yamne

海の近くの小さなお家に猫と一緒に住んでいます。 猫の奴隷です。 ギャラリーショップyamne店主。

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海の近くの小さなお家に猫と一緒に住んでいます。 猫の奴隷です。 ギャラリーショップyamne店主。

最近の記事

他人の仮面?

SNSだけじゃなくて情報や告知や音がいっぱいでたまにとても疲れてしまう。 とは言ってもわたしもお店をしているので毎日インスタの更新もするし告知もするし、これも誰かにとってノイズの一部になっているのかもしれないなぁと思うとまた辛い話すぎる。 それでも告知や宣伝をしなくちゃいけないことへの葛藤と わたしはこれで生きていくんだという思いや色々なこと 毎日のバランスが難しいな。 先日安倍公房の展示会を見に行った。 坂の上にある文学館は海が見えて、少し辛気臭くて古い公民館のよう

    • あの子とわたし

      *これは夏頃書いてそのまま投稿しそこねていた記録。 書きたいなぁと思うことは色々その都度思うのに忘れてしまうし、めんどくさくなっちゃうし、なんだか疲れやすくなっていたり ただでさえダメ人間なのに歳を取ればとるほどダメさが増していきます。 とはいえお店はのんびりですが自分のペースでコツコツと。 少し今の感情を忘れずにおきたいなぁと思ったので久々に書いておきます。 てか、久々に自分のnote見返すと恥ずかしいけど面白いモノですね。 先日のお休みの日、銅版画家の藤原杏菜さ

      • 今年のことと、一昨年のこと

        不安と共に幕開けした2024年。 それぞれが様々な想いの中、SNSでは一つ一つの意見がどれも正しくも思うし、行き過ぎた発言にも思うし、憑依体質のわたしはイチイチ同じような気持ちになってしまい気が重くなりながらもついつい見てしまう日々です。 ひとまずわたしは今一緒に暮らしている猫のQちゃんが安心して気持ちよく日々を過ごせるように色々なことを改めて考えなくてはとより強く思ったのでした。 そして中華食べすぎてめちゃ太ったのでまたダイエットがんばる。 さて、今更ながらですが2

        • 一昨日のこと

          暑すぎて冷や汁を食べたくなり、スーパーで3割引になったお豆腐と鯖缶買ってきて いただいたきゅうりをたっぷり使って ゆっくり作ってゆっくり食べる。 一人の食卓だって中々よいものだ。 NHKオンデマンドに登録してしまったのでお籠もり生活に拍車がかかっていて 先月は“まんぷく”(およそ150話ほど)を2週間くらいで見終わってしまったし 一昨日からは“恋せぬふたり”を一気見していた。 様々な性的嗜好の人たちを割と身近に見てきたほうだと思うんだけど アロマンティック・アンセク

          勝者の買い物

          少し前のことになりますが、仕事終わりに友人から「今からコストコに行くけど一緒に行く?」というお誘いを受け、二つ返事でついて行きました。 そう、私は人生で一度もコストコに行ったことがない、今や絶滅危惧種人間なのです! 高い天井まで続く陳列棚に 広々としたワンフロア 見渡す限りぎゅーぎゅーとひしめく商品は飲食品はもちろんお洋服やお鍋や電化製品などなど幅広いラインナップ。 久々にゴリゴリ資本主義の波に揉まれる心地よさを感じました。 入店前は「よっぽどじゃなきゃ買わないぞ」と心

          勝者の買い物

          ジャズとおじいちゃんとホットチョコレート

          先日、東京へ行った際、下北沢にある古いビルの2階の老舗ジャズ喫茶へ連れてってもらった。 80歳くらいのヨボヨボなおじいちゃんが一人でヨボヨボと営んでいて、店内は良い具合の音量でジャズが流れていて、メニューと一緒に灰皿を渡してくれる。 タバコは吸わないけど、タバコの吸えるジャズ喫茶には好感しかない。やっぱコーヒーとジャズとタバコはセットでしょ。と、思ってしまうのはジム・ジャームッシュの影響が大きいのだなと思う。 手書きのかわいいメニューには飲み物も色々あって、わたしは沢山歩

          ジャズとおじいちゃんとホットチョコレート

          坂道の途中で

          塩屋の良いところって言えば、海と山が近くて、人間と近い距離感で野生的な自然が至るところに残っていることだと思います。 そう同じように思ってる人は多いはず。 ポイントなのは、人間が手を入れた自然だけじゃなく、勝手にニョキニョキと生きていく植物たちがすぐそこにあるってことで、坂道だらけの道のりに沿って建つお家とともにその野生的で生き生きとした植物のコントラストが面白いのです。 私もそんな塩屋の町に完全にロックオンされてしまった人間です。 ご来店くださった方は分かると思うの

          坂道の途中で

          京都の下町から神戸の小さな海町へ④

          ここがいい! この場所なんか好き! ここにする! 他の物件は一切見ることなくこの場所への想いを高め続け、 いざ契約。。。とは簡単に言ったものの、 物件購入自体人生お初な訳でして、初めて見る書類、初めて見る言葉、初めてやる手続きだらけ。 分からないことはとにかく役所や相談所などに色々な所に聞きまくり、ネットで調べまくり、いざ契約の日。 その日は雨がめっちゃ降っててなんか異常に疲れた覚えがある。 色々あって不動産屋さんにキレそうになりながらも、なんとか契約完了。

          京都の下町から神戸の小さな海町へ④

          京都の下町から神戸の小さな海町へ③

          なんだかんだ言いながら、京都のお店の引越し、家の引越しを同時進行にドタバタと明石に上陸。 住む家はすんなり決まって引っ越せたものの、お店の物件は宙ぶらりんのままでした。 気に入っている物件はあったのですが、出る予定だった人が延び延びになっているとのこと。その間ボケーっと待っていることは社会的にも性格的にもできないのでなぜか介護の資格を取ってペルパーのバイトをしてみたり、あとは明石の古着屋さんでも余った時間でアルバイトをさせてもらっていました。 久々の雇われる感じに嬉しさ

          京都の下町から神戸の小さな海町へ③

          京都の下町から神戸の小さな海町へ②

          京都では、JR二条駅から徒歩3分くらいの場所にある、古いビルの2Fで雑貨屋をしていました。 いつも二日酔いになりながら店を開ける私をみてゲラゲラ笑ってくる、めちゃくちゃ面白いご夫婦がやっているパン屋さんが1階にあり、3階にはBarがあって、変な名前なんだけど店内はかっこよくて、2mくらい身長のある大きなマスターも変な人で面白く、仕事終わりにフラっと飲みに行ってみたり。初めてやるお店がこの二店舗に挟まれていたことはとてもラッキー。 とにかく朝から夜まで、地元の人たちの出入り

          京都の下町から神戸の小さな海町へ②

          京都の下町から神戸の小さな海町へ①

          この小さな海町・塩屋で昨年12月に店を開いた訳ですが、どんなお店か一言で言うとギャラリーです。 主に作家ものの作品と、古道具。 一ヶ月ごとに展示内容をがらりと入れ替え、様々な企画を一年通して開催します。 その都度行う搬入搬出は大変ではありますが、私は決められた空間に中に物を入れていくと言うことが好きみたいで(かと言って掃除や片付けが好きと言うわけではない)、ダンボールに物を綺麗に梱包して入れるとか、お弁当箱にオカズを詰めるとか、そういうことの延長で、店内に作品を並べる作

          京都の下町から神戸の小さな海町へ①

          海のように

          お店が無事にオープンして10日ほど経った。 正直言って珍しく体調がめちゃくちゃ悪い。 関節痛と頭痛に襲われ、(昨日まで喉も痛かった)これはもしや今流行りのあれではないかと内心ハラハドキドキしてたけど、どう計っても熱はないし喉は風邪薬を飲んだら一日で収まり、これはどうやら肩こりからくる頭痛というやつなのではと思った。 身体だけはマジで丈夫な方なので、毎日少し無茶したくらいでは全然へこたれないと思っていたけど、やはり30代半ばは色々と不調が飛び出すな、、、 あんなに朝まで

          海のように

          start

          駅を降りるといきなり、変な名前のコロッケ屋。 (コロッケおいしいよ) そして商店街というには少し心もとない感じの、小さな商店街が始まる。 お魚屋さん、豆腐屋さん、揚げ物やさん、居酒屋、可愛いカフェも、夜通るときしか空いてないリサイクルショップ、カレー屋、クリーニング屋、、、 あ、そうそう、田舎にしかないようなコンビニがある。コミュニティストアって感じ。 そこには町の人たちの意見により、普通のコンビニやタバコ屋には売っていないちょっとマニアックなタバコが置いていたり、