あやとりりい
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アクマのハルカ 第1話 人の大切なものを奪うのは簡単よ
【あらすじ】300文字
教祖になりたいハルカは、クラスメイトが麻莉亜先生に向ける敬愛や思いやりを自分のものにしたい。そこで麻莉亜が生徒をどう思ってるか、虚偽の出来事を告げ口し、生徒の心を麻莉亜から引き離していく。
麻莉亜が気付きた時には、生徒達の気持ちは身体ごとハルカに取り込まれてしまい、教室には麻莉亜とハルカの2人だけだった。そこで麻莉亜は取り込まれた生徒達を解放するため、自分の思いを伝えていく
四季の音 第1話 かまくらの中
あらすじ(300文字)
※あらすじは全話終了後に更新します。
まるでかまくらの中に居るように、外界と遮断されていた。左肩にのしかかる人の様な黒い塊を担いで、啓太郎は闇の中から出ることができるのか。
付きまとわれたはずの千花が、イチョウに載って晋太郎を追いかける。千花が感じていた「怖い」は、今、晋太郎が感じている怖いになった。晋太郎はこの恐怖から逃げ切ることができるのか。
本文
プロロー
主体的に選ぶ環境を相手に与えるから、自分の仕事を選んでもらえる
コンプライアンス調査を依頼する外注業者は、予算、ノウハウ、秘密保持についての信用性から、一社しかなかった。当該外注業者は、他社の8分の1程の予算であるにもかかわらず、クオリティが劣らない。
よって、会議では該当一社の提案をする。
しかし、この提案がなかなか進まない。他に選択肢がないことは、日を見るより明らかであるにもかかわらず、愚痴や非難で溢れて進まないのだ。正直、どのようなコンプライアンス調査
信頼が消えたら、言葉は通じなくなる
「司会をしながら議事録作成は大変だと思うから。」
委員会での業務の一環として、議事録作成があるが、それを若手に振られる。この時、素直に自身の業務を軽減してもらい有り難いとの思いを抱くことが出来なかった。
人の仕事を獲って自身のチャンスの場に変えたい魂胆があるのではないかと感じるのだ。例え同僚が私のためというパターナリズムに裏打ちした業務分担を行ったとしても、私には嫌がらせにしか見えない。
なぜなら
2人きりだから上手くいく関係、2人きりだと上手くいかない関係
デートの時にはいつも彼氏の友達がいて、何故か3人になる。3人も楽しいけど、私は彼氏と2人で過ごしたかったから、その思いを伝えて翌日は数カ月ぶりに2人で過ごした。
とてもつまらない。
会話がない、続かない、お互いの目を見ない。だから、いないはずの
「◯◯君、今日どうしているのかな?」
と振るしかない。
この時点からいないはずの◯◯君が2人の間に存在してしまう。
「りりいが来るなって言ったんじゃん。家
「その人しかいない」という思い、分かるから
「酷いことされて別れたんでしょ?」
「元彼と仲良くする必要ある?」
彼と別れた直後は、そんな言葉をよく言われたが、私にとって彼の存在は「別れた」とか「付き合っているから」とかではない。私のメンタルの安定には彼が必要で、毎日を楽しむ相談相手としても彼じゃなきゃダメだったのだ。
友達だとか、恋人だとか、そんなカテゴリーは分からない。ただ、頭の整理をして気持ちを安定させて、適切な判断をしてあるべき場所で
情は人の為ならずといえども、見返りがなくては続かない
困っている人を助ける、
例えば、声をかけてきた見知らぬ人の道案内をしたり、
同僚を仕事を引き受けたり、
気が進まない飲み会に行ったり、
きっといつかその得は、巡って自分に返ってくるから、労力を一方的に注いでも「仕方ない」と、いい人になりきる。
しかし、恩は仇で返ってきたり、自分の労力が届いていなかったりする。
情は人の為ならず、巡って返ってくると思うから、優しく出来たり、過剰に注いだ優しさへの
やってもらって当たり前はないということに気が付いた
役職が上とか下とか、勤続年数が長いか短いかとか、年齢がどうか、そういうことではない。
ただ、相手とともに仕事をしていく上で何が必要か。どっちが上下ではなく、共に成果をあげる仲間として、人付き合いをしていく。
結果として、自然に「ありがとう」「お願いします」との言葉が出るようになった。
そうすると、日常でも誰かの労力に対して、成果は関係なくありがとうと感じる。
美味しくない料理にも、
イマイチな
ずっといていただきたかった
有り余る才能があるのならば、如何なる努力も惜しまず、使い尽くすことは、自分のためではない。
もはや、才能を持って生まれた人の社会的使命だと私は思う。
ただ、それでも、本人が活躍するために必要な健康を維持できる熱は使い切らないで欲しいと、願わずにはいられない。
……………
かめはめ波や元気玉を生み出すパワーは如何ほどのものだったのだろうか。日本だけにはとどまらず、世界を圧巻し、みんなが大好きな悟空
選んでいるようで、決まっている。だから無理して状況を変えようとしなくてよい。
特注するコードバンの靴は、複数種類のデザインから選ぶ。好きなものを残すと、後は6種類程度になった。「絶対欲しい。」と思う靴もあったが、歩きやすい、染みができにくい、ヒールの高さを考慮すると、たった一足しかなかった。
私の下に来るべき靴は、選んでいるようで、決まっていた。必要なのは、自分が歩きやすい靴の要件を知っておくことだけ。
…………
どこの大学院に行くか。
私立も考えたが、定期試験と受験日程