映画「恋人までの距離(ディスタンス)」が最高!
マイベスト恋愛映画って何かな?とふと考えてみた
Xのポストに唐突に
「恋人までの距離(ディスタンス)」が出てきたからだ
これは僕のベスト3に入る恋愛映画である
残り2つは何かなと考えてみた
やはり
「恋人たちの予感」かな
そしてもう1本あげるとすると…
この3本目は難しいが…
「ジョーブラックをよろしく」かなと
そんなわけで
今回は「恋人までの距離」の話しをしようと思う
1995年9月2日に日本公開というと
僕が大学4年生の時である
9月というと僕の人生初の就職活動は多分終わっていて
株式会社アミューズに内定も決まっていた時だったと思う
長い長い大学4年生の夏休みのさなかに公開された映画
それが「恋人までの距離」である
監督はリチャード・リンクレイター
主演の2人は今ではすっかり渋いおじさん俳優になった
イーサン・ホークと
俳優というより監督になりつつあるジュリー・デルピーである
ぼくは公開当時、このジュリー・デルピーを一目で好きになった記憶がある
役柄なのか、本人の資質なのか
でもきっと本人の持っているものだと思うが
可愛いらしさ、知的さの中に色気があり
ちょっとした仕草や目の動きで表情というより感情がかわる感じが素敵だった
そういえば「キリングゾーイ」のジュリー・デルピーもよかったなぁ
でこの作品
何が最高かというと
偶然に出会った2人が1日しかない時間を共に過ごすという企画と
そんな2人のキャラクターに裏付けされた会話のやり取りなのが最高です
もちろん夏のウィーンの風景という情景もあるのだが
だんだん近づいてくる2人の会話の距離感や
終始ジュリーにリードされっぱなしではあるが
イーサンの不器用な感じや
そんなイーサンを愛おしく感じてしまうジュリー
そんな2人の何気ない会話が本当に素敵だった
特に印象に残っているところは
レストランでそれぞれの友達に架空の電話をかけるシーンである
2人の距離感は縮まりながらも
まだお互いに自分の気持ちを伝えてない
そんな中でのこのシーン
ジュリーからイーサンに対しての告白
そしてそれを受けてのイーサンの告白
親友に電話をしているという設定なので
自分の気持ちを正直に言え
しかもその言葉を受けて
親友という設定の相手が自分の気持ちも伝えることができる
僕の映画史上でも最高のシーンである
ちなみに
僕はこれを実際の恋愛でも使ったことがある
本人は忘れてしまってると思うが
今の奥さんと付き合っている時である
結果は上々でしたよ 笑
そんないろんな思い出の詰まった僕のベスト恋愛映画の1本でした
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