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天鳳反省録

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上級者(特上卓〜鳳凰卓プレーヤー:6段以上)向けの記事です。自らの失敗を反省しつつ、皆様のお役に立てれば幸いです。
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記事一覧

天鳳反省録⑮(満貫以上は常に仕掛け意識)

こんにちは。いやー、暑いですね。もうそろそろ夏休みですが、みなさんはどう過ごしますか?僕…

天鳳反省録⑭(無筋牌より危険な筋牌)

こんにちは。久しぶりの実戦記事となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。記事を書いていな…

天鳳反省録⑬(速攻アガリの成就は入念な準備から)

皆さんこんにちは。時間があまりないのと寒くて体が動かないのが理由で、思うように記事が書け…

天鳳反省録⑫(単純ミスの総集編Ⅱ)

さて今回もミスの総集編。同じようなミスが多くてなかなか目新しい内容を紹介するのが難しくな…

天鳳反省録⑪(単純ミスの総集編)

皆さんこんにちは。天鳳反省録も10記事を書き上げたということで、今回は一つの記事にするには…

天鳳反省録⑩(和了狙いと聴牌収入狙いの分かれ目)

麻雀において、「勝つ」とはどういうことだろうか。半荘単位での勝負に限って考えれば、「勝つ…

天鳳反省録⑨(油断と集中力の維持)

麻雀打ちに求められる能力とは何だろうか。このテーマについてはこれまでも少し書いてきたし、今後も書き続けていくだろうと思うが、今回は麻雀に限らず勝負事全てに当てはまる原則を、自戒を込めて綴りたい。つまるところ、それは勝負は最後まで気を緩めてはいけない、ということである。 南2局の親でトップ目。あまり安手の連荘に意味はない局面だが、12巡目に七対子のみを聴牌し、3筒を切ってダマに構えた。ドラの東は見えておらず、点棒的に高い手への振り込みは絶対に避けたい状況で、リーチが入ればすぐ

天鳳反省録⑧(相手の立場を知る)

 麻雀というゲームは、数字を扱うパズル的な側面がある一方で、対人ゲームであることから心理…

天鳳反省録⑦(「敵は誰か」を知る)

麻雀というものは敵味方が頻繁に入れ替わるという意味で非常にユニークなゲームだろう。サッカ…

天鳳反省録⑥(「とりあえず両面固定」の落とし穴)

受け入れを広くしてツモりにいく、というのは麻雀において基本的な教えで、そうするには両面の…

天鳳反省録⑤(1手、2手先を見る)

スポーツでもボードゲームでも、勝負事で最も必要な能力の一つに「先を読む力」というものがあ…

天鳳反省録④(ルールへの対応:2着取りの重要性)

麻雀というのは実に多様なゲームで、日本麻雀と中国麻雀に違いがあるのは当然として、日本国内…

天鳳反省録③(相手に隙を与えない差し込み)

麻雀何が起こるかわからない。一寸先は闇。だからこそどんな状況でも気を緩めてはいけない。 …

天鳳反省録②(勝負手では恐れず受け入れMaxに)

普段意識せずにできていることが、連続ラスを引いたりちょっと疲れているだけで実行できないことはよくある。だからこそ麻雀はメンタルスポーツとも呼ばれるのであり、心を乱さないためにも平常心を心がけることは成績向上のために必要不可欠なのだ。天鳳のような、長期的に一定の成績を残さなければならない場であれば特に。 こちらは開局直後の牌姿、ドラの9萬が対子のややチャンス手。普段の自分なら、受け入れ優先で字牌から処理していたんだろう。だが思うような成績が残せずに少し心に余裕がなかったのかも