワタリガラスが虹の途中にしゃがみ込んで頭を抱えていた。ワタリガラスは僕に「もう飛べないんだ」と弱音を漏らした。

「もう飛べないんだよ」

 僕が「いったいどうしたのさ」と尋ねると、ワタリガラスは「わからないんだ」と泣きそうな声で首を左右に振った。

「昔はこんなんじゃなかったんだ。僕はずいぶん自由に空を飛び回っていたんだよ。あんまりにも飛び方がうまいんで僕に憧れて真似をするカラスもいたくらいさ。僕もあの頃は調子に乗っていたな。ねえ、こうやって飛ぶんだよ、なんて後輩に飛び方を教えてやったりしてさ。

 でも、ある日、ちょっとしたくせが気になってね。どんなくせだったかはどうしても思い出せないんだけれど、とにかくちょっとしたくせさ。

 で、僕はくせを直そうとしたんだ。簡単なことだと思ったよ。三日もかかりゃしないと思った。でも、やってみるとこれが大変でね。ある場所のくせを直すと別の場所にくせが出て、それを直すと今度はさらに別の場所にくせが出て、最後には飛び方全部をまるっきり見直さなきゃならないことになって……。

 あとはお察しの通りさ。気づくと飛び方がさっぱりわからなくなっていたんだ」

 僕は「でも君はワタリガラスじゃないか」と腕を組んだ。ワタリガラスは生まれながらに飛ぶ力を持っているのだ。他の鳥たちよりもずっと強く。ワタリガラスは「まあね」と羽の先でくちばしを擦った。

「僕も何度も飛ぼうとがんばってはみたんだよ。でも、やっぱり無理だったね。どうしても上手くいくイメージが浮かばないんだ。問題はイメージなんだよ。かつて僕の中にあった完璧な飛翔のイメージが今ではもう完全に崩れ去ってしまったんだ。地図をなくした旅人のようなものさ」

 僕が「今でも地図はなくしたままなの?」と尋ねると、ワタリガラスは「いや」と首を左右に振った。

「はっきり言って前のよりずっといい地図ができた手応えはあるよ。でも、やっぱり実際に飛んでみなけりゃなんとも言えないね。かと言って実際に飛ぶことを考えるともう少しデテールを詰めておきたいという考えもやっぱり僕としては――」

 僕は面倒臭くなってワタリガラスの背中を思いっきり蹴り飛ばした。ワタリガラスはもの凄い絶叫の尾を引きながら虹の橋から落ちていった。僕はズボンのポケットに両手を突っ込んで足元を見下ろした。すると、翼端から飛行機雲を伸ばしたワタリガラスが凄まじい勢いで急浮上して僕の鼻先を掠めた。

「あやうく死ぬとこだ!」

 僕は「飛べるじゃないか」と肩をすくめた。ワタリガラスはひとしきり文句を垂れたあと僕と一緒にペンキ職人がわけてくれたサンドイッチをむしゃむしゃと頬張った。ワタリガラスは水筒に入った熱い紅茶を僕に分けてくれた。素晴らしくよい匂いのする紅茶だった。

 ワタリガラスと別れてもっと先へ進むと、虹の橋の先が急にうっすらと煙って見えた。雲の底に到達したのだ。僕は外套を持ってくればよかったなと思いながらズボンのポケットに両手を突っ込んで雲の中へと足を踏み入れた。

 雲の中は一歩先も見えないほどの真っ白な闇だ。僕は虹の橋を踏み外さないように慎重に歩みを進めた。しかし、稲光と雷鳴が耳目を驚かせるたび、その場に立ち止まって何度も深呼吸を繰り返さなければならなかった。僕はペンキ職人の顔を記憶の底から呼び起こした。この虹はあのペンキ職人が塗った虹だ。真っ直ぐ進めば絶対に落ちっこないのだ。

 一歩、また一歩と歩みを進めるうち、白い闇は次第にその濃度を減じさせていくように思えた。その代わりに見えるのはどこまでも続く澄んだ青い空の色だ。地上から見上げる空とは違って「青」は混じりっけなしに深く澄んで見える。ちょうど足元の高さに水平線の彼方に向かって雲海が真っ直ぐどこまでも続いているのが見えた。

 僕はズボンのポケットに両手を突っ込んだまま雲海に渡された虹の橋をしばらく歩いた。はあ、と吐く息が白く凍った。エベレストの山頂よりもずっと高い場所にいるのだ。だんだん遠くに何か小さな建物が見えてくる。さあっ、と頬を何かのが撫でた。真っ白なユリの花弁だ。雲海の上にあったのは「空中庭園」なのだ。正方形の庭園に真っ白なユリの花が咲き乱れていた。

 空中庭園の四阿では、瀟洒な白いワンピースを身に纏ったらくさんが左右の手を黙々と動かしてレースを編んでいるのが見えた。ずいぶん細かな編み物だ。ああいうものを見ていると「ああ、推しも女の子なんだな」と思える。

 僕が推しを遠くから眺めていると、背後で「あっ」という声がした。箒に跨ったキキが僕と同じ高さにゆっくりと降りてくるのが見えた。僕はズボンから例の小箱をキキへ差し出した。キキは「ありがとう!」と胸の前で手を組み合わせた。

「タティングレースを編むのに使うシャトルなの」

 僕は推しとキキが空中庭園の四阿で和気あいあいとタティングレースを編む姿を虹の橋からのんびりと眺めた。どこからどうみても「尊い」と呼んで差し支えのない光景だ。

「やっぱりどんぐり王国のお姫さまなんだよなあ」

 僕が「どう思う?」という感じで黒猫のジジに視線をやると、ジジは「ふん」と気取った調子でそっぽを向いた。こんな素敵なロケーションでタティングレースを編んでいるのがお姫さまじゃなかったら逆に驚く。あるいは、天使なのかもしれないけれど。

 よって、木野瀬らくはどんぐり王国のお姫さま。


 H.F.A(一周年おめでとう)


◆木野瀬らく◆
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