春だけれど、夜は少し寒い。でも、これがほんとだろう。半袖はまだ少し先にしよう。外は真っ暗。虫の声と星の雫と目には見えないけれど風のさわさわとゆく、そのかたち。何も不安がないのである。それがかえって恐いくらい。この安堵はどこからくるのか。嘘をつかず、ありのまま生きているからなのか。
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