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Feelin'goodな仕事スタイルを求めて

毎週テーマを決めて、みんなでnoteを発信するキャリコンサロン編集部マガジンの日曜日担当荒巻です。
今回のお題は #理想のリモートワーク  
最後までお楽しみいただけたら幸いです。

今までの働き方

突然ですが、夏の終わりに仕事を辞めました。
その仕事については以前noteに書いていたので、よろしければそちらを。

簡単に辞めるには、まだまだ経験していないことが多すぎるとも思った。
この決断が「前進」なのか「逃げ」なのか、最後の最後まで自信がなかった。

でも、決めた。次に進もうと。

キャリアコンサルタントとしてライフキャリアの話をするときは、「まずは自分の持っている価値観を整理してみましょう」という話をする。

私自身も定期的に自分の価値観を見直しているが、ここ数年の核となるのは
『前進(成長)』『ワクワク感』『役割を果たす』というところだった。
とにかく、自分がやりたいことを好きなだけやり、自分自身の充実と成長を感じたいと思っていた。

しかし、今この時代、withコロナの時代に、わたしは自分自身が果たすべき役割がなんなのか、わからなくなってしまった。
そして今までになく、年取ったなぁと感じることが多くなった。

前だけを見ることよりも、今の環境をもっとていねいに見つめて大切にしてみよう。自己実現につながるのは、仕事だけじゃない。
仕事と私生活の『バランス』に重点を置いて暮らしてみようと決心した。

辞める前、ああでもないこうでもないとモヤモヤ思考を繰り返し、とはいえ、何が一番辛かったのか自分の感情を深堀ってみると、以外にも、一番引っかかっていたのは「通勤」だった。

いい大人が、会社へ行くのがイヤ、とか、大丈夫か自分!?とも思った。

しかし、昨年の緊急事態宣言が出てからというもの、周りではリモートワークが進んでいる。日本は世界に比べてIT後進国だと揶揄されながらも、ジリジリと出勤しない働き方がスタンダードになってきているのは事実だ。正しい流れだと思う。
事情はあれど、特定の場所に集まる就労スタイルを崩さない組織や個人は、安心して働き続け利益をあげるのは難しいのではないか。少なくともコロナが一定の終息を迎えるまでは、視点を変える必要があると思う。

家にいたい、という自分の気持ちに正直になってみようと思った。

余談だが、わたしには大学生の息子がいる。彼には、学校へ行って、不特定多数の人たちと、不要不急の時間を過ごしてほしいと心から願う。

集まることが悪ではない。
でも、今までやってきた、出勤してそこに居ることで報酬が支払われる働き方ではなく、自分が提供する価値に対して支払われる仕事の仕方、人と会うことで生まれるエナジーに頼らない仕事スタイル、というのを個人として試してみようと思った。

憧れのリモートワーク生活のスタート

と、いうことで、退職し、8月からほぼフルリーモートで働き始めた。

言うは易く行うは難し、という言葉通り、夢のリモート生活は簡単には波に乗らない。

最初は開放感から、好き勝手な時間に起きて好き勝手なスケジュールで働いた。毎日が夏休み。まさに理想的!と思いきや、生活リズムが乱れ、仕事も予定通りにいかない。運動不足も加速して、体調がよろしくない。
小学生の時に言われた、規則正しい生活の必然性を体験した。

そして、家事と仕事のバランスもうまく取れない。
ずっとうちにいると、今まで目をつぶっていた家事のアラが嫌でも目に止まる。
自分以外の家人が家に居れば、常にご飯のことを考えている。
家庭内は今までになく、居心地の良さを保てるようになったけれど、なんだか雑事のせいでいつでも仕事をサボっているような不安感に襲われ続けた。
子供が小さかったり介助が必要な人のいるご家庭では、もっと深刻なんだろうなと推測する。

また、今更ながらにタスク管理は重要なことだと実感。フリーだからリモートだからということではなくて、「自分の仕事を知ること」=「自分のできることを知ること」につながるので、意識してやっておくべきだった。

理想のリモートワークを目指して

リモートの達人にアドバイスをもらったり、一つ一つ失敗し改善することで、少しコツが掴めてきた。
お気に入りの文房具を使い、お気に入りのクッションと飲み物を用意。
現在、平日の決め事は以下の通り。

・朝6:00に起床 ストレッチか瞑想
・朝ごはんを食べながら、1日のスケジュールを確認する。
・仕事時間は基本的に月〜金の9:00〜18:00 
 途中、お昼ご飯と休憩、そして洗濯物を取り込んだり時には買い物もOK
・平日に出かける用事がある時は、他で時間をとる
・夜は飲みすぎない  ←重要!

そして、こだわっているのは、「仕事時間」にはお金をもらう業務以外も含んでいること。

現在、メインの仕事として企業研修の事務全般を請け負っている。
それ以外に、ボランティアで母校の同窓会活動や趣味のコミュニティの運営のお手伝いをしている。自己研鑽のための勉強会や、文章を読む時間も「仕事時間」にカウントする。
もちろん優先順位はつけているけれど、どれかの活動を犠牲にせず自分の熱量を忘れないように、そう決めている。

今後、もっと打ち込める仕事や趣味に出会った時には、喜んで残業するだろう。
それが自分の意思なら、ブラックな働き方ではないと思うから。

みんなのFeelin'goodな生活を夢見て

今日も朝のルーティーンを終えて、仕事を始める。
メールチェックの後は、このnoteを書く。
天気が良い。遠くに、公園で遊ぶ幼児の声がする。
ランチは近所を散歩して、テイクアウトしようと決めている。
最近お気に入りの藤井風くんのMVを流しながら、集中して書く。

心地よい生活、というのは、一人一人違うだろう。
でも、私たち大人が働き方や生き方に試行錯誤を繰り返すことで、次の世代の人たち、これから長い旅路の中でいろんな困難や幸せに向き合っていく人たちにとってのヒントや安心につながればいいな、と思う。

まずは、ここが海辺の街や高原のコテージだったらいいなぁ、と妄想する。
(※もちろん、安定したWi-Fiが確保できてあまり時差がない、という最低条件は譲れないけど笑)


#理想のリモートワーク #リモートワークの日常 #習慣にしていること #ライフスタイル #キャリコンサロン編集部


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