日本人初のイラクプレミアリーグでプレーする選手が語るイラクサッカー
皆さん今回はイラクサッカーや、イラクプレミアリーグのレベルについてお伝えします。
最初にイラクサッカーについてわかりやすく、FIFAのランキングやFIFAアジアリーグランキングなどの近年の国際大会の成績について書いていきます。
イラク代表
イラク代表は2007年アジアカップ優勝を含め、様々な国際大会で好成績を残しています。
現在のイラクのFIFA世界ランキングは70位です。
ワールドカップ2次予選では現在イランを抑えてグループリーグ一位。過去には、2007年アジアカップ優勝、2015年アジアカップ3位と好成績を収めてます。
アンダーの世代でも、2016年オリンピック出場を始め、アンダーのアジア大会優勝、U20世界ワールドカップ4位と好成績を収めてます。
イラク代表はほとんどの選手がイラクプレミアリーグでプレーしているので、なので必然的イラクプレミアリーグはそこそこレベル高いと言うことがわかります。
次に、イラクプレミアリーグのレベルについて見てみましょう。
イラクプレミアリーグ
毎年リーグの優勝チームはアジアチャンピオンズリーグの出場が認められており、カップ戦優勝はプレーオフに回ります。
今年アフリカやアジア各国にある、アラブの国の強豪チームが集まるアラブ大会で、ベスト8を記録しています。
アジアチャンピオンズリーグ出場が認められる前は、AFCカップに出場し、3連覇果たしてします。
現在アジアサッカーリーグランキングでは9位です。ちなみにJリーグは3位。日本のJ1リーグよりは一つレベルは下がると思います。 あくまでも個人の感覚ですが、東洋地域のタイプレミアリーグ、オーストラリアAリーグなどと同じレベルのリーグだと思います。
サッカーのスタイルは主に、フィジカルをベースにしていて、展開の早いサッカーをするチームがほとんどです。球際は激しく、フィジカルはかなり高いと思います。ただサッカーIQはまだまだ低いのが本音です。
イラクプレミアリーグの外国人枠はほとんどがアフリカ人で、イラクプレミアリーグよりレベルの高いところでプレーしていた選手や、代表選手がほとんどです。
イラクプレミアリーグの構成
イラクプレミアリーグは全部で20チームで出来ておりますが、ビッククラブ、中堅クラブ、小さいクラブなど、チームごとに強さはさまざまです。
グランドは各チームで大きさやコンディションは全く違います。スタジアムでやるチームもあれば、でこぼこフィールドや小さいフィールドでやるチームもあります。
またボールも各チームで違い、蹴りやすいボールもあれば、なんだこれ?って言うボールもあります。(自分は過去に6号級かと思うぐらい大きいボールを見たことがあります笑)
これらがイラクプレミアリーグでプレーするにあたって一番難しいポイントだと思います。
Jリーグに比べてたら、環境はまだまだですが、国際大会などでは好成績を収めており、中東の中で強豪の部類に入ると思います。
以上でイラクサッカーについて書いてみました。
これをみて少しでもイラクサッカーに興味持ってもらえればと思ってます。
次回
次回は日本で無名、一回も全国大会出たことがない、大学時代ではIリーグでベンチだった選手がいかにして、イラクプレミアリーグに辿り着いたのか。
好成績を納めてるイラクU20、U23代表に声がかかったのか、
自分のサッカー人生を幼少期から振り返ってみようと思います。
字羽井 アハマド
大学卒業後オーストラリア、フィリピン経由し、現在イラクプレミアリーグでプレーしている初の日本人サッカー選手
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