見出し画像

ジェンダーデザイン・コンテスト最優秀賞受賞しました


第2回「写真とことば」ジェンダーデザイン・コンテスト
2022年11月3日、2次審査でプレゼンし、最優秀賞をいただきました!

主催:福岡市
九州大学芸術工学研究院 社会包摂デザイン・イニシアティブ
福岡市男女共同参画推進センターアミカス


プレゼンテーションで述べましたこの作品の趣旨は以下の通りです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この写真は、20年前の私と息子です。
この文字は、私が、仕事を探していた時に
すべて、実際に面接官に言われた言葉です。

私がどんな人間なのか
どんな能力があって、
どんな個性があるのか、
は全く問われていません。
この質問は、母親にしかされない。
このことに私は最近気がついて、本当に愕然としたのです。

同じ親なのに、なぜ父親にはこの質問がされないのだろう?
なぜそれが当たり前になっているのだろう?

子育ては女性の仕事
家事は女性の仕事
子供と離れるのはかわいそう
家のことをおろそかにしない
女性は男性に守られているもの

そのような中で思い切り働くことができる女性が果たしているでしょうか?

世の中、女性より稼いでいる男性がほとんどです。
女性は稼ぎが少ないから、子育ても家事もちゃんとやるべき
そのような呪縛が家庭内にないでしょうか?

男性はその特権を享受しているということを
女性はもっと自由になっていいのだということを
それぞれがもう一度考えてみませんか?

お互いにもっと生きやすい社会にしなければ、
ジェンダー平等など程遠いです。
そんな思いで、この作品を作りました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

NHK九州・沖縄にて取材を受けました。
NHK福岡の『ロクいち!福岡』
NHK九州・沖縄「おはよう九州沖縄」にて放送

西日本新聞のコラム『風向計』に掲載されました。

九州大学社会包摂デザイン・イニシアティブ(DIDI)に誌面掲載

「写真とことば」ジェンダーデザイン・コンテスト入賞作品展


追記
国際女性デーに合わせて、英語バージョンも作成し、SNS等で発信しました。

海外の女性から日本の女性の就労環境を見たらどう思うのだろう・・・
当たり前になっていること、でもなんだか変だなと気付いたことを
目をそらさずに、考えていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?