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50歳フリーランスはじめました

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49歳パートしながら個人事業主に。50歳でパートを退職して完全フリーランスになったおばちゃんデザイナーの奮闘記。
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記事一覧

おばちゃんデザイナー、NYへ行く⑦

今日も初めての経験をたくさんしました。 旅は成長を加速させます。 なぜなら旅にはトラブルやアクシデントがつきものだからです。 今日は初めて地下鉄に乗りましたが、早速乗り間違い、 また距離感がつかめず、思いのほか歩き回ったりしました。 結果、めっちゃくちゃしんどい1日になりました。 ブルックリンからマンハッタンに橋をあるいて渡るチャレンジをしましたが、 途中でお腹は壊すし、足は痛いし、椅子はないから休めないし、水はなくなるし、で大変でした。まじで倒れそうでした。 そのまま

おばちゃんデザイナー、NYへ行く⑥

NY3日目の朝は、7時に友人たちとセントラルパークで待ち合わせをしました。 しかし、やはり旅先は歩きますね。 履き慣れているHOKAのスニーカーで行こうと思っていたのですが、 機内でも緩められるサンダルタイプの靴を直前に購入しました。 ホテルの室内や機内など、スリッパが必要になる機会も多いのですが、 この靴ですと、ゆるゆるとすることもできて楽でした。 今日は18000歩も歩いてたのですが、それほど疲れたりするともなく良かったです。 せっかくの旅先なので、新しい試みをしよう

おばちゃんデザイナー、NYへ行く⑤

NYの旅2日目です。 朝は、先にNY入りしていた友人たちと合流し挨拶しました。 今回の旅では最大6人の友人たちと一緒になります。 4人は日本から、2人はNY在住です。 先日、オンラインサロンの話を書きましたが、そこで知り合った人たちで、 リアルで初めて会う人もいます。 ここで知り合った仲間がいなければ、今回の旅は実現しなかったと思います。 NYに行きなさいと言ってくれる人。 一緒に行きたいと言ってくれる人。 現地で会いましょうと言ってくれる人。 本当に出会いは宝だと言

おばちゃんデザイナー、NYへ行く④

6月10日、JFK空港に到着しました。 日本との時差は13時間。 羽田空港から13時間の長いフライトは、お酒を飲んで寝ちゃうに限る〜 と思っていましたが、私、友人、その隣に座ったのがラテン系の陽気な男子! この話好きな彼と喋りまくって、あっという間に時間が過ぎていったのでした。 今回の私の旅のもう1つの目的は、「色々な人と話す、友達になる」です。 袖すり合うも他生の縁ですし、人とのご縁は大切にしたい。 そんなわけで、NYでも気軽に色々な人に話しかけてみようと思います! (

おばちゃんデザイナー、NYへ行く③

先生が「NYへ行きなさい」と言った一言や 周囲の「今すぐ行くべき」という一言など、 誰かが言った言葉が、妙に心に刺さって離れないこと、あると思います。 身近な人じゃなくても、 たまたま見た広告のコピーかもしれないし、映画の1セリフかもしれないし、本屋で見かけた本の帯の言葉かもしれません。 私は昔から「直感」を信じていました。 必要な時、目に見えない大きな力が働いて、私に何かメッセージを送ってくれる。 やるべきと思ったら、勝手に体が動いてしまう。 しかし私は、23歳で結婚して

おばちゃんデザイナー、NYへ行く②

NYに行くと決めたのは今から3ヶ月前ほどのことです。 ニューヨークいつか行ってみたいんですよね、と周囲の人たちに話し始めていたものの、まだまだ気持ちは、すごーく遠い将来、いつか資金を貯めて、いつか子供達が大人になって、いつか仕事が落ち着いて、いつか、いつか・・・という気持ちでいました。つまり言葉にはしてみたものの、全然現実味のない話だったのです。 ところがあちこちでこれを話すようになってなぜか周囲の人たちが口を揃えて、「今すぐ行くべきだ」と言ってくれるのです。 私は正直、

おばちゃんデザイナー、NYへ行く①

突然ですが、私、ニューヨークへ行きます。 アメリカへ行くのは初めてです。 海外旅行も、20代の頃以来でしょうか。 そもそも、家族を置いて一人で旅行したのは、一昨年の京都が初めて。 主婦である私は、単身旅行なんて絶対無理だと思い込んでいたのです。 子供は?夫は?食事は?お金は? とにかくどう考えてもあり得ない! そう思っていました。 しかし、心優しい友人たちが、大丈夫だよと ヨイショヨイショと私の背中を押してくれたのでした。 それから、一泊とか二泊とか、国内で小さな旅を続け

デザイナーになると決めた日①

突然強烈に思い出したので書いておきます。 私がデザイナーになりたい!と思った36歳の時のことを。 下の子を幼稚園に入れた年でした。 上の子と合わせて6年間、出産と乳幼児の育児につきっきりで、ようやく午後2時まで一人の時間ができる!と、小躍りするくらい嬉しかったことを覚えています。 それなのに。 この幼稚園には「母の会」というものがあって、つまりPTAのようなものだけど、 この役員を引き受けることになってしまいました。 引き受けると1年間かかりきりになってしまうと予想はつき

海は広いな大きいな

なかなかハードである・・・ というのが完全フリーランスになって2ヶ月ちょっとの正直な感想。 当たり前だが、自分で動かなければ進まないのである。 サボっていれば1日があっという間に終わってしまうのである。 会社に所属していれば、業務時間は決まっていて、どんな仕事内容であっても お給料は一定もらえる。 色々な面で優遇されていたよな、と思う。 ありがたかったですね。 じゃあ、もう一度、雇われる側になるか?とも考える。 きっとうまくやれるだろう。 でもとてもしんどい。もう誰かの下

EからSへ 2023年を振り返る

2023年も終わりに近づいています。 今年の振り返りをしたいと思います。 今年の一番のトピックはやはり、勤めを辞めたことです。 E(Employee)からS(Self-Employee)へ。 雇用される側から、自営業者に。 この衝撃は大きいです。 まずは両輪でやって、じわじわ移行していきましたが、 もっと早くやっても良かった。それぐらい楽しいです。 私は夫がいて子供がいて、全てをS(Self-Employee)で賄えているわけではありません。夫の収入があってこその起業です

在宅での仕事と家事問題

フリーランスになって、家のことが余計に目に入るようになったとはいえ、なんかおかしい、忙しすぎるぞ、と思っていたら、家事仕事を夫がやらなくなっていた。 これまでもパートで在宅勤務だったのだけど、業務時間は決まっていて、その間ほぼ机を離れることがなかったので、仕事中に家事をすることはなかった。夫は洗濯や食事の支度なども、まあ割とやってくれていた。しかし・・・ 家で仕事をしているのは変わらないのに、夫を含め子供たちも、 「まあ、お母さんいるからいいか」 というようになっている気

デザインで伝えることについての授業

今日は東京都の大学でゲスト講師としてzoomで授業をしました。 人前で話すことは、イベントや取材などで時々あり、あまり抵抗がないのですが、 学生の皆さんにお話しする機会はこれまでほとんどなかったので、どんな反応かな?とドキドキしていました。 内容は、自分の受賞作品をもとにお話ししました。 作品についてはこちらに詳しく書いています。 差別の気づきから、作品制作に至るまでの道のり 人に思い伝えるときには、どのような方法があるのか、 当たり前の顔をして世の中に存在している差別に

インハウスデザイナーからフリーへの道

フリーになって、色々なジャンルの仕事を、時間の制約なく受けられるようになったのはとてもありがたいことだと思います。 時間が自分で自由に使える。毎日が夏休みよ!キャハ!と娘に言ったら 「ずっとなんかしよるやん・・・」と言われてしまいましたが・・・ やることはなんやかんやあるもんです。 私はデザイナーとしても転職が多くて、しかもほとんどがインハウスなので、色々な仕事に関わらせてもらったことが、ホントに今いきてるなあと感じることが多いです。 インハウスってなに?と思われた方も多い

1日をしみじみ味わう

いよいよ本格的なフリーランスとしての毎日がスタートしました。 焦る気持ちがなくなったのか、家のいろんな場所を掃除してしまいます。 ご飯の支度が本当に本当に嫌だったのに、なぜかできてしまう不思議。 何もかも、「余裕」のおかげですね。時間と気持ちと。 追われている感じが極端に減りました。 もちろん仕事での締め切りはありますが、自分で調整できるのが良い! お菓子や、お酒や、衝動買い・・・ あまりにも時間がなく、自分に余裕がなかったために 手っ取り早く気持ち良くなれるものが必要でし