天鳳反省録③(相手に隙を与えない差し込み)

麻雀何が起こるかわからない。一寸先は闇。だからこそどんな状況でも気を緩めてはいけない。
特に天鳳のような完全順位制のルールでは、大差がついたトップ目でもしなければいけない仕事はたくさんある。アシストや差し込みなんかは一つ重要な戦略である。悠々自適な生活は収入が100%確約されて初めて楽しめるのであって、それまでは緊張感を持って自らの財産を守る努力をしなければならない。

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オーラスの断トツトップ目。自分以外全員が仕掛けているが、子に対しては三倍満でもない限り振ることができる。しかし万一親に満貫でも振ってしまえば、次局満貫直撃か跳満ツモで逆転されてしまう。何を切ればいいだろうか?

実戦では打2ソー。
いろいろな可能性を想定するための時間がなかったこともあるが、自らの点棒状況にあぐらをかいて安直な一打を打ってしまった。しかしこの局面、トイトイの目はあるものの、9萬で振らない限りは親マンの可能性は非常に薄い。また役牌も全て見えており、トイトイ以外の役が見当たらないことから放銃率も低いと思われる。
そして結果は、、。

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流局し、親番を続けさせる羽目になってしまった。
後にしっかり盤面を見た上でいうと、あの局面ではやはり5ソーか4萬がベストな選択だろう。親には当たりにくく、上家や対面に当たりやすい。特に萬子と筒子が処理できた上家に対しては、索子の下で差せる可能性は高い。

すべき時にすべき事をする。
それが長期的に成績を残すポイントだろう。

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