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私たち夫婦はどんな映画を一緒に観ているか

またまた映画の話ですみません。
(いい映画を観ると、
 映画について語りたくなる)

前回の記事では、
「私が妻にどんな映画を勧めるか」
と題して、

先日、二人で『ロッキー』を
観た時の話を書きました。

私が妻にどの映画を勧めて、
どの映画を勧めなかったかは、
(一人で観た)

私の映画レビューの
マガジン
を見ると、
すぐに思い出せます。

例えば、
最近の私の映画レビューを見ると、
以下の作品は妻と一緒に観ました。

この中で、
最初から二人とも観たかったのが、
以下の作品です。

『シン・仮面ライダー』
『浅草キッド』
『線は、僕を描く』
『マイ・エレメント』
『ハイキュー!!』

13本中5本が多いか
少ないかはわかりませんが、

たぶん、うちの場合は、
二人が同時に観たいと思う割合は
いつもこんな感じですかね。

妻が観たいと言って、
私に勧めてきたのが、
以下の2本です。

『ミッション・インポッシブル』
『インタビュー・ウィズ・
 ヴァンパイア』
(トム・クルーズ推し笑)

特に『ミッション・
インポッシブル』の時の
妻のプレゼンの説得力の高さは
レビューにも書きましたね。

(「劇場のスクリーンで
  トム・クルーズのスタントなしの
  アクションが観られるのは、
  もう何度もない」というやつ)

私が妻に勧めて一緒に観たのが、
以下の作品です。

『キャッチ・ミー・
 イフ・ユー・キャン』
『ビバリウム』
『自虐の詩』
『シン・ゴジラ』
『ラム』
『ちひろさん』

(13本中6本)

この中で忘れられないのは、
『キャッチ・ミー・
 イフ・ユー・キャン』ですね。

これは'02年に公開された映画で、
公開当時から観たかったんです。

ただ、当時の私は、
ディカプリオがどうも苦手で、
彼が出ている作品を
避けていたんですね。

数年前にディカプリオの
出ているいい作品があって、
徐々に私の中でディカプリオが
解禁されていきました。

そんなわけで、
ずっと『キャッチ・ミー~』も
妻に「観よう」「観よう」と
何度も勧めてきたのですが、

なかなか首を縦に
振らなかったわけです。

最終的には
これを観ることができたのは、
私の泣き落としでしたね(^^;

その時に言ったのは、
前回までの記事に
書いてきたようなことです。

妻は「吹き替え派」で、
観られる洋画が限られています。

知っている俳優さんが
出ていないとなかなか
興味を持ってくれません。

そんな中で、
『キャッチ・ミー~』には、
トム・ハンクスも出てるじゃないか!
(妻もわりと好きな俳優)

ディカプリオも
出ているじゃないか!
と熱弁しました。

実際、私もなんでもかんでも、
妻に勧めているわけではないです。

どうしても観たくても、
私にしかわからないだろう
という映画は一人の時に
観ています。

そういう実情も伝えたうえで、
ようやく妻がこの作品を
観ることを快諾してくれました。
(めんどくさい夫?笑)

結果、『キャッチ・ミー~』は、
いい作品でした。
(当たり前だ!
 スピルバーグ監督だもの)

そして、妻からは
「ディカプリオの演技も
 良かったね」
という高評価まで出て、
ホッと一安心でした。

一方で、思いのほか、
妻にハマらなかったのが
『ビバリウム』です。

妻はホラー系というか、
ちょっと気持ち悪い感じの
映画も好きなので、

知っている俳優さんは
一人も出ていないけれど、
吹き替えもあるし、

「どうだろう?」
という感じで勧めたのが、
『ビバリウム』だったんですね。

これは私は
おもしろく感じた
作品だったんですが、

観終わった妻の反応は
微妙な感じでした。

「おもしろくない」とまでは
言わないですが、
「うーん」という感じでした。

たしか、
「飽きる」と言っていました。

『ビバリウム』は
たしかに人を選ぶ
作品なんですよね。

ただ、それは実際に
観てみないと
わからないことなので、
こういう時もあります。

じゃあ、似たような雰囲気の
『ラム』はどうだったか、
というと、

これは妻も大絶賛でした。

『ビバリウム』も
『ラム』も
似たようなテイストの
北欧系のホラーなんですが、

『ラム』は妻の感性にも
ハマったようです。

正直なところ、
私はこの作品を観終わった時、
「あぁ、やっちまったかな」
とも思ったんです。

私はおもしろいと思ったし、
素晴らしい作品なのは、
間違いないんですが、

「オチが弱い」
という弱点もあるんですよね。

なので、観終わったあとの
妻の反応も気になったのですが、
とても満足気でした。

たぶん、『ラム』の方が
いろいろと想像できる
余地があって、

そんなところが
観終わってからじわじわと
おもしろく感じたり
するのかもしれません。

少なくとも、『ラム』を
観終わったあとの数週間、

たびたび、
私たちはこの作品を
話題にあげていました。

二人で話していた時に
見解がわかれたところを
もう一度見直してみたり、

映画というのは、
こういう風に観終わったあとに
作品の世界観が
現実に浸透していく感じもあって、

そういう作品は
ぜひとも妻と観たい
と思ってしまいますね。

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