2021年2月27日『エレガンスマシマシ』

　ナポリタンとグラタンとサンドイッチが揃えばそりゃエレガンスとも言いたくなる。この構成は長崎名物トルコライスと一緒だ。ナポリタンとピラフとトンカツの三種の神器、あれも紛うことなきエレガンスだ…。

　現実は何もエレガンスではない。

　土曜日、昼前の起床。寝すぎた。肩が痛い。今日もなにも進捗のない日なんだろうと思いつつのっそり布団から出る。弟は卒業式明けの今朝帰ってきたようで、疲れ果てて眠っている。ずっと真夜中に夜遊びするのはもうやめてほしいと何度も言ったが、夜しか自由に遊べないという意見ももっともだ。

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 近所の喫茶店に行くと、ショーウインドーに「エレガンス」と名付けられたプレートランチがあった。1200円とは強気な値段設定だが、私はそのエレガンスと言う名称に惹かれた。英語で「上品な」「洗練された」という意味らしい。何が上品なのやらといった感じだが、スペシャルとかグレートとか安易な名称にしなかった点は素晴らしいと評価せざるを得ない。そこはかとない昭和のかほりをムンムン感じてしまった。

　エレガンスでなくていい、泥臭くていいから、回り道してもいいから、どうか前向きに頑張りたいものである。