風花@デザインする人

51歳、フリーランスデザイナー。 デザインで人と社会を楽しく、生きやすく、面白くしたい…

風花@デザインする人

51歳、フリーランスデザイナー。 デザインで人と社会を楽しく、生きやすく、面白くしたい。 エフェライフ講座第1期生学び中。

マガジン

  • 50歳フリーランスはじめました

    49歳パートしながら個人事業主に。50歳でパートを退職して完全フリーランスになったおばちゃんデザイナーの奮闘記。

  • チームF(仮)日報

    • 3本

    風花さんとフキノのプロセスエコノミーを綴っていきます。

  • ジェンダーを学ぼう

    ジェンダーギャップ(男女格差)について、まずは知ることから始めよう。

  • レビュー(本と映画と。)

    読んだ本、見た映画で、書き残しておきたかったものを。

  • イラストいろいろ

    ずっとやりたかったことをやってみようシリーズなど

記事一覧

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ジェンダーデザイン・コンテスト最優秀賞受賞しました

第2回「写真とことば」ジェンダーデザイン・コンテスト 2022年11月3日、2次審査でプレゼンし、最優秀賞をいただきました! 主催:福岡市 九州大学芸術工学研究院 社会包摂…

おばちゃんデザイナー、NYへ行く⑦

今日も初めての経験をたくさんしました。 旅は成長を加速させます。 なぜなら旅にはトラブルやアクシデントがつきものだからです。 今日は初めて地下鉄に乗りましたが、早…

おばちゃんデザイナー、NYへ行く⑥

NY3日目の朝は、7時に友人たちとセントラルパークで待ち合わせをしました。 しかし、やはり旅先は歩きますね。 履き慣れているHOKAのスニーカーで行こうと思っていたのです…

おばちゃんデザイナー、NYへ行く⑤

NYの旅2日目です。 朝は、先にNY入りしていた友人たちと合流し挨拶しました。 今回の旅では最大6人の友人たちと一緒になります。 4人は日本から、2人はNY在住です。 先日…

おばちゃんデザイナー、NYへ行く④

6月10日、JFK空港に到着しました。 日本との時差は13時間。 羽田空港から13時間の長いフライトは、お酒を飲んで寝ちゃうに限る〜 と思っていましたが、私、友人、その隣に…

おばちゃんデザイナー、NYへ行く③

先生が「NYへ行きなさい」と言った一言や 周囲の「今すぐ行くべき」という一言など、 誰かが言った言葉が、妙に心に刺さって離れないこと、あると思います。 身近な人じゃ…

おばちゃんデザイナー、NYへ行く②

NYに行くと決めたのは今から3ヶ月前ほどのことです。 ニューヨークいつか行ってみたいんですよね、と周囲の人たちに話し始めていたものの、まだまだ気持ちは、すごーく遠い…

おばちゃんデザイナー、NYへ行く①

突然ですが、私、ニューヨークへ行きます。 アメリカへ行くのは初めてです。 海外旅行も、20代の頃以来でしょうか。 そもそも、家族を置いて一人で旅行したのは、一昨年の…

kindle本があなたの顔になる

これまでに、kindle表紙をたくさん制作してきましたが、お客様に 「自分の本当にやりたいことが見えてきた」 「自分が社会に対し何をアピールしたらいいのかわかった」 「…

プロフィール写真を撮ろう

仕事をわかりやすく見ていただくために、私たちのwebサイトを制作しようとしています。 蕗乃さんがプロフィール写真を撮るのに便乗し、私もプロフィール写真を撮影すること…

オンラインサロンと多様性

オンラインサロンに入る人と入らない人。 私のリアルな周辺の人に(友達、親類など)オンラインサロンに入っているという人は皆無です。 (もしかしたらこっそりと入ってい…

デザインするだけじゃダメな気がする

こんにちは。今日からチームFの日報を書いておこうと思います。 チームFとは、蕗乃さんと風花の頭文字をとってF。 今のところこれは仮の名前です。いいチーム名を二人で考…

エフェクチュエーション、娘にも?

ファーストフード店でアルバイトを始めて2ヶ月ほど経った高3の娘。 LINEグループで「急に夕方のバイトに欠勤が出て、今日誰か出れる人いませんか?」とメンバーから来たそ…

介護とジェンダー

ジェンダー勉強会をオンラインでやっていますが、次回は5回目、テーマは「介護とジェンダー」です。私自身が義理の両親の介護経験があり、また同年代の方で今まさに介護と…

知らず知らずにエフェっていた私

私がパソコンも使えかった主婦からデザイナーになったと話すと、そりゃエフェクチュエーションですよ!と言われたので、え?そうだったの?と思い、改めてこれまでの経緯を…

300

デザイナーになると決めた日①

突然強烈に思い出したので書いておきます。 私がデザイナーになりたい!と思った36歳の時のことを。 下の子を幼稚園に入れた年でした。 上の子と合わせて6年間、出産と乳…

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ジェンダーデザイン・コンテスト最優秀賞受賞しました

第2回「写真とことば」ジェンダーデザイン・コンテスト 2022年11月3日、2次審査でプレゼンし、最優秀賞をいただきました! 主催:福岡市 九州大学芸術工学研究院 社会包摂デザイン・イニシアティブ 福岡市男女共同参画推進センターアミカス プレゼンテーションで述べましたこの作品の趣旨は以下の通りです。 ↓ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この写真は、20年前の私と息子です。 この文字は、私が、仕事を探していた時に すべて、実際に面接官に言われた

おばちゃんデザイナー、NYへ行く⑦

今日も初めての経験をたくさんしました。 旅は成長を加速させます。 なぜなら旅にはトラブルやアクシデントがつきものだからです。 今日は初めて地下鉄に乗りましたが、早速乗り間違い、 また距離感がつかめず、思いのほか歩き回ったりしました。 結果、めっちゃくちゃしんどい1日になりました。 ブルックリンからマンハッタンに橋をあるいて渡るチャレンジをしましたが、 途中でお腹は壊すし、足は痛いし、椅子はないから休めないし、水はなくなるし、で大変でした。まじで倒れそうでした。 そのまま

おばちゃんデザイナー、NYへ行く⑥

NY3日目の朝は、7時に友人たちとセントラルパークで待ち合わせをしました。 しかし、やはり旅先は歩きますね。 履き慣れているHOKAのスニーカーで行こうと思っていたのですが、 機内でも緩められるサンダルタイプの靴を直前に購入しました。 ホテルの室内や機内など、スリッパが必要になる機会も多いのですが、 この靴ですと、ゆるゆるとすることもできて楽でした。 今日は18000歩も歩いてたのですが、それほど疲れたりするともなく良かったです。 せっかくの旅先なので、新しい試みをしよう

おばちゃんデザイナー、NYへ行く⑤

NYの旅2日目です。 朝は、先にNY入りしていた友人たちと合流し挨拶しました。 今回の旅では最大6人の友人たちと一緒になります。 4人は日本から、2人はNY在住です。 先日、オンラインサロンの話を書きましたが、そこで知り合った人たちで、 リアルで初めて会う人もいます。 ここで知り合った仲間がいなければ、今回の旅は実現しなかったと思います。 NYに行きなさいと言ってくれる人。 一緒に行きたいと言ってくれる人。 現地で会いましょうと言ってくれる人。 本当に出会いは宝だと言

おばちゃんデザイナー、NYへ行く④

6月10日、JFK空港に到着しました。 日本との時差は13時間。 羽田空港から13時間の長いフライトは、お酒を飲んで寝ちゃうに限る〜 と思っていましたが、私、友人、その隣に座ったのがラテン系の陽気な男子! この話好きな彼と喋りまくって、あっという間に時間が過ぎていったのでした。 今回の私の旅のもう1つの目的は、「色々な人と話す、友達になる」です。 袖すり合うも他生の縁ですし、人とのご縁は大切にしたい。 そんなわけで、NYでも気軽に色々な人に話しかけてみようと思います! (

おばちゃんデザイナー、NYへ行く③

先生が「NYへ行きなさい」と言った一言や 周囲の「今すぐ行くべき」という一言など、 誰かが言った言葉が、妙に心に刺さって離れないこと、あると思います。 身近な人じゃなくても、 たまたま見た広告のコピーかもしれないし、映画の1セリフかもしれないし、本屋で見かけた本の帯の言葉かもしれません。 私は昔から「直感」を信じていました。 必要な時、目に見えない大きな力が働いて、私に何かメッセージを送ってくれる。 やるべきと思ったら、勝手に体が動いてしまう。 しかし私は、23歳で結婚して

おばちゃんデザイナー、NYへ行く②

NYに行くと決めたのは今から3ヶ月前ほどのことです。 ニューヨークいつか行ってみたいんですよね、と周囲の人たちに話し始めていたものの、まだまだ気持ちは、すごーく遠い将来、いつか資金を貯めて、いつか子供達が大人になって、いつか仕事が落ち着いて、いつか、いつか・・・という気持ちでいました。つまり言葉にはしてみたものの、全然現実味のない話だったのです。 ところがあちこちでこれを話すようになってなぜか周囲の人たちが口を揃えて、「今すぐ行くべきだ」と言ってくれるのです。 私は正直、

おばちゃんデザイナー、NYへ行く①

突然ですが、私、ニューヨークへ行きます。 アメリカへ行くのは初めてです。 海外旅行も、20代の頃以来でしょうか。 そもそも、家族を置いて一人で旅行したのは、一昨年の京都が初めて。 主婦である私は、単身旅行なんて絶対無理だと思い込んでいたのです。 子供は?夫は?食事は?お金は? とにかくどう考えてもあり得ない! そう思っていました。 しかし、心優しい友人たちが、大丈夫だよと ヨイショヨイショと私の背中を押してくれたのでした。 それから、一泊とか二泊とか、国内で小さな旅を続け

kindle本があなたの顔になる

これまでに、kindle表紙をたくさん制作してきましたが、お客様に 「自分の本当にやりたいことが見えてきた」 「自分が社会に対し何をアピールしたらいいのかわかった」 「まるでカウンセリングやコンサルみたいだった」 などと言われることが多く、 「一体どんなふうにデザインを考えているの?」という疑問を持たれるので 私が考える、名刺がわりになるkindle本の表紙についてお話ししてみようと思います。 kindle表紙に限らずですが、あらゆる制作物は「ヒアリング」が頼りです。 ヒア

プロフィール写真を撮ろう

仕事をわかりやすく見ていただくために、私たちのwebサイトを制作しようとしています。 蕗乃さんがプロフィール写真を撮るのに便乗し、私もプロフィール写真を撮影することにいたしました。 ちょうど福岡在住のフォトグラファーの方と親しくなったばかり。早速ご依頼いたしました。 その方とのヒアリングの時間に、気付かされることがたくさんありました。 「なんのためにそれをするのか?」 「一番やりたいことはなにか?」 「誰に向かって伝えるのか?」 覚悟をもって宣言する。 私たちは誰に向か

オンラインサロンと多様性

オンラインサロンに入る人と入らない人。 私のリアルな周辺の人に(友達、親類など)オンラインサロンに入っているという人は皆無です。 (もしかしたらこっそりと入っているのかもしれないけど) なんなら私が、オンラインサロンの人に会いに東京に行くんだ、などという話をしたら「怪しくない?」「気をつけて」「辞めた方がいい」「すごいね」などと言われ、信じられないという顔をされることがほとんどです。 (一応福岡市内の決して田舎ではないところに住んでいます) 私はいくつかのオンラインサロンや

デザインするだけじゃダメな気がする

こんにちは。今日からチームFの日報を書いておこうと思います。 チームFとは、蕗乃さんと風花の頭文字をとってF。 今のところこれは仮の名前です。いいチーム名を二人で考え中です。 世の中には、信念を持って素晴らしい取り組みをしている人や会社がたくさんありますが、それがうまく社会に伝わっていないということが、勿体無いなあ、もどかしいなあと常日頃思っていました。自分でも起業したので余計に、ですが、新しい事業を開拓していくのは、強い志や信念がないと、なかなか難しいものです。 とても熱

エフェクチュエーション、娘にも?

ファーストフード店でアルバイトを始めて2ヶ月ほど経った高3の娘。 LINEグループで「急に夕方のバイトに欠勤が出て、今日誰か出れる人いませんか?」とメンバーから来たそう。 「お母さん、私今日出れるけど、まだ新人だし、余計なことかな?」 「今のところ出れる人がいなさそうでさ」 と聞かれたので、 「余計なことかどうかを判断するのは上司の人だよ。あなたは今それができる、そしてやってもいいと思っている。そのことが大事だよ。」 「わかった。でもあともう1つね、今日学校の健康診断で

介護とジェンダー

ジェンダー勉強会をオンラインでやっていますが、次回は5回目、テーマは「介護とジェンダー」です。私自身が義理の両親の介護経験があり、また同年代の方で今まさに介護とジェンダーの問題の真っ只中にいる方が増えてきましたので、このテーマにいたしました。 勉強会の準備をする中で、参加者に教えていただいた本を図書館で借りたのですが、あまりに凄みのある本で、思わず一気読みしてしまいました。 大変な本ですこれは‥ 「介護とジェンダー」春日スキヨさん著。1997年の本ですが、大変重要な問題が

知らず知らずにエフェっていた私

私がパソコンも使えかった主婦からデザイナーになったと話すと、そりゃエフェクチュエーションですよ!と言われたので、え?そうだったの?と思い、改めてこれまでの経緯を振り返ってみました。 長くなるけど、よかったら私のストーリーを聞いてください。 49歳でデザイナーとして独立しましたが、最初から独立することを目標にしていたわけではありません。言ってみれば「なりゆき」です。その時その時で、自分にできそうな方法を選んで、繰り返してきただけで何の野心もなく、いつの間にかここに辿り着いて

有料
300

デザイナーになると決めた日①

突然強烈に思い出したので書いておきます。 私がデザイナーになりたい!と思った36歳の時のことを。 下の子を幼稚園に入れた年でした。 上の子と合わせて6年間、出産と乳幼児の育児につきっきりで、ようやく午後2時まで一人の時間ができる!と、小躍りするくらい嬉しかったことを覚えています。 それなのに。 この幼稚園には「母の会」というものがあって、つまりPTAのようなものだけど、 この役員を引き受けることになってしまいました。 引き受けると1年間かかりきりになってしまうと予想はつき