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デンチストで眠ってしまいそうになった。フローラルな香りのタオルだかなんだかに覆われて、多少ガーガーと音は鳴り響いているが、でも、眠り落ちる前に、「はい、楽にしてくださーい」とか、「はい、開けて下さ〜い」とか、合いの手が入る。眠り落ちてはいけない。ツェツェ蠅なんぞいやしない。ふむ。
夕方、道を譲られて、美しい笑顔の女性。微笑みとは、ほんとに素晴らしいものだ。こちらも一気にぱっとはなやいだ気分になって、嬉しくなって、ほらね、笑顔を返しましたよ。桜並木はその緑の大きな葉をさわさわと揺らしている。風の速さか季節の早さか、誰も戦いや競争だけを望んでいるわけではない。
眠い。が、ベッドではなく、ソファのうえでうつ伏せでいるうち、目を瞑ったその暗いのか、暗くもないのか私だけの虚淵へ落ちてゆく。動かずかといってさざめく昏き淵に浮かんでいるのである。それ以上行ってはならぬと誰かの声で我に返り頬や唇を確かめる。こちらにありてしあわせと。初夏のもの思い。
とれたぞー
今年も玉葱収穫しましたー🧅