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1次~3次産業を全部経験したら、人を想う気持ちが増した【着地不能】3、そしたら次にやりたいことが見えてきた【2020.4】4

着地不能。経済価値がチラつかない無目的な喜び状態。人と人との繋がり。俺は何がしたいのか。

無職になって、ずっとモヤモヤしていたこの感覚がようやく一区切りつきそうになってきた。

自分の理想の生き方を探すための思考と行動【着地不能】1


これらの思考を、

今までに経験してきた1次産業・2次産業・3次産業をすべて繋げてまとめてみた。


・昨日の積み上げ

早津みかん園 防風林剪定、加工みかん出荷
◆読書
 『はじめの一歩を踏み出そう』(マイケル・E・ガーバー)
 Kindle『経営計画書は一冊の手帳にまとめなさい』(小山昇)
 Audible『起業1年目の教科書』(今井孝)

俺は今まで

・1次産業(農業・・・みかん農園)

・2次産業(製造、インフラ・・・ガス、水道、設備関係)

・3次産業(小売、サービス、通信・・・住設機器販売、HP制作)

に携わってみた。

そして、その中で一番惹かれたのが ” 1次産業 ”

原体験は、知り合いの ” いちご農家 ” の苗植えのお手伝いだった。

農家の温かすぎる繋がり

元勤め先の先輩が毎年お手伝いされている近所のいちご農家さんで今年も苗植えをする。

でも自分が都合で行けないからと、

先輩から僕にお声掛けがあった。

僕は今フリーランスなので、自分の時間は自分で決められる。

特に予定もなかったし、農業に関わる機会なんてこれを逃したら二度とないかもしれない。

そんな(軽い)気持ちで、行ってみることに決めた。

***

当日、久々の早起きで重たい目をこすりながら現場(畑)に到着した。

知らない人しかいなかったけど、「○○さん(先輩)からの紹介で・・」と言ったら、「あぁ~!」とすぐに受け入れてもらえた。


周りを見渡すと、

おじいちゃん や おばあちゃん。 や おばあちゃん。

ひとりのおじいちゃんが、

「もうひとり若いのが来るから」

と言っていたので楽しみに待っていたら40歳くらいの中堅作業着兄さん。

(「若いの」…?)

こうして1次産業は高齢化が進み、後継者がおらず、おじいちゃんおばあちゃん達が畑を手放して、衰退していくみたい。


とりあえず、みんなで力を合わせていちごの苗植え作業をがんばった。

力仕事は " 若い衆 (28歳と40歳(推定))” で。

内心、“俺なんかが行って、役に立つのかな?” と思ってたけど、たぶん “若いの” がひとり居ないだけで作業時間は倍くらいになるんじゃないか、というくらいのスターティングメンバーだったので、力にはなれたんじゃないかと思う。

作業自体は、みんな和気あいあいとしていて、とてもやりやすかった。

むしろ気持ちが良かった。

それは久しぶりに体を動かしたから、

という理由だけではないような気がした。

みんなが協力してやっていたからだと思う。


当たり前のことかもしれないけど、

「大丈夫ね?ちょっと休憩しとかんね(休憩してていいよ)!」とか

自然に、

隣の人のことを想って、

出てくる言葉たちが温かかった。

そこには損得は無い。人が手段化していない、本当の姿があるような気がした。

" この人たちとまた作業したいな "

" 農業(1次産業)、おもしろいかも "

と、なんとなく思った。

俺が大切にしたいこと

俺は物心ついたときから

"  人と人との繋がり "

をすごく大切に思ってきた。

俺のこのツイートを見てほしい。

何をやるかよりも誰とやるかのウエイトの方が今は大きい。

「何をやるか」じゃなくて「誰とやるか」を大事にしたい【着地不能】2

なんで農業に心を惹かれたのか?

農業には "  人 " がいる気がする。


1次産業から、2次産業・3次産業へ進むにつれて、

商品がモノやサービスになるにつれて、

人が人じゃなくなっていくような気がした。


インフラ(2次産業)をやってるときも、

料金プランだったりガス料金だったり競合との顧客の奪い合いだったり

結局「カネ」。

会社は売り上げを上げれば社員が幸せになると思っている。

そのためにKPIとかルールとか会議とか増やして、社員は疲弊していく。

目標を達成するためにと、手段が目的になっていくことに気づかない。

疲れた社員は自分の業務やKPIで精いっぱいになっていき、周りを気遣う余裕もなくなっていき、お客様にも迷惑をかけだす。

クレームが出れば、社内のコミュニケーション不足が問題だと言って、部署間でコミュニケーションをとるためのルールが作られる。

社員(人間)を何だと思っているんだろうか?

わざわざそんなことをしなくても、人は人を想うことができる。それをできなくしている環境を見直そうや。


HP制作(3次産業)をやったときも、クラウドソーシングや制作会社の案件は、スキルとお金の交換。

ひとりで黙々と作業をし、

納期内に納品して終わり。

また次の営業をしていく。

それ以上の発展は無いこともある。

プログラミングはやっていて楽しかった。

けどやりとりは無機質だった。


お金の為と割り切れば別にそれでもいいかもしれない。

あと、やり方次第ではあると思うし、それでうまくいってる場合もたくさんあると思うし、うまくいく方法を考えないのはただの逃げだと思われるかもしれない。

でも俺は、人間の経済活動の原点は、人が人として存在している1次産業的な仕組みの中にあると感じてしまった。

無目的に、隣の人を想う気持ちがあると感じてしまった。

それをもっと深くまで見たくなっている自分がいた。

6次産業とは何か?俺は何をするか?

1次産業(生産) と 2次産業(加工) と 3次産業(流通・販売)

をワンストップでやるのが「6次産業」らしい。

全ての数字を掛け合わせて「6」という数字が生まれた。


そこで俺は、

住み込みバイトをしていた早津みかん園でみかんや農業の勉強をさせていただきながら、

早津みかん園のみかんを利用して、

フレッシュジュースの販売をやってみようと思っている。

2019年の11月から4ヶ月弱にわたってお世話になってきて、

日々の手入れの根拠もなんとなく教えてもらいながら、

現場レベルで繋がりも思い入れもあるこのみかんに、

何よりも、とっても美味しいこのみかんに、

力を借りる。


そうなると本格的に「商売」をすることになる。

経験したことはないしノウハウも分からない。

けど、目の前のやるべきことを、自分の頭で考えて、しつこく、徹底的にやってみよう。

販売スタートは博多で

2020年4月からなんかやろう的なことを書いていたけど、

来年の4月からなんかおもしろいことやります【2020.4】1


先日「軒先リヤカー研究会」(@nokisaki_riyaka_kenkyujo)というので知り合った、

博多駅から徒歩5分の「洋食堂はなや」さん

とのコラボからスタートする方向で準備を進めている。


やろう。

イベントにも出店していこう。


お店の片隅や九州のイベントとかで

みかんのフレッシュジュースを売ってる若者を発見したらぜひお立ち寄りください。


インスタ


noteマガジン


で告知していきます。


#150日チャレンジ

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