現状維持は衰退ととらえよ。
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例えば、ある会社の売上(利益)はここ数年、横ばいであると。
何とか現状維持で持ちこたえている、と錯覚をしがちなんですが、実は衰退していると考えたほうがいいと思います。
その理由として、会社の社員は毎年、必ず1歳をとります。また、設備(パソコンや機械や車や工場など全て)も毎日必ず、ほんの少しずつですが老朽化をしていきます。
それを考えると、横ばいの売上(利益)ではどうでしょうか?
同じ売上(利益)だから、社員の給料も横ばいでいいのでしょうか?そして、設備もずっと同じものを使い続けられるのでしょうか?
答えはノーですよね。
新卒で入って、「弊社には昇給がありません。定年までずっと初任給と同じ水準です」って会社に誰が入りたいですか?
「うちはずっとWindows95でやってまんねん」って会社に入りたいですか?
イヤですよね。
それを考えたら、社員の成長と共に毎年、その分(定期昇給)の売上が上乗せして上がっていないと、現状維持にならないってことです。
設備も、買い替えられる売上の上乗せがなければ衰退していると捉えたほうがいいでしょう。
なので、少しでも毎年、右肩上がりの売上であったり、売上は横ばいでも利益率が向上していないと、会社は成長していかないということでしょう。
また、個人についても現状維持は衰退ではないか考えています。
20代前半になれば体の成長も止まり、学校での勉強する期間も終わり、何もしなければ頭の成長も止まります。
このまま現状維持していれば、それこそ衰退の一途を辿るでしょう。
社会人になって、勉強しなくなって、何も考えなくなって、ずっと同じことをずっとやってるって人は、意外と多いような気がします。
特に今は変化を恐れず、新しいことに挑戦するという姿勢が大事なんじゃないかなあと思います。
これからは世の中のルールはよく変わるし、もっともっと新しいことが次々やってきますから、自分自身の昇給のためや老朽化を防ぐためにも、毎日少しでもアップデートしていかなければいけません。
進んではいるが、3歩進んで5歩くらい下がってしまっているかもしれない私から共有いたします。
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