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行きたい場所はあるけど、どこにあるのか分からない!という話



こんにちは、ソイラテです。



今日のハッシュタグトーク
テーマは
#一度は行きたいあの場所



行ってみたいなーと思う場所は、色々ある。
また行きたいなーと思う場所も。


例えば、京都旅行に行きたいし、沖縄にも行ってみたい。

海外なら建築物が素敵なヨーロッパ、もしくはThe南国!って感じのところに行きたい!


直近で言うと、市内にあるミストシャワー常設の温泉施設に行きたい。
南国からの飛距離。




でも、一度は行きたい場所と言われて真っ先に思いついたのは、三重県。



おそらく、父のお墓があるはずの場所。





なぜ「おそらく」なのかと言うと、私は父に関する記憶が一切ないから。



父は私が物心つく前に亡くなってしまったので、一緒に過ごした記憶も無ければお墓の場所も分からない。

知ってるのは名前と生年月日くらい。
それも成人してから、戸籍謄本を見て知った。

あ、顔は知ってるわ。


私が生まれて2、3年ぽっちの分だけで、実家には床が抜けるんじゃないかと思うくらいの写真があるから。

幼い私の何気ない日常を、父がこれでもかというくらい記録してくれていたから。


ちなみに1歳の私は娘とそっくりで驚いた。
目元は次女と一緒、口元は長女と一緒。

髪の毛が長くて、目がくりくりで、色白で。
恥ずかしがり屋さんなのか、お外の写真ではいつもお父さんかお母さんにしがみついていた。

家ではよくハワイアン柄の黄色いノースリーブワンピースを着てて、お手伝いをするときは白い三角巾をしてた。

冬は黒のエプロンドレスにお団子スタイルが定番だった。

つまり幼い私は最高に可愛かったぞ!という自慢です。





さて、話を戻そう。

父については、今からでも母親に聞けばいろいろ分かるんだろうけど、母にはもう既にパートナーがいるし、今更聞くことで嫌な思いをさせるのではと思うと、なかなか聞きづらいものがある。

母のパートナー、つまり今の私の父親は、血の繋がりが無くても心から父親だと思える人。
私たちを大切に思ってくれている人だからこそ、2人の前で「実のお父さんのお墓ってさ〜」とは言いづらい。


聞きづらい言いづらいで10年近く経ってしまった。




こうなるともう、自分のなけなしの記憶を頼るしかない。


最後にお墓参りに行ったのは多分、6歳くらいの頃かな。
正直、これも明確な記憶があるわけではないし。


そもそも6歳って、普通は記憶があるものですか?

それで言うと私、8歳くらいまでの記憶ほとんどないんだが。


でもとにかく、お墓に行ったのはなんとなく覚えてる。
少なくとも一度行ってるのだから、お墓、あるにはあるはず。

だけど、詳しい場所が分からない。
正直言うと、お墓の場所が三重県かどうかさえ怪しい。

父の生家は三重県だけど、もう無くなってるだろうし。

十数年前までは父の親族から年賀状が届いていた気がするけど、それも途絶えてしまったのかここ最近は一切見なくなった。


詰んだァ。




私は決して信心深い人間ではないし、お墓も無いなら無いで構わないというタイプ。

だけど昔から、ふとした時に「お父さんのお墓…」と思うことがある。



だから、いつかもう一度行きたいな、と思ってる。




幸い私は実子なので自分の戸籍謄本を取れば多少の情報は得られる。

その情報と、実家の莫大な写真と、ネットの力、この3つがあれば、お墓に辿り着くのは不可能ではない気もする。



一度だけ、本気を出して探してみようかな。

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