【2021年度 最新版】0-10Studio メンバー紹介① 吉本亘輝(よしもと こうき)
しあわせに、なるんじゃなくて。しあわせだと、気づくこと。
こんにちは。近畿大学2年の栗林寿樹です。
今回紹介するのは3年生唯一の男子メンバー吉本亘輝(よしもと こうき)さんです!
毎度参加者は100名超!我が0-10studio(以後ゼロテンと略します)屈指の大人気シリーズ「0から始まる○○講座」の生みの親である亘輝(こうき)さん。今日はそんな彼にインタビューし、魅力をどんどん深堀りしていきます!
まずは簡単にプロフィールから。
世にも簡単なプロフィール
名前:吉本亘輝 (よしもと こうき)
誕生:2001年1月30日
学部:経営学部
趣味:旅、スパイスから作るカレー
出身:大阪府の小さな工業地
・エピソードが出てきすぎる男。
小さなころは、地元の子とよくこじんまりした公園で遊んでいたそうです。砂場でお城とか作っていたんでしょうか。何ともほほえましい話ですね。
最近ハマっていることは、ゴミ拾い。先輩に誘われて兵庫県明石市の海辺のボランティアに行った際、価値観の違う色んな人と出会えたのが楽しかったんすよね。とこうきさん。日本の未来のため、ゴミアートを作る人のため。ごみ拾いはまさに夢拾いなんよ。
食への飽くなき探究
「一番好きなのはフライドチキンっすねー。」
これは僕の偏見ですが、日本人でフライドチキンを大好物・一番に持ってくる人、会ったことあります?ないですよね。僕はありませんでした。
とにかく好きなのは軟骨。骨が好きなんすよね。顎が強くてさ!と彼。
結構太めの魚の骨も食べちゃうらしい。いや、それはさすがに・・・ちょっと僕では共感できませんでしたが、全国の骨スキのみなさんは首がもげるほど頷いてらっしゃることでしょう。
いやでもなんか・・・それって何だか犬っぽ・・・(記者の脳内)
僕が先輩相手に失礼な考えを膨らませていた刹那。
なんか俺、犬みたいじゃない?!
なんと。この方は人の思考まで味わうことが出来るのでしょうか。すみませんでした。この場をお借りして陳謝いたします。ちなみに犬っぽいというのは全然悪口とかじゃなくてですね、まあほら寂しがりやで可愛らしい彼氏のことを「犬っぽい」とか形容することがあるじゃないですか(オタク特有の早口)
フライドチキンということは、ケンタッキーが好きなのかな?と思いきや、案外スーパーに売ってるお惣菜のやつが好きだそうです。
──じゃあやっぱり、おこだわりの食べ方とかあったりするんですか?(記者)
僕が間違いだったのです。この人に、こんなことを聞くなんて。こうきさんは滔々と語りだしました。そう。こだわりすぎたフライドチキンの食べ方をね。
まず周りの肉を全て食うんだ。
いや、そこで終わりだよ、普通。
しかし彼の喋りは止まらない。え?まだあるんですか?
そして、小さな骨の周りのお肉をめちゃくちゃきれいに食べる。
ここで軟骨は残す。ほら、俺おいしいのは後に取っておきたい派やからさ。
知りませんよ。ちなみに僕も後に取っておきたい派です。あなたはどうでしょうか。
そして・・・ジュル、骨だけになったら、骨をしゃぶり続ける。
ええ・・・味あります?
味はあるよ!!!と豪語する彼。
カルシウムの旨味がすごいんだから。あそこを食べんと、何食うねん。
いや、肉じゃないんですか。
骨をピカピカにして残すのが、彼の流儀だそうです。そういう自分ルール、正直、最高にかっこいいです。
ラーメンも好きだそうで、車で全国ラーメン巡りの旅をしたこともあるそうです。好きなラーメンジャンルは醤油だそう。いやそこは豚骨ちゃうんかい。まあ醤油も鶏ガラとかからですもんね。
そんな骨は好きだけれど、
別に豚骨が格別に好きなわけではないこうきさんの~
真面目な全国ラーメンランキング。
3 屋久島 トビウオラーメン。
2 北海道旭川ラーメン
1 尾道ラーメン
ほんまに、ぜんぜん、骨関係ないんかい。
・旅は、なんのために?
車が好きだから、運転も好き。
友達と四国一周した際に「日本一周したいな」と思い、そのノリのまま車で日本一周。1か月、車で14,000キロ走ったそうです。すごい距離!
アクシデントは多かったそう。
例えば、秋田県の山奥、夜中1時頃に急に車がパンク。スペアタイヤを入れてなくて。レッカー車を呼ぶことに。来てくれたおじさん。しかしおじさん、大学生を乗せず、レッカー車で行ってしまう。
震える中、山奥に取り残された一味。気温は氷点下。タクシー会社に連絡するも、山奥過ぎて4社に断られる。シンプルに遭難。そんな中、ようやく見つけた明かり。コインランドリーで一泊。寝ていたら、コインランドリーのオーナーが。
あんパンとコーヒーをくれた。
人の温かみを感じた。秋田には感謝しかない。
「ルールが3つあったんですよ。」そう語る彼。
日本一周のルール
1旅館に泊まるのは週一。
2車の洗車は最後だけ。
3 「え?チョット待って、あれ?何やっけ?かずきくんなんやっけ?」
知りませんよ。ド忘れしたらしい。そんなことありますか。
──まあそういう計画を立てないみたいなのがルールだったり?
「あ~!!そう!そうかも!それやわ!」
前日に行きたいところは決める。行き当たりばったり、そんなところも魅力のひとつなのかもしれません。
そして、面白ければ全ていい。
アクシデントがもはやメイン。それこそが醍醐味なんですよね。面白ければ、危険なんて何処吹く風。
究極、面白ければ死んでもいいかな、って。
・現在取り組んでいること
現在、こうきさんは中古車販売店のインターンもしています。
車をお客様が購入して、手に渡る瞬間が見ることが出来ること。
これがすごい嬉しいんすよね。
その人が手に入れる、最初の瞬間に立ち会うことが出来る。さながら、赤ちゃんが生まれるその瞬間に立ち会う、産婦人科医のようなものでしょうか。
好きな言葉は「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
苦手なことに挑戦しないと、成長できない。
接客。文章を書くこと。すべて苦手だった。でも、それを克服するために、接客ばかりの中古車販売のインターンに参加した。ライティングを学べるゼロテンに入った。
好きなことばかりしても、成長しない。
好きじゃないことも、楽しむ。
しあわせに、なるんじゃなくて。
しあわせだと、気づくこと。
そんなふうに、生きたいっスね。
ありふれた日常の中の、小さな幸せ。
小さな幸せを残さずにしゃぶりつくすこと。
骨の髄まで、楽しみつくすこと。
目的を作るんじゃなくて。
行き当たりばったりの旅。
それこそ、人生なのかもしれません。
このインタビューはzoomを使用し、2020年5月9日に行われました。
こうきさんの小さな幸せを逃さず、常に挑戦し続ける姿は画面越しでもその名の通り光り輝いていました。
僕にとっては最高の先輩であるこうきさんが、これからもどんどん旅路を進めること、とても楽しく応援しております。
読んでいただきありがとうございました!他の記事もぜひ!
ライター:栗林寿樹(くりばやし かずき)。近畿大学2年生。0-10studioには2020年春より加入。2020年7月に起業。好きな本は芥川龍之介『蜜柑』。趣味は柔道、書道、茶道。
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