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一汁三菜、時々五菜たま~に七菜多菜 一汁一丼もいい

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季節季節のごはん記録 一汁三菜だったり五菜だったり七菜 九菜の日もあったり・・・一汁一丼というのもあるかな
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記事一覧

江戸料理 「初鰹刺身に辛子酢味噌」「ふわふわ豆腐」「井出の里」 で 一汁五菜

目には青葉 山時鳥 初松魚 江戸時代の俳人、山口素堂(1642年~1716年)が詠んだ句ですが、…

gingamom
5日前
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筍シーズンも終わり ラスト レシピは 筍と豚肉とケールのガパオライス 

八百屋で今シーズン最後の筍を見かけた。 二週間前のことで、どこの筍だろう?と産地を見たら…

gingamom
2週間前
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江戸料理「豆腐百珍」「玉子百珍」から 一汁七菜

古伊万里好き。 ヨーロッパのアンティークももちろん大好き。 それらをただ眺めるのではなく日…

gingamom
1か月前
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サクラサクラ 四月 一汁九菜

ソメイヨシノ 大島桜 薄紅色 儚げな白 ずっと花曇りの日が続き、昨日は荒天春の嵐、それらが…

gingamom
1か月前
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桃の節句 ちらし寿司とはまぐりお吸物 一汁三菜

15歳少女の初節句以来、ちらし寿司を作っていっしょにお祝いしたり、風邪や用事のあったときに…

gingamom
3か月前
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節分 立春 立春朝搾りで祝いの宵

二月三日 節分 節分の夜は出かけるというので、お昼ごはんに恵方巻などの縁起物の節分献立を…

gingamom
3か月前
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大寒に 寒たまごと寺のじさまの大根味噌汁、ばっけの醤油麹和え

大寒 二十四節気の二十四番目。 冬の最後の節気が大寒で今年も一月二十日 寒さが最も厳しくなる時期です。 大寒の食べ物といえば、やはり大寒たまごでしょうか。 寒の内(一月五日~二月三日)に産卵したものを寒たまごというそうで、この期間は卵が最も美味しく滋養があると言われています。 寒さのため鶏の産卵数が減り、その分、卵の滋養分がたっぷりになるそうで、大寒の日に産まれた卵を食べると金運アップ、健康に暮らせるそうです。 とはいえ鶏を飼っているわけじゃなし、近所に養鶏農家もない

小正月は小豆粥で 一汁五菜

小正月の朝、小豆粥をいただく。 一月十五日の朝、朝といっても少し遅めの朝ごはんといった時…

gingamom
4か月前
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今年のお正月ランチは和アフタヌーンティーっぽくしてみた。

2024年 甲辰 この一年が、みな様にとってもつつがなき年でありますように・・・ 今年の我が家の…

gingamom
5か月前
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もってのほかと山形芋煮で 一汁五菜 

山形で芋煮を食べたことはないし、身内にも友人にも山形県出身者はいない。巨大なクレーンでか…

gingamom
6か月前
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秋鮭と銀聖鮭生筋子で いくら醤油漬け 一汁五菜

十月初旬 この時期の秋鮭生筋子は、粒も大きく、脂ものった最高のいくら。 いくら醤油漬けに…

gingamom
8か月前
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秋刀魚かば焼き丼 紫蘇の実 初秋一汁三菜

中秋の名月の少し前。 「ばあば、げっぺいって知ってる?月のおもちってかくお菓子」 と5才少…

gingamom
8か月前
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江戸料理「浦里」と夏野菜 一汁七菜

伝承料理らしい。 池波正太郎ファンならよく知っているだろう。 「浦里」 古典落語や浄瑠璃に…

gingamom
9か月前
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土用の丑の日 うな重とモロヘイヤ味噌汁

天然鰻の旬は秋から冬、閑散期の夏の鰻屋が、平賀源内が考案した「本日、土用の丑の日」というキャッチコピーで大盛況となり、それ以来、土用の丑の日の食べ物として定着した、というのは諸説の中のひとつ。 日本では、古来より丑の日に「う」のつく食べ物(梅干し、瓜、うどん)を食べると縁起がよいとされる習わしがあったから、そこからの「う」のつく鰻のアイデアとなったのだろう。江戸から令和の時代になってもなお廃れないキャッチコピーだということが凄すぎる。 一年中、鰻はもはや高級食材だから、ま