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忘れることをわすれるな

992文字

人には誰でも「忘れられない日がある」と思います。

例えば、何かの発表や大会での優勝、告白した日や合格した日、失敗した日や成功した日など、色々と忘れられない日というのはあると思います。

ですが、生きているとそんな日が毎日続くことはありえません。

実は、何もない日の方が圧倒的に多い。つまり、何も起こせていない日、絶対に記憶にも残らず、忘れていってしまう日常がとても多いということです。

2年前の今日の夕食をパッと思い出せる人はいるだろうか?そうそういないはずですよね。

だけど、2年前の今日、あそこのレストランでプロポーズをしたなあ、という日は絶対に忘れられないわけです。


正しいかどうかはわかりませんが、

人生において、毎日が忘れられない日になるように生きていくことが、とても大事なんじゃないかなあと思っています。

#なかなかなことを言っている

つまり、その日、その瞬間において、忘れないような選択をし、行動をし、失敗や成功をし、思い出に刻み込まれる、といったように。

反対に、「今日も何も起きなくてよかったなぁ…」というような考え方も、もちろんあると思いますが、私たちは毎日を生きることに変わりはなくて、その上で毎日1日ずつ確実に「死」に近づいていくことも、紛れもなく事実です。

なので、なるべくなら「忘れられない日」を多く作りながら、生きたほうがいいと思うのです。


例えば、

ある雪の日に、学校に遅刻してきた学生がいるとします。

その理由は、電車が遅れていた、自転車での通学ができなかった、道が混んでいた、などと言うことでしょう。

それが何気ない日常です。

ですが、その日が「大学入試の日」や「就職試験の日」ならどうでしょうか?

前日に、電車が遅れるという可能性を考え、自転車では通学できないことを予測し、道が混んでいる想定をしませんか?

そして、その対策を立てませんか?計画を立てますよね?何が何でも遅刻しないよう行きますよね?

毎日が、「大学入試」でも「就職試験」でもない。だけどそう思って生きることが大事なことであると。

何気ない毎日をどう真剣に生きて彩るか、心の持ちようなのかもしれません。

死ぬ前にもっとこうしておけばよかったなぁ、と思うことの第1位は「もっと自分に正直な人生を生きればよかった」だそうです。

私自身、なかなか難しいですが、毎日が「忘れられない日」になるよう生きたいと思い共有いたします。




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