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優三さん ありがとう

いきなりですが、優三さんとは、
今放送されている朝ドラ「虎に翼」のヒロイン寅子(ともこ)の旦那さんです。


私は、「半分、青い」で朝ドラにはまってからというもの、朝ドラはなんやかんや見続けています。

今回の朝ドラ、出てくる人物の人柄も素敵だし、舞台設定も、笑いあり涙ありなところも、とっても大好きです。


寅子は、男性弁護士しかいなかった日本の昭和の時代に、女性弁護士になられたという方です。

とっても芯が強くて、家族想い、友人想いの女性ですが、当時は男性と女性の立場にとても明確な差があった時代。

しかも寅子が進む法律の世界には、それはもうたくさんの、理不尽な男女の違いがあって、

はて?と疑問を持ちながら、法律に向き合っていきます。

まだまだこれからなので、先が楽しみです。


ちなみに寅子は伊藤沙莉さん、優三さんは仲野太賀さんが演じています。



これからご覧になる方もいるかもしれないので詳細は省きますが、優三さん、

とってもナイスガイなんです。


とにかく優しい!!!

緊張するとお腹壊すので、寅子と一緒に目指していた弁護士の試験は全然受からなくて。

優三さんは何浪もしているのですが、寅子が弁護士試験に受かったことを機に、諦めて別の道に進みます(その後面白い理由で結婚しますが、優三さんはずっと寅子のことが好きでした。
優三さんには親がおらず、寅子宅に居候していたのです)。


同じく朝ドラをみている母が、

「優三さんみたいな人と結婚したかったな」

と言っていました。

私の父は他界していますが、破天荒で優三さんみたいな人ではなかったですね\\\\٩( 'ω' )و ////
(ドンマイ!笑)



朝ドラでは、先週?あたりから、第二次世界大戦が描かれています。


ある日、優三さんのもとにも赤紙が届き、出征することになりました。


寅子は、結婚後も、妊娠中も、弁護士の仕事に勤しんでいました(その後戦争や、出産のため辞職)。
優三さんとの結婚も、依頼人から社会的信用を得るためという合理的な理由でしています。


赤紙がきたときに寅子は、自分はこの人のために何かしてあげられたのだろうかと思い、土下座をします。
自分のわがままで結婚させてしまった、弁護士の道を諦めないように言わずに申し訳なかった、などなど懺悔をします。


そんな寅子に、優三さんはこう言いました。

「トラちゃんができるのは、トラちゃんの好きに生きることです。
また弁護士をしてもいい。違う仕事を始めてもいい。優未(一人娘)のいいお母さんでいてもいい。
僕の大好きな、あの、何かに無我夢中になってる時のトラちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること。
いや、やっぱり頑張んなくてもいい。トラちゃんが後悔せず、心から人生をやり切ってくれること。それが僕の望みです」



。・°°・(>_<)・°°・。


こんな風に包み込める、というか、自分もありのまま生きて、人のありのままも大切にできるような、そんな人になりたいっ!!!


優三さんパワーをめっちゃ受けていた私。


今週上司が、とある患者さんとどんな風に会って関係を築いていこうかと悩まれていて、
どうしたらいいかなぁ、あの患者さんが好きな〇〇みたいな髪型にして、メガネも変えて、ちょっとシュッとして行ったらいいのかなぁ・・・って若干冗談をいいながら話をしていた。


私も、「じゃあコスプレでもしていきますか〜」とかノリつつ。

でもふと、



「ありのままがいいのではないですか?」



と思って。


そう思った理由は色々あるのですが、
気づいたらそのまんま上司に言っていました
(20歳弱上の上司に偉そう〜〜〜〜〜ですねぇ!!!ごめんなさい!)


また話は変わりますが、

失敗しちゃいけない、迷惑かけちゃいけない、出る杭になってもいけない、周りに合わせないといけない、とか、
気づいたら自分の気持ちや人生が置き去りになっていることってないだろうか。


優三さんの言葉は、自分の人生を生きたいと思っている人々に寄り添うメッセージなのかもしれないなぁと思い、噛みしめています。


もちろん色々な人生があるので、

なにがありのままかは分からないし、十人十色ですよね。


周りの人を幸せにするために生きるのも、とっても素敵。


瞬間、瞬間の気持ちをありのままに感じよう、事実は事実としてそれ以上でも以下でもなく受け止めよう。


そんな風に思いました。



でもどうしよう、上司にあんなこと言って、生意気ィィイイ!!!って思われてたら:(;゙゚'ω゚'):!!!!笑


(さっそく人目を気にして生きてる)


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