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教採一次、3年次受験を終えて 20240615

14:00。
チャイムの音。

終わった。
教採、一次試験が、終わった。


…ふたつの意味で。

ひとつは、日程的な意味で。
全日程、無事に終わった。



もうひとつは、結果という意味で。

はじめの科目から、
ああ、これもうだめだ、って
思ってしまった。

不謹慎かもしれないけれど。


多分、解答速報とか見て
自己採点した後だと、
ほらやっぱり、とか、まぐれだー、とか
また新たに色んな感情が出てきてしまうから

今のうちに、その時思ったこととか
ここがこうだったとかいう反省点を
ありのまま、書いていこうと思った。


◎試験中のこと

①小論文

これは大学受験の時の。水色のノートが小論文。
教採のを練習する中で参考にしてた。

初っ端の科目から「終わった」とか
思ってしまったのは
時間が足りなかったから。

考えがまとまらなくて、
予定より5分くらい書き始めるのが
遅くなってしまった。

書き始めても、
論点がずれているような気がして、
書いて、消してばかり。

はじめは丁寧に書いていたけれど、
結論あたりから、走り書き。
字がめちゃくちゃ。
読めるかな。読まれるのかな。

そうして最後、締めの文の途中で
チャイムが鳴ってしまった。

「こういう教員になりたい。」って
言い切りの形で書けばよかった。
なんで、「〜目指していき、」みたいな
先がありそうな文で終わってしまったのか。

自分は変なところで
完璧主義になってしまって
「形だけでも終わらせる」ことが
苦手な人間なのだと、
改めて認識させられた。

大学のコメントシートは、
とにかく書かなきゃ駄目だと
無意識に感じてしまっていて
どの科目もみっしり書く。

けど、結局自分が何を書いているのか
よく分からなくなる時がある。

また、本当に書けない時は
何も浮かばなくなる。
何も書けないことに焦る。

一度、授業終わってから全く書けなくて
パニックになって
泣いてしまったこともある。

ボランティア先の
子どもたちの記録を書く時も、
最後まで書いているから、
いつも報告は1番最後。

ミニレポートとかの課題とかも、
文字数オーバーしたり、
支離滅裂な文を直したりしているうちに
期限を過ぎてしまうことはよくある。

また、言いたいことがまとまらなくて、
唸っているうちに寝落ちしたり、
なんかもういいやと諦めたりしてしまって
過ぎているということもある。

(だからといって、
それが出せない理由には
ならないのだけれど…。)

だいぶ話が逸れてしまった。

原稿用紙が回収された机を見つめながら
ああ、これE評価で切られるやつだ、
私の小論文読まれないだろうなと悟った。

ぶっちゃけ、
ああ、落ちたな、
って思ってしまった。

だって、少なくとも
私の受験した自治体では、

小論文でE評価ということは
いくら他の科目がいい点数を取れたとしても
合格することが限りなく難しくなるから。

思えば、練習段階でも、
時間内に書き切ることができたのは
ほんのわずかだった。

演習不足かな。

大学受験のために書いていた時は
間に合ってたし。

高校時代の恩師の先生からも、
教採直前にやり取りした時に
その時のことを交えて
応援していただいたくらい。

悔しくて、鼻の先がつんとした。

視界が少しぼやけたけど、
「まだ終わってない」って
必死に言い聞かせてた。

②専門(国語)

小論文のショックの割合が大きくて
ここからは文章量少ないかも。

前時のことがあったから
逆に冷静になれたのかもしれない。

漢文の語句問題、
直前に見ていたところがちょうど出た。
でも最後の読解問題は不安。
時間かかってしまった。

古文は敬語が甘かったかもしれない。
まだ血肉レベルで身についていない。
そこの読みがずれてたら、
多分全部だめになってる。

現代文、、、
読めたような、読めていないような。

本文に忠実に解いたつもりだけれど
変な思い込み働いてないといいな、

見直す時間があったということは
ある程度難易度は易しかったのだろうか。

国語に関しては、特に現代文は
直前期で比較的早く
解けるようになってきていたから。

でも、そこに確かな読解力を
兼ね備えているか、と言われると、
正直自信がない。

現代文は、合っている時は合ってるけど
違う時は全部駄目。
(いや現代文に限らず全部そうか)

後者じゃないといいけど。

私が解けていたとしても
それはみんな解けているから
多分プラマイゼロなんだろうなと。
そう思ってしまう。

専門試験が終わって、昼食の時間になって
お手洗いに行った時、近くの席にいた友達が
「なんか国語、簡単じゃなかった?」って。

でも、自信がなくて不安で仕方がない私は
「ああ、そっか…」と
狼狽えた返事をすることしかできなかった。

③教職・教養

第1問から自信を失ってしまった。

ローカル問題、
ひとつヤマを張っていた資料から出たのに
選択肢のひとつで、迷ってしまった。

確かこれだったはず、という選択肢と
文脈的にはこっちの方が、と
しっくりくる選択肢。

自分の記憶を信じて、前者にした。

これだけは耐えきれなくて
終わってから、見返す用にノートに
まとめてたものを見たけど
私書いてなかった。

多分、違う欄。見切れていなかったところ。

じゃあ、これだったはずっていう、
あの記憶はどこから??

やっぱ違ったかもしれない。
点数高いから落としたくなかった。


かなり詰めて、点数も取れていた教育法規。
これも自信がない。
憲法も教育基本法も間違えている気がする。

ここで取れていなきゃどこで点取るのさ。

一般教養も、こけていないといいな。

問題を解いていて、教職教養が取れても
一般教養がボロボロで、
点数帳消しになっていたことが
何度もあったから。

漢文が出てきたのは意外だったけれど、
国語民からすると嬉しかった。
(ちなみにこれも
専門科目受ける前に見ていたところだった。)

でも、確かな自信があるの、
そこしかない気がする。

私の自治体の教養問題に
限った話になるけれど
割といつも解いてて時間には余裕があったし
本番も大丈夫だった。

だから、数学にめいっぱい使った。
でもすれ違った電車の長さを求める問題は
考えてもよく分からなかった。
復習しよう…。

あとは迷った問題に時間をかけた。
けど、それで答えが閃いたかと言われると、
そうでもない気がする。

こうして、一次試験全てが終わった。
思っていたよりもあっという間で、
あっさり終わってしまった。という印象。

◎余談:良かったこと

…と、試験全体は、こんな感じ。

多分、ここまで書いてきたのが
そんな明るいものでもない。

だからここで、箸休め的に、
当日、嬉しかったな〜良かった〜ってことを
ざっくりと挙げていこうと思う。

①教採前、先輩に会えた

この先輩は、入学したての頃から
ずっと憧れている先輩。
(またその話もどこかでできたらいいな)

まず最寄りの電車乗った時から
「今電車乗った?!」とLINE。

電車内では会わずにいたけれど
電車内、恐らく教採を受けるであろう人が
ぞろぞろいて。

漠然と不安を感じていたのが
同じ空間内で頑張ろうってなれるのが
とても心強かった。

会場に着いてからも、
会って少し話すことができた。
緊張ほぐれた。

②近くの席の世間が狭かった

私の席。教室の端。
横が、大学で一緒に頑張ってきた友達。
前が、大学受験の時に偶然知り合って
今も仲良くしてる子。

未知の空間で不安な中、
その環境に知ってる子がいると
やっぱり落ち着く。

③接客の方々の人柄が素敵だった

朝にコンビニ(切手を買うため)、
教採後にスタバ(ご褒美+感情整理)。

まず朝。
ここで貼りますか?って言って
水のやつ(指濡らすスポンジ?)
用意してくださって。

土曜日とはいえ朝だから、
忙しいよな、早く貼らなきゃ!と
ばたばたしてたら、

全然ゆっくりで大丈夫ですよ〜って
荷物も上置いていいですからねって
言ってくださって。

わ〜〜優しい…素敵……って思った。

スタバも。
ずっと飲みたかったバナナのフラペチーノ。

実はこれ撮る前、後ろの方鞄の取っ手落ちてえぐれてしまった

「これ飲むの初めてですか?」
って聞かれて
初めてです、って言ったら

果肉ゴロゴロで美味しいんですよ〜
良かったらまたぜひ飲みに来てくださいね!って
勧めてくださって、、

押し付けがましい感じもしないし、
純粋に美味しいんですよ!って
おすすめしている感じがいいなって思った。

そして笑顔が眩しいの……。
色々な負の要素が癒えた。
私もにこにこしちゃった。
単純なのかな。

教採は関係なくなってしまうけれど
私もこんな接客できたらいいなーって思った。

コンビニの日常のほんの一部にしても、
スタバのふとしたやり取りにしても、

わずかな時間でも、人を笑顔にしたり
元気を与えたりすることができる人。
いいなあ。
私もそれを目指したいと思った。

◎今後について

余談は余談でも、長くなりすぎた。
話を戻そう。

こうして、一次試験が終わったわけで。

まだ自己採点もしていないし、
結果が届くまでなんとも言えないけれど、
なんとなく、今回は駄目なような気がする。

悔しいけれど、
挑んだ時のそれが今の私の実力だった。

切り替えてやっていくしかない。

今後勉強していくにあたり
今1番気になるのは、
諸々との両立について。

教採が終わってから受けようと思っていた
資格検定がいくつかあるし、

自分が大学で主に勉強している
分野に関する試験は、
絶対に受けておきたい。

また、恐らく後期に入ると、
今よりもゼミの活動に
時間を割くことになる。

私のゼミは、
他のゼミよりもかなり大変だ、
と言われているところ。
いわゆるガチゼミ。

でも、そこでの経験から
得られる価値を望んで
その環境に身を置いたのは私だから。
妥協したくない。

あと、バイトとの兼ね合いも。
まずは大学生活でかかる諸費用を
稼ぐ必要がある。
(教採に向けて抑えていたけれど、
諸々かかって貯金を若干切り崩すレベル。)

教採対策の学校
(せめて小論文と面接は受けたい)や、
国語の通信教育、キャリアコーチング、、
…といった自己投資も沢山したいと思ってる。

大学の実習系の取り組みで
外国にも行きたいと思っているし、
ずっと保留状態の車校代もキープしたい。
この他にもお金は色々かかるし…。

何かを捨てなければいけないんだけれど、
まだ選びきれていないような気もするな…。

あとは、時間的なことで言うと、
来年一次試験をもう一度受けるのであれば

教育実習直後に教採!
ということも有り得る。
(実際に大学の先輩がそう)

そうとなれば、
余裕を持って取り組む必要がある。

ただでさえ自分は不器用で、
結果が出るまで、人より時間がかかるから。

考えることがいっぱい。

1年近く3年次受験に向けて取り組んで
課題点、改善点は山のようにある。

それらを全部出していって
また一から取り組んでいく必要がある。

具体的な反省や計画については、
別途行っていきたい。なるべくすぐに。
…その前にまずは自己採点かな。

◎終わりに

ここまで思考整理してきて
ある程度、自分の気持ちを言語化できた。

こうやって残すことで
この時の気持ちを見返すことができる。

大事な気持ちは、大事だと思ったその時に
残しておかないと、忘れてしまうから。

これからまた勉強していく中で
ここに書いたことを思い出したり
ここでの反省が生かされたりしているか
ちゃんと振り返っていきたい。

これが今の私のありのまま。

結果がどうであれ、
はじまりはここから。

前向いて頑張るだけ。

さ、自己採点しよっか。


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