葉山きらり

人生紆余曲折を経て、今に至ります。 好きな言葉は諸行無常。短歌と時々詩を投稿します。

葉山きらり

人生紆余曲折を経て、今に至ります。 好きな言葉は諸行無常。短歌と時々詩を投稿します。

記事一覧

短歌 すでに、とうに

冷蔵庫餃子2箱豆腐2丁幸せだったすでに、とうに 夫のいる自宅へ、久しぶりに帰った。 キッチンに入り、冷蔵庫を開ける。 餃子2袋(歌では2箱と表記した。リズム的に。)と豆…

19

短歌 汗ばむ右手守りたい

この人の汗ばむ右手守りたいこんな左手なければいいのに 別居関係が続いている夫と、久しぶりに会った。 会う前に思っていたのと違って、想像以上に楽しかった。以前に辛…

19

【詩】70%の部屋から世界のひとりへ

たくさんの人がいて各々が自分のことばを持ち、歩き、答えにたどり着く。 君が答えを出せないのは、いつも揺らぐのは、確実に足を前に出しているから。 湿度70%の部屋から…

葉山きらり
2週間前
20

短歌 自由への道

魂が割れる音を聞きながら流す涙は自由への道 自由とは引き換えに、時には身がちぎれるほどの思いをしないといけない時もあるけれど、それは、新しい自分になるためのこと…

葉山きらり
2週間前
13

閃光のその先へ(離婚問題を乗り越えるために)

夫との離婚問題を抱えている。 お気づきの方はお気づきかもしれないけれど…。 夫婦間の問題は、難しい。 ここ数週間、お腹を下したり睡眠がとれない日々が続いた。 ここで…

葉山きらり
2週間前
18

短歌 通話20年

泣きながら電話しました 通話20年、友はもう母 最近辛すぎて、20年ほど前の疎遠になっていた友人にいきなり電話してしまった。 夜なのに私を否定することなく、うん、う…

葉山きらり
2週間前
15

【詩】バレリーナ

つたうはずのなかった光が今、私に降りかかっている。きれいという言葉を作ったのは、どこの誰だろう。願わくば、幸せになりたかった。 5月、人は出会って苦しむ季節。 5月…

葉山きらり
3週間前
22

手塚治虫記念館へ

気分転換に、手塚治虫記念館へ行って来た。 私はほとんど漫画を読まない。子供の時は、まあまあ読んでいたけど。 別に漫画を敬遠している訳ではなく、なんか読んでいない。…

葉山きらり
1か月前
19

居場所は自分で作るもの。どんな状況でも誰かが見てくれてはない。
自分が自分の内面を掘るのだ。掘り続けるのだ。
まだ見たこともない自分に、少しは期待してもいいんじゃないか。自分くらいは。

葉山きらり
1か月前
9

短歌 まだ見ぬ君に手を振り続ける

心の中、全治一生涯の傷 まだ見ぬ君に手を振り続ける 口からこぼれた言葉は元には戻らない。人は傷つけ傷つきながらも生きていかなければならない。 自分にとって信頼で…

葉山きらり
1か月前
11

【詩】パーカッション

空をつかまえるには早すぎた。 穴を掘るには遅すぎた。 どちらも必要だったけど。 今だに分からないんた。 生きると死ぬを行ったり来たり。同じ転がるなら、なまなましく生…

葉山きらり
1か月前
18

短歌 歌えないから詠うのです

人前で歌えないから詠うのです ただただそれだけそれだけなんです ずっと人前で何かするのが苦手で、コンプレックス。でも、短歌だけは唯一私に与えられた舞台。 思いっ…

葉山きらり
1か月前
15

短歌でも詩でもそうだけど、自分の作品には嘘をつきたくない。
いつだって素直でありたいはずなのに、うまく表現できない時がある。
歯痒さは自分自身で埋めないといけないんだろうな。

葉山きらり
1か月前
6

短歌 愛ならば

愛ならば愛だからいま愛してる 言いたいけれど相手がいない 夫がシフト制の仕事をしているので、GWも予定が特にない。 仕事があるのはありがたいことだから、寂しいとは…

葉山きらり
1か月前
9

山門文治さん「備忘録として書く」の記事をマガジン追加して下さり、ありがとうございます。
久しぶりのnoteでしたが、皆さんの優しさに触れ「書く」ことが癒しとなりました。
はっきりしない自分に不甲斐なさも感じていましたが、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。

葉山きらり
1か月前
5

備忘録として書く

皆さま、お久しぶりです。 noteをやめると意気込んで、また書いている葉山きらりです。 やめる再開するを、何度か繰り返してます。 自分でも、本当にあきれる。 noteが自分…

葉山きらり
1か月前
18
短歌 すでに、とうに

短歌 すでに、とうに

冷蔵庫餃子2箱豆腐2丁幸せだったすでに、とうに

夫のいる自宅へ、久しぶりに帰った。
キッチンに入り、冷蔵庫を開ける。
餃子2袋(歌では2箱と表記した。リズム的に。)と豆腐2丁。他少し。
夫が仕事から帰って来ると、「餃子も豆腐も、いつきらりが帰って来てもいいように2つ買っておいたんだ。」と言って笑った。
それを聞いて、「またこの人と暮らしたい」そう感じた。
離婚したくない、と。

別居してから約1

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短歌 汗ばむ右手守りたい

短歌 汗ばむ右手守りたい

この人の汗ばむ右手守りたいこんな左手なければいいのに

別居関係が続いている夫と、久しぶりに会った。
会う前に思っていたのと違って、想像以上に楽しかった。以前に辛辣な言葉を投げかけられた時もあったけれども、愛しいという気持ちまで湧いた。2人で暮らした5年の月日はどうやら大きかったらしい。不思議な気持ちだった。
主治医には、離婚の結論を急いだらいけないと言われている。私自身、揺れに揺れているけれど、

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【詩】70%の部屋から世界のひとりへ

【詩】70%の部屋から世界のひとりへ

たくさんの人がいて各々が自分のことばを持ち、歩き、答えにたどり着く。
君が答えを出せないのは、いつも揺らぐのは、確実に足を前に出しているから。
湿度70%の部屋から外へ、外へ!
君が快晴になれたら、僕は風になろう。
追い風になろう。
僕が見えない方が都合がいいだろ?
君が消える代わりに僕が消えよう。
それがささやかな優しささ。
君は旅人できっと詩人。
ことばを抱えて旅に出るのさ。
君が生きたいよう

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短歌 自由への道

短歌 自由への道

魂が割れる音を聞きながら流す涙は自由への道

自由とは引き換えに、時には身がちぎれるほどの思いをしないといけない時もあるけれど、それは、新しい自分になるためのことだから、はじまりである。
はじまりであってほしい。
重い内容の記事が続いてるけど、勘弁を!

閃光のその先へ(離婚問題を乗り越えるために)

閃光のその先へ(離婚問題を乗り越えるために)

夫との離婚問題を抱えている。
お気づきの方はお気づきかもしれないけれど…。
夫婦間の問題は、難しい。
ここ数週間、お腹を下したり睡眠がとれない日々が続いた。
ここで書くのかは迷ったけれど、足跡として書こうと思う。

体調にかなり波があって、発信することに支離滅裂なことがあったかもしれないし、自分自身、妄想に逃げることもあった。
でも、これは現実問題。
向き合わなければならない問題だ。
私の離婚問題

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短歌 通話20年

短歌 通話20年

泣きながら電話しました 通話20年、友はもう母

最近辛すぎて、20年ほど前の疎遠になっていた友人にいきなり電話してしまった。
夜なのに私を否定することなく、うん、うんと言ってくれ、「なんでもっと早くに連絡くれなかったん?」「ひとりでよく耐えてたね」と、温かい言葉をかけてくれて、彼女が光そのものに見えた。感謝しかなかった。
大きな子と小さな子の母親になっていた彼女。
お母さんだなぁ、やっぱり。と、

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【詩】バレリーナ

【詩】バレリーナ

つたうはずのなかった光が今、私に降りかかっている。きれいという言葉を作ったのは、どこの誰だろう。願わくば、幸せになりたかった。
5月、人は出会って苦しむ季節。
5月、花はそんな季節でも咲いて。
出会いと別れを繰り返すのは、それは言葉にできるもろもろの感情を「きれい」の一言で片付けるような、そんなやわなものではない。
心臓をえぐり取られる感覚もまた、出会いや別れなのに、そんなやわなものではない。

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手塚治虫記念館へ

手塚治虫記念館へ

気分転換に、手塚治虫記念館へ行って来た。
私はほとんど漫画を読まない。子供の時は、まあまあ読んでいたけど。
別に漫画を敬遠している訳ではなく、なんか読んでいない。
手塚作品も、今まで読んだことがなかった。
でも、これを機にすごい読みたくなった!
館内はこじんまりしていて、それほど規模が大きい訳ではないけど、ユニークな作りで魅力的だった。
ちょうど6月23日まで「火の鳥〜手塚治虫のライフワーク〜」と

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居場所は自分で作るもの。どんな状況でも誰かが見てくれてはない。
自分が自分の内面を掘るのだ。掘り続けるのだ。
まだ見たこともない自分に、少しは期待してもいいんじゃないか。自分くらいは。

短歌 まだ見ぬ君に手を振り続ける

短歌 まだ見ぬ君に手を振り続ける

心の中、全治一生涯の傷 まだ見ぬ君に手を振り続ける

口からこぼれた言葉は元には戻らない。人は傷つけ傷つきながらも生きていかなければならない。
自分にとって信頼できる人の手は離してはならないけど、違和感を覚えたら、その手の感覚を大事にした方が、自分を守るためになるんじゃないか。
自分を大切にできない人は、周りの人のことも大切にできない。私はそう思う。

【詩】パーカッション

【詩】パーカッション

空をつかまえるには早すぎた。
穴を掘るには遅すぎた。
どちらも必要だったけど。
今だに分からないんた。
生きると死ぬを行ったり来たり。同じ転がるなら、なまなましく生でありたい。
書き順が分からない漢字を書く時のように、ノートの上で正しくあろうとするより、ずっとずっと無知でいたい。
君に与えるものがなくても、例えば雨の日に流されていく選挙ポスターのあの笑顔、じゃない笑顔を君にあげたい。
そうしたら笑

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短歌 歌えないから詠うのです

短歌 歌えないから詠うのです

人前で歌えないから詠うのです ただただそれだけそれだけなんです

ずっと人前で何かするのが苦手で、コンプレックス。でも、短歌だけは唯一私に与えられた舞台。
思いっきり自由に振る舞ってもいいんじゃないか。
それは、僅かながら力なのです。

短歌でも詩でもそうだけど、自分の作品には嘘をつきたくない。
いつだって素直でありたいはずなのに、うまく表現できない時がある。
歯痒さは自分自身で埋めないといけないんだろうな。

短歌 愛ならば

短歌 愛ならば

愛ならば愛だからいま愛してる 言いたいけれど相手がいない

夫がシフト制の仕事をしているので、GWも予定が特にない。
仕事があるのはありがたいことだから、寂しいとは言えないけど。
みんなが休みの時にいてくれない。
むむむ。
体調も黄砂?やら何やらで、あまり良くない。
矛盾して、こんな時に短歌とか書きたくなる。
何でかなー?
陽が差してきた。
いい天気やな…。
夫くんも外の景色見てるかなぁ?

山門文治さん「備忘録として書く」の記事をマガジン追加して下さり、ありがとうございます。
久しぶりのnoteでしたが、皆さんの優しさに触れ「書く」ことが癒しとなりました。
はっきりしない自分に不甲斐なさも感じていましたが、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。

備忘録として書く

備忘録として書く

皆さま、お久しぶりです。
noteをやめると意気込んで、また書いている葉山きらりです。
やめる再開するを、何度か繰り返してます。
自分でも、本当にあきれる。
noteが自分の性格に向いていないと分かりつつ、時間がたてばまた書きたくなる。
なんででしょうね。
それだけnoteが魅力的なんでしょうか。

最後の記事に書いた甲状腺の腫瘍ですが、今すぐどうこうしなくてはならないものではありませんでした。

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