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エフェクチュエーション、娘にも?

ファーストフード店でアルバイトを始めて2ヶ月ほど経った高3の娘。
LINEグループで「急に夕方のバイトに欠勤が出て、今日誰か出れる人いませんか?」とメンバーから来たそう。

「お母さん、私今日出れるけど、まだ新人だし、余計なことかな?」
「今のところ出れる人がいなさそうでさ」
と聞かれたので、

「余計なことかどうかを判断するのは上司の人だよ。あなたは今それができる、そしてやってもいいと思っている。そのことが大事だよ。

「わかった。でもあともう1つね、今日学校の健康診断で、終わり時間がはっきりしないから、もしかしたらアルバイトの開始時間の4時半に間に合わないかもしれないけどどう思う?」

「それは今言ったことをそのまま上の人に伝えてみたらどうかな?」

娘はそのあと上司に電話して話して、
「今日バイト出ることになったよ」と言って出かけて行きました。

私は今、自分が学んでいるエフェクチュエーションの1つを、娘に伝えることができた気がして、とても嬉しくなりました。

「まだ新人だから」「うまくできるかわからないから」
「新人のくせに生意気かと思われないかな」
そんな気持ちよりも、大事なのは今あなたが
「手を貸してあげたい、それができる」ということ。

あなたに無理なら無理と上司は言うだろうし、それを判断するのはあなたじゃなく相手なんだよ。

そう話すと、娘はストンと腑に落ちたようでした。

大人でもそんな場面いっぱいありますよね。私でいいのかな?余計なことかな?と二の足を踏んでしまうことが。
でもそれを判断するのは相手なんですよね。

今、私が何をしたくて、何ができるかを考える。

エフェでいっぱい学んでいます。


帰宅した娘の話。
厨房に2人しかいなくて、忙しくてめっちゃ大変だったそう。なんなら一人になった時間さえあったそうで。

「もし私じゃなく他の人だったらもっとうまく回せただろうな・・私でよかったのかな・・・」と。

もしそうだったとしても、新人が一人で回して「やばい!どーしよ!」ってなってなんとかこなした経験って絶対あなたの身になっているよ。
これはレモネードにできるよね。と思ったのでした。

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