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夢二ー千代ちょこと紫陽花とPannkakor 六月のお茶時間
雨にぬれて少しうつむき加減の大輪の紫陽花。
梅雨の湿っぽい空気をぱあっと晴れやかにしてくれる花。
今年は紫陽花が見頃を迎えたというのに、関東では梅雨入りはまだまだ?
未だ梅雨入りせずの六月のお茶時間をいくつか振り返ってみた note です。
夢二 千代ちょこ
三女からのプレゼントです。
少年・未少年にはもったいなさすぎるチョコレートだからというのでもらったチョコレート。
もう喜んでいただきま
そら豆とぶどう山椒で作る 自家製調味料
四月下旬から週五で食べている塩ゆでそら豆。
六月に入りそろそろそら豆前線も北上し始め、お店に並ぶそら豆は千葉県産から新潟県、山形県産へと移っている。
こうなると急き立てられるように、ゆでそら豆で作る豆板醤を仕込まなきゃと米麹などを買いに走る。
空豆 蚕豆 天豆
さやを天に向けて実るから空豆
蚕が作るまゆの形に似ているから蚕豆
料亭や小料理屋さんでは、空を天と書いて天豆
私はそら豆と書くのが
江戸料理 「初鰹刺身に辛子酢味噌」「ふわふわ豆腐」「井出の里」 で 一汁五菜
目には青葉 山時鳥 初松魚
江戸時代の俳人、山口素堂(1642年~1716年)が詠んだ句ですが、三百年近く経った今でも、つい口について出て来る句です。
句に詠まれた初松魚とは上り鰹のことで、四月から五月に伊豆や房総沖で獲れる鰹のこと。
江戸時代、初物を食べると七十五日長生きできるという言い伝えがあり、人々は特に初鰹を珍重し、文化・文政(1804~30年)のころの江戸の初鰹志向は熱狂的で、どんな
「マティス 自由なフォルム」 国立新美術館
先月30日に観てきた展覧会の記録。
(展覧会会期は5月27日まで)
写真撮影OK画像で展覧会を振り返り、美術館にもっと気楽に足を運んで、お出かけを楽しみましょうよという noteです。
「お昼ごはんをうちで食べてゆっくり出かけて、閉館時間まで鑑賞するのがいいかな」
一息ついたところで、会場に向かう。
遅い時間の訪問だからか、入場者はかなり少ない。
マティス 自由なフォルム
2023年東京
筍シーズンも終わり ラスト レシピは 筍と豚肉とケールのガパオライス
八百屋で今シーズン最後の筍を見かけた。
二週間前のことで、どこの筍だろう?と産地を見たら石川県産だった。
今年も故郷の友だちから届いた筍で筍料理を和中泰と堪能、残りは数か月先の楽しみにと冷凍。
某日、毎年同じ筍料理ばかりというのもなぁと思い、二品作ったらどちらも◎
今季の筍シーズンのヒット作は、筍と豚肉とケールのガパオライス!に決まり。
筍も豚肉もカリーノケールもあったけれど、いきなりアドリ
サクラサクラ 四月 一汁九菜
ソメイヨシノ
大島桜
薄紅色
儚げな白
ずっと花曇りの日が続き、昨日は荒天春の嵐、それらが嘘のように 鎮まり、四月十日、久しぶりの春の桜日和。
桜文様の器に少しずつ春の料理を盛りつけて
サクラサクラ四月のランチ
器が決まったら次は献立
旬の食材を用意して、そう手間もかからない料理、これが大事。
気合を入れて二三日前から下準備するおもてなし料理は、まぁ、もうほんとにたまにでいいのです。
催花雨のころ おいでませ山口 Ⅱ 〜防府天満宮と料亭「桑華苑」
旅三日目
防府市
雨は止まない。
ホテルで傘を借りて、防府天満宮へ向かい、うめてらすのカフェで遅めのランチ。
土砂降りではなく、いい感じの小雨だ。
催花雨が、天神さまの石段や鳥居をしっとりと濡らし、晴天では味わえない風情を醸し出してくれる。
防府天満宮というより、幼かったころからの呼び方、天神さまのほうがしっくりくる。
参道の大石段を少し上った右手の茶室芳松庵の門をくぐる。
建物を出て、庭
催花雨のころ おいでませ山口 Ⅰ〜山口市菜香亭と湯田温泉・小熊屋咖喱
一年ぶりの山口
何十年振りだろう、飛行機ではなく山陽新幹線で山口県に帰省するのは。
東京駅を午前十時過ぎに出発、新山口から山口線に乗り換えて湯田温泉駅に着いたのは午後三時半ごろ。県庁所在地としてはすこぶる交通の便が悪い。
急ぐ旅でもなし、流れる懐かしい景色を眺めながらの、単線のとろとろ乗車時間は嫌いではない。
夫の所用に合わせて二日間湯田温泉泊、その後防府市へ帰省して一泊、三泊四日の旅 note