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はやくボールを投げろ、タコ。

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世間では、毎年4月に新入社員が入社してきて、まさに今の時期は『社員研修』や『OJT』が行われてる期間なのかなあ、と想像しています。

で、仕事には『期限』というものが存在していて、『期限』がないなと思っているものも、実は期限がある(その仕事を待っている人がいる)ものが多いですよね。

#あいつなかなかやらないなーとか思われる

新入社員は特に、任された仕事に対して、この『期限』というものを厳守しなければなりません。つまり必ず約束を守らなければいけない、ということ。

そして、新入社員は初めからパフォーマンスの高い仕事をできるはずもない、ということは誰もが知っています。

例えば、月曜日に上司から『この資料を金曜までに提出して』と言われたとする。※その資料は来週の月曜に使うものだとします。

新入社員A:金曜日の17:00に自分なりに仕上げた資料を提出した

新入社員B:水曜日にそれなりの資料を提出した


私は新入社員Bを評価したいと思っています。

理由は3つほど。

1.あと二日、修正する期間がある。

2.水曜日に上司が目を通したことにより、その後、的確なアドバイスがもらえる。

3.金曜日に上司が残業して手直しする時間が無くなる。

あと、上司は“部下の仕事状況”の把握ができることで、方向性を早めに正すことができるってことですね。

そして、頼んだ仕事のレスポンスが遅い人には、いずれ仕事が来なくなっていってしまいます。
重要な仕事は、なおのこと頼まれません。

遅いし、ずいぶん待ったうえに、どんなものが上がってくるのかもわからない人には、仕事は出せないですね。

仕事が確実で、レスポンスが早く、さらに状況を逐一把握できるなら、その人に絶対に頼みますね。

ラインやメールでも同じ。

レスポンスが遅い人は、自分が今、ボールを持ってることを気にしていない人。相手を待たせてることに気づけてない人。

だから、仕事の質よりもまずはもらったボールを誰よりも早く返すことから始めるのが大事だと思います。

#巧遅拙速

そこから仕事を頼まれやすくなったり、アドバイスをもらえたり、気に入られたり、重要な仕事を獲得できたりしていきます。

また、これを続けていけば、今度は仕事を頼む側になった時に『この人レスポンス遅いなあ』に確実に気づいていけるので、

誰を選べばいいか養っておくことで後々、役に立つと思います。

なかなか仕事をもらえない私から共有いたします。

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