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冬に思い出す

冬になると思い出す本があります。
その本を紹介しようと思います

小説家乙一先生の短編集
「箱庭図書館」 です

不思議な本です
短編集なのに全てお話が繋がっていて
恋愛からホラーまであります
この短編集の最後のお話を
冬になると毎年思い出します

最後のお話は
冬の日、誰もいない道で
雪の上に足跡がつくお話です
透明人間なのか
雪の上に文字を書いて正体を探ります

冬になって雪が降ると
わたしの目の前にも
不思議な足跡がつかないかな
なんて思ってしまいます


不思議で
でも現実味があって
みんなを翻弄させちゃう本です
私は何度も読み返しています

本に惑わさせたい人には
とってもおすすめです。



#読書の秋2022

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