カバンに入れたチョコレート

　今日1日、カバンにチョコレートを入れた状態で過ごした。つくづく思うことは、｢冬で良かった｣ということ。だって、今がもし夏だったら、1日中カバンの中にチョコレートを入れていたのならきっと溶けてしまうから！

　"カバンの中にプレゼントのチョコレートを忍ばせている"という状態は、それだけでとってもメルヘンチックなステータスである。何かヤなことがあったとしても、(でもカバンにチョコレートあるから)というファンシーな隠れ蓑で逃げ切ることができるから。

　私は、カバンに入れたこのチョコレートを大事に無事に家まで持って帰ることが何よりの使命(ミッション)だ。
　今日はバレンタインデー、横に座ってるこの人も実は、密かにチョコレートを懐に忍ばせている、つまるところ、ミッション遂行にあたる"仕事人"なのだと思うと、ちょっとだけ世間を愛おしく思えたりする。