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「クリエイティブ・サロン」に見立てる:文化施設 PPP⑧

こんにちは noteメンバーシップ:ツギ・マチ・ラボ(次世代の都市・街づくりラボ)を運営する松岡です。
文化施設のコンセッションのあり方を考える第8回は、文化施設を「クリエイティブなワークプレイス」に見立てる提案です。
よろしくお願いします。


【内容】

⑴ オフィスワークの質の変化

⑵ クリエイティブな視野の提供

⑶ 街のクリエイティブ・サロン



⑴ オフィスワークの質の変化

コロナ禍を経て、リモートワークとE コマースとが定着しました。

これまでのように、出社を前提とした「快適なオフィス」ではなく、「わざわざ出かける価値のあるオフィス」が求められています。

さらに商品・サービスのライフサイクルがどんどん短命化し、母体となる企業寿命も20年程度と短くなってきています。

会社には、常に新規事業開発が求められているのです。

事務処理的な業務は、自宅で済ませ、オフィスワークに求められるのは、クリエイティブなグループワークではないでしょうか。

利便性や規模性だけでなく、「如何にクリエイティブな環境を提供できるのか」が求められているのです。


⑵ クリエイティブな視野の提供

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