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2023年5月31日の日記

「流刑地」と書いて「るけいち」と読む。りゅうではなく「る」。なんだか洒落てる。スラムダンクの流川も「る」だし、BLEACHの流魂街も「る」。もしバンドを結成することがあったら、「流刑地」って名前で音楽をやりたい。編成はギターとベース、ドラムのスリーピース。わけのわからない歌詞を気持ちの悪い音に乗せて、薄汚い地下の繁華街の奥底でひっそりとライブなどをやっていたい。

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 この世は流刑地だ。いつかのどこかの世界でなんらかの罪を犯したから、人はこの世界に生まれてきたんだろう。みんな罪を償うためにこの世を生きてる。そう思うと何だかこの世も大したことないように思えてくる。退屈な日々からみんな誘って逃走しよう。

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 改札にICカードをタッチする時、私は毎回べったりとくっつけて通る派だ。だって反応しなかったら怖いから。でも周りの人達を見てると、ICカードが改札に接地するかしないかのギリギリを攻める人や、信じられないくらいフェザータッチな人も結構いる。それこそ「初デートのときか!」とも言いたくなるような。
 改札が反応するか否か、そのギリギリを攻めた結果案の定改札が反応せずに引っかかる人も何回か見た。初めて手を繋ごうと緊張の中それとなく距離を詰めたら、ものの見事にあしらわれる。そんな思い出が蘇るような帰り道。

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