エンジニア実践英語「エイヤー」
「この数字どうやって決めたの?」
「これはエイヤーで決めました。」
日本では特に年配の現場の方が使っているのを聞いたことがあるのではないでしょうか。
「だいたいで」「思い切って」「ざっくりと」「経験的に」というような意味ですね。
文字通りエイ、ヤーと掛け声をあげながら決めるということが語源という噂。
さて、英語で仕事をしていてエイヤーを使いたい場面ではなんて言いましょう。
私がよく使うのはこの2つでしょうか。
rule of thumb
直訳すると親指のルールですが、確かな根拠はないけれど経験や勘に頼って何かを判断したり、何かを見積もったりするときに使います。語源はどうやら17世紀に様々な取引における量や長さを親指を使って測っていた、ということに由来するようです。
例;As a rule of thumb, this dimension shall be 3 cm.
https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/rule-of-thumb
guesstimate
こちらは読んで字の如く、Guess(想像) とEstimate(見積もり、推定)をひっつけた言葉です。Estimateと言うには論理的な根拠が足りないけど、全くの想像ではないよ。という場合に使えます。
例;This is my guesstimate but, the budget for this year is 1M$.
https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/guesstimate
どちらかというと、rule of thumbの方が経験や勘に頼りました、guesstimateの方は100%確かなデータや根拠に基づいたわけではないけど頑張って考えたよ(フェルミ推定したよ)というようなニュアンスの違いがあると思います。
もっとこんな使い方あるよ!フレーズがあるよ!これは違うよ!というフィードバックお待ちしております。
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