おきふぴあの

「こころの中に隠れてたものたち、出てきていいよ。」って誰かが言ってくれたから、だから始…

おきふぴあの

「こころの中に隠れてたものたち、出てきていいよ。」って誰かが言ってくれたから、だから始めます。

最近の記事

私は何者か、483

新緑。 美しすぎて、こーふん、眩暈。である。 どの色を捉え、どの色を解放するか。また、どの色を抜き出し、どの色を加えるか。 少しずつ、違っている。 けれど、どれもみな、美しい。 眼裏に、すべてのみどり。 生命。 ほら、眠ってるなんてもったいない。 みるだけで、元気になれる。 何にも、できないわたしのそばで。 いつまでもやさしく、居てくれる。 感謝。 わたしは何者か。

    • 私は何者か、483

      難問があり、いろんなプロに意見を伺う。プロはそれぞれに、そのひとの、個性を滲ませながら、私に、案を授ける。素晴らしいのである。そんな機会を、得ることが、あまりにも自然で申し訳ないばかりである。 この国にあり、この、小さき蟻に、少しばかりの光が届く。 光。 哀れみは、すなわち、蔑みへと、さっさと翻り、ふん、くだらぬ。いつまで、他人の悲しみを己れの、なんだ、そうじゃないといいながら、ではなんだ。ひとりでいることの清正さ、正々堂々、堂々巡り、目薬さして、差手貫手、煮抜き卵を玄

      • 狼がいるなら、少しはこの国のかたちも色も変わるであろうか。ワニはいらぬ。実家のワニの置物の尻尾がポキリと折れていたな。白熊の住まう氷が解けてゆき、彼らは彼らを育む海で溺れることを危惧され。かといって、何ができる。時間の経過。恐ろしい鞄の中身。もう、許してはくれぬか。私は眠りたい。

        • 芝生の庭の一角に畳2枚くらいの畑。そこでは、玉葱の収穫だって出来ちゃう。ほったらかしのひどい農婦?ではあるが、植えれば必ずリアクションがある。収穫して、家中玉葱の香りに満ちている。大した、なにもせずとも、結実してくれる。ひとはどうだ。さよならしては、サヨナラ翳し、グッドバイかな。

        私は何者か、483

        • 私は何者か、483

        • 狼がいるなら、少しはこの国のかたちも色も変わるであろうか。ワニはいらぬ。実家のワニの置物の尻尾がポキリと折れていたな。白熊の住まう氷が解けてゆき、彼らは彼らを育む海で溺れることを危惧され。かといって、何ができる。時間の経過。恐ろしい鞄の中身。もう、許してはくれぬか。私は眠りたい。

        • 芝生の庭の一角に畳2枚くらいの畑。そこでは、玉葱の収穫だって出来ちゃう。ほったらかしのひどい農婦?ではあるが、植えれば必ずリアクションがある。収穫して、家中玉葱の香りに満ちている。大した、なにもせずとも、結実してくれる。ひとはどうだ。さよならしては、サヨナラ翳し、グッドバイかな。

          私は何者か、番外編 a dozen 短歌 49

          ゆっくりと考えてみるその意味を朝から肩で鶯の鳴く れんげそうたんぽぽ雀の鉄砲うつし世ならん我も雑草 八重桜散りゆく空へ幾年の願ひも望みもとうに忘れた 花散って手品のようにひとがゆくタネも仕掛けも本当にないんだ 約束を違えうたた寝昼の虫退屈するより他はなしとか その指の指切り以外に使い道ないのに黒いマニキュア怖し 春の雨濡れてもみたい睫毛から落ちる雫に逆さの世界 自転車漕ぐどこもかしこもサヨナラだびゅんびゅんなんのためか私 蓮子の芽の知らぬ間に伸び庭の甕星を眺め

          私は何者か、番外編 a dozen 短歌 49

          今年も玉葱収穫しましたー🧅

          今年も玉葱収穫しましたー🧅

          私は何者か、番外編 a dozen 短歌 48

          黄金週邑久町虫明過ぐるとき知っていたのよ虫明亜呂無 トルコから来たユ何某という男カッパドキアを完全否定 足裏を波が掠めてゆく午後の誰も止められぬ恋という魔 くっついたり離れたりしてひとの根の誰があなたをデラシネと呼ぶ 傾いて右手静脈青増して異国の民の日本語巧み 驚いて感嘆符いっぱい恥ずかしきはっきり言って母語の煩雑 幾日か聴かずにありし雨の音今日降りたれば音符氾濫 スキといふ曖昧にして大概の唇動くイエスのかたち くちびるはずっとノンノン春の夜の今更女子のほんと

          私は何者か、番外編 a dozen 短歌 48

          私は何者か、番外編 a dozen 短歌 47

          何故なのか何処にいるのか問い続けそれが正しいなどと自惚れ ほんとなら許せるはずのすれ違いひとつの花にひとつのかほり 春の雨濡れても全然平気だと大人になってやっとわかった 葉裏見せしゃらしゃら揺れている木々の生きるすべなる倣うということ 暑い春水飲み鳥の勤勉さ律儀さ真面目それゆえ可笑しみ 美しき一年草の花びらのこれが永遠に生きてゆくこと トンネルを抜けてましろきシャツ靡く川端康成と云ふ人を知る その村の田園風景彩しゆふぐれ間際水面ドキドキ おつかれのきみのシャン

          私は何者か、番外編 a dozen 短歌 47

          私は何者か、482

          休みは、私にとって、何も、せず、ぼーっとするための時間でもある。 光や風を感じながらも、けれど、誘いには乗らず、ただその時間に、自分を委ねる。 なにもないということは、それだけで、じゅうぶん意味がある。 のんびり、四肢を広げ、こころを自由にして、黒曜石の浜で、微睡む。 誰にも会わず、表情筋を放置して。ただし、ビールを飲んで、波の音と、遠く、葉擦れの気配。 前頭葉が波にあらわれてゆく。 それは、理想。 そう、ありたい。多少の葛藤もあるが。 わたしは何者か。

          私は何者か、482

          私は何者か、481

          薄暮。 それは私がずっと好み、望んでいるもの。 この、暑くも寒くもない、一日の終わり。薄暮に、我は、感情の頂であるかも知れぬ。週末の家の、けれど、彼のいないゆふぐれ。ごめんね。でも、一人と云ふ、このニッチは誰にも譲れない。影を踏んで、影に踏まれて、そんなひとりよ。 週末の家の、それでも、ご近所さんがくれた、筍。あく抜き、コリコリ度、絶品。で、またまた、山椒を千切り、大量の木の芽和えと、特に柔らかいとこばかりをオリーブオイルとオイスターソース、バターで洋風たけのこ炒め。

          私は何者か、481

          こんなふうに生きていたなら、いつか、大変なことになるかも。などと、そんなふうに思わなければならぬとは、神よ、きみは、どんな神か。紙でこさえて、人為的。そんなじゃきっと、先は見えてる。そうじゃなくて、見たか、木々の成長を。我の手をして、切り倒しても、蘖よ、また、芽を吹く。輪廻かと。

          こんなふうに生きていたなら、いつか、大変なことになるかも。などと、そんなふうに思わなければならぬとは、神よ、きみは、どんな神か。紙でこさえて、人為的。そんなじゃきっと、先は見えてる。そうじゃなくて、見たか、木々の成長を。我の手をして、切り倒しても、蘖よ、また、芽を吹く。輪廻かと。

          春だけれど、夜は少し寒い。でも、これがほんとだろう。半袖はまだ少し先にしよう。外は真っ暗。虫の声と星の雫と目には見えないけれど風のさわさわとゆく、そのかたち。何も不安がないのである。それがかえって恐いくらい。この安堵はどこからくるのか。嘘をつかず、ありのまま生きているからなのか。

          春だけれど、夜は少し寒い。でも、これがほんとだろう。半袖はまだ少し先にしよう。外は真っ暗。虫の声と星の雫と目には見えないけれど風のさわさわとゆく、そのかたち。何も不安がないのである。それがかえって恐いくらい。この安堵はどこからくるのか。嘘をつかず、ありのまま生きているからなのか。

          私は何者か、480

          答をくれるまで、私はここを動かない。そのつもりではあるが、もう、答はとうにわかっている。なのに、わからぬふりをして、あなたの周りに纏わりつくのである。 子犬のように。子猫のふりで。 とうとう、あなたは嫌になっちゃって、私に求めるものを限定しだすのです。 愛しているか、愛していないか。 えーっ、なにそれー。 昔のうたではないですが、そんなの、そんなことがわからなくなったなら、もうおしまいやんか。 失礼。 じぶんの古い記事を読んだなら、もっとピュアな言葉があって。 泣く。

          私は何者か、480

          素敵なことを描く人よ。私はあなたの心のなかを旅してみたい。

          素敵なことを描く人よ。私はあなたの心のなかを旅してみたい。

          私は何者か、479

          悲しい。 言葉が通じないのである。 ずっと前に書いた、異国の山奥のそのまた山奥の話、通訳が少なくとも二人以上は必要で。でも、その時、問われたことも、また、訳されて戻ってきた言葉も、限りなく美しく、人々が待っていたものだった。 それに対して、本日、感じたことは、誰もが望んでいない、そんな言葉。三本目の腕であったり、六番目の指であったり、三つ目の目なら、それは仏像の如く。五つ目のある仏像もあるのだから。けれど、少なくとも私と同じ生物ならば、私とだいたい同じでなければ、それは、馴

          私は何者か、479