gingamom

「観る 想う 料理する」 なにげない日常の情景 料理の一皿であったり季を告げる景色だっ…

gingamom

「観る 想う 料理する」 なにげない日常の情景 料理の一皿であったり季を告げる景色だったり⭐︎ 暮らした国は韓国とエジプト⭐︎旅 いろいろな国の料理 スパイス&ハーブ アンティーク(プロフィールに記載)   https://cookpad.com/kitchen/3332109

マガジン

  • 一汁三菜、時々五菜たま~に七菜多菜 一汁一丼もいい

    季節季節のごはん記録 一汁三菜だったり五菜だったり七菜 九菜の日もあったり・・・一汁一丼というのもあるかな

  • ほっともっと photo

    note [画像]の掲載記事と写真中心 note記事をまとめました。ほっと一息つきながら眺めてもらえたら嬉しいです。そしてあなたも、もっと photo 撮りたい気分になってくださったら嬉しいです。

  • 大人の時間。 展覧会 コンサート 街歩き 大人の遠足 etc

    ちょっと遠出のバスハイク 街歩きと食事 美術展にコンサート わくわくする大人の自由時間 note

  • カレー部 ひとり部活@うち

    インド スリランカ ネパール タイ・・・ジャパニーズカレーに欧州カレー!スパイス大好き💕たった一人部員の部活@うちnote & お店訪問記事まとめ

  • 江戸料理を知る 作る

    江戸の食について書かれた本、所謂和食のルーツである江戸料理の本を辿り、料理する  それを江戸時代(時には明治時代)の器に盛り付けて楽しむ そんな note

最近の記事

  • 固定された記事
+17

「遊びをせんとや生まれけむ」 ねむの木草子

    • 筍シーズン2024も終わり ラスト レシピは 筍と豚肉とケールのガパオライス 

      八百屋で今シーズン最後の筍を見かけた。 二週間前のことで、どこの筍だろう?と産地を見たら石川県産だった。 今年も故郷の友だちから届いた筍で筍料理を和中泰と堪能、残りは数か月先の楽しみにと冷凍。 某日、毎年同じ筍料理ばかりというのもなぁと思い、二品作ったらどちらも◎ 今季の筍シーズンのヒット作は、筍と豚肉とケールのガパオライス!に決まり。 筍も豚肉もカリーノケールもあったけれど、いきなりアドリブで作ったのではなく、ニ、三日前にふっと思いついて頭の中でエア調理。 (ケールと

      • +7

        Mother’s Day

        • 東京タワーと南インド料理

          三田で所用あり。 JR田町駅で降りて慶大正門前方面に歩く。 三田三丁目交差点。 道路の右手に東京タワーが見える。 所用の前にまずはランチ ゼロワンカレー A.o.D BRUTAS CURRY for Geeks 混ぜる、食べる、混ぜる 2020 7/1 東京の混ぜるカレー。 この本で紹介されていて、絶対行くべしと思い、それから四年近く経ってやっと訪れることができた。 大阪発、インド・ケララ経由、東京の進化系ミールス誕生! これは期待マックス。 夫も私もカレー4種のミー

        • 固定された記事

        「遊びをせんとや生まれけむ」 ねむの木草子

        +16

        マガジン

        • 一汁三菜、時々五菜たま~に七菜多菜 一汁一丼もいい
          20本
        • ほっともっと photo
          21本
        • 大人の時間。 展覧会 コンサート 街歩き 大人の遠足 etc
          16本
        • カレー部 ひとり部活@うち
          5本
        • 江戸料理を知る 作る
          3本
        • お茶にしましょ なににする?
          17本

        記事

          +18

          夢の島熱帯植物館

          夢の島熱帯植物館

          +17

          江戸料理「豆腐百珍」「玉子百珍」から 一汁七菜

          古伊万里好き。 ヨーロッパのアンティークももちろん大好き。 それらをただ眺めるのではなく日頃の食事シーンで使いたい、使いこなしたい。 そう決めて半世紀近く経つけれど、まだまだ思うように使いこなせているとは言えないなあ。 道は遠い。 江戸時代後期の古伊万里染付に魅せられて買い求めたのは、1970年代の終わりごろで、ほとんどは奈良の骨董屋で買った。 テーブルに並べ、手に取り、ふと考えたものだ。 この器に江戸時代の人々はどんな料理を盛りつけていたのだろう? 六年前だったか江戸

          江戸料理「豆腐百珍」「玉子百珍」から 一汁七菜

          本日のヒト皿 筍のグリーンカレー

          竹の葉がさわさわと春風に揺れるのを、遠く、車や列車の窓から眺めるのが好きです。 若竹の葉の薄みどり色がどんどん濃くなり、進む、季節。 どどーんと野菜コーナーに鎮座する筍の、一つ一つその形を愛で、来たる薫風のころを想うのもまたよいものです。 筍の季節に作るのは、筍ごはんに若竹煮、土佐煮、牛肉と筍のオイスター炒め、から揚げ。 うちの場合はそこにグリーンカレーが加わります。 日本で一番ポピュラーなタイカレーといってもいいくらい日本の食生活に定着した感があるグリーンカレー。 レ

          本日のヒト皿 筍のグリーンカレー

          サクラサクラ 四月 一汁九菜

          ソメイヨシノ 大島桜 薄紅色 儚げな白 ずっと花曇りの日が続き、昨日は荒天春の嵐、それらが嘘のように 鎮まり、四月十日、久しぶりの春の桜日和。 桜文様の器に少しずつ春の料理を盛りつけて サクラサクラ四月のランチ 器が決まったら次は献立 旬の食材を用意して、そう手間もかからない料理、これが大事。 気合を入れて二三日前から下準備するおもてなし料理は、まぁ、もうほんとにたまにでいいのです。 ケの献立に少し華やかさを加えられたら、それがいい。 月に二三回の旬ランチ 食

          サクラサクラ 四月 一汁九菜

          新宿中村屋と末廣亭

          「林家つる子、三遊亭わん丈 真打昇進披露興行」 新宿末広亭・二日目(主任わん丈)に行ってきた。 昨年師走小晦日、「第一回ミテ!演芸会」のチケットをもらったので夫と出かけた。 中入りなし、ノンストップで玉川太福(曲師:玉川みね子)の浪曲、三遊亭わん丈の落語にライブの臨場感で熱く燃えた。 わん丈さんのお見立ては、さすが元ロックバンドのヴォーカリスト!伸びやかな高音で活舌のよい声、グッドルッキングで演じ分ける登場人物の表情に目が釘付け、テンポよく笑いが満ちた廓噺は江戸時代であ

          新宿中村屋と末廣亭

          催花雨のころ おいでませ山口 Ⅱ 〜防府天満宮と料亭「桑華苑」

          旅三日目 防府市 雨は止まない。 ホテルで傘を借りて、防府天満宮へ向かい、うめてらすのカフェで遅めのランチ。 土砂降りではなく、いい感じの小雨だ。 催花雨が、天神さまの石段や鳥居をしっとりと濡らし、晴天では味わえない風情を醸し出してくれる。 防府天満宮というより、幼かったころからの呼び方、天神さまのほうがしっくりくる。 参道の大石段を少し上った右手の茶室芳松庵の門をくぐる。 建物を出て、庭園を見て回る。 二階建ての建物が暁天楼。 坂本龍馬、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文

          催花雨のころ おいでませ山口 Ⅱ 〜防府天満宮と料亭「桑華苑」

          催花雨のころ おいでませ山口 Ⅰ〜山口市菜香亭と湯田温泉・小熊屋咖喱

          一年ぶりの山口 何十年振りだろう、飛行機ではなく山陽新幹線で山口県に帰省するのは。 東京駅を午前十時過ぎに出発、新山口から山口線に乗り換えて湯田温泉駅に着いたのは午後三時半ごろ。県庁所在地としてはすこぶる交通の便が悪い。 急ぐ旅でもなし、流れる懐かしい景色を眺めながらの、単線のとろとろ乗車時間は嫌いではない。 夫の所用に合わせて二日間湯田温泉泊、その後防府市へ帰省して一泊、三泊四日の旅 noteです。 今年一月に発表された米ニューヨーク・タイムズ紙による 2024年に行く

          催花雨のころ おいでませ山口 Ⅰ〜山口市菜香亭と湯田温泉・小熊屋咖喱

          ぺったんこ押焼きクロワッサン? 「クルンジ」

          つい先日。 ショッピングモールのパン屋さんの前で思わず立ち止まった。 クルンジ マシッソヨ? ん?マシッソヨって書いてあるからコレハキット韓国発スイーツ? 商品説明を読んでみて、なるほどねと好奇心ムクムク、斬新なアイデア、さっそく買ってみた。 クルンジって何? クロワッサン+ヌルンジ=クルンジ 造語ですか。なるほど。 韓国人のソウルフード ヌルンジは、ご飯を土鍋などで炊いたときに鍋底にできるお焦げのことで、食事の最後にお焦げを残した鍋にお湯を注いでお粥のようにして食

          ぺったんこ押焼きクロワッサン? 「クルンジ」

          特別展「本阿弥光悦の大宇宙」 と 特別展「中尊寺金色堂」

          友だち夫婦と私たち夫婦でのランチと展覧会。 午前11時に上野ブラッスリーレカンでランチ、それから東京国立博物館で二つの展覧会を観るという贅沢な半日、大人の時間。 (2024年2月29日に訪問、特別展「本阿弥光悦の大宇宙」は3月10日で会期終了しています) 午前11時 ブラッスリーレカン   毎回オープン時間に合わせて予約、ブラッスリーレカンの一番好きな席で楽しみたいので、いつも一番乗りだ。 「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」とのコラボレーションメニュ

          特別展「本阿弥光悦の大宇宙」 と 特別展「中尊寺金色堂」

          ミモザケーキを焼いて お茶しましょ

          桃の節句まで桃色に染まっていたお花屋さん。 桃の節句が終わった翌々日からは桃色からミモザ色に塗り替えられたみたいに、店先はミモザの花束で溢れていました。 ミモザの日だからというわけでもなく、ミモザの花が満開のころ、あまりにもきれいすぎるミモザの花へのオマージュとでもいった感情から、ミモザを愛でるブランチやランチを作り始めて、もう十年になります。 今年は久しぶりにミモザケーキを焼いて お茶しましょ。 「いっしょにミモザケーキ、作ろ」 「わぁ、楽しみ」 15歳少女との約束

          ミモザケーキを焼いて お茶しましょ

          桃の節句 ちらし寿司とはまぐりお吸物 一汁三菜

          15歳少女の初節句以来、ちらし寿司を作っていっしょにお祝いしたり、風邪や用事のあったときには届けたりして、桃の節句の光景には、毎年ちらし寿司がありました。 毎年少女たちの好きな具〜玉子焼きにイクラ、鮭、鯛、甘海老などのお刺身(お刺身がNGのころはスモークサーモン)、煮穴子じゃなくて鰻蒲焼き、刻み海苔、菜花などで作るちらし寿司です。 少女たちが二歳になると、祭と書かれた 団扇で「ぱぁ~たぱた」と酢飯を冷ましてくれるようになり、もう少し大きくなると自分たちで具を飾ってちらし寿

          桃の節句 ちらし寿司とはまぐりお吸物 一汁三菜

          おひな様

          いくつになっても わくわく待ち遠しい 桃の節句 京雛の 御殿雛は長い歳月の間に 御殿も 雪洞もお道具も壊れてしまいましたが せめて雛人形お一人お一人を愛しんで飾りましょ。 七十年以上前の 木目込雛人形 伯母たちが初節句に買ってくれた 木目込雛人形 和室の二本松車箪笥の上には 長女が生まれた年に 母が奈良町の民藝店で買った 一刀彫の小さな 内裏雛 四十七年も前のことです。 幾時代も幾世代も越えて ひな人形を愛でる人々の心にあるのは 郷愁かもしれません。

          おひな様