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【旅blog】草津温泉ひとり旅

2020年9月。ふと思った。
明日草津行こう。

だいたいいつも「ふと思う」のが私の旅行です。

朝6時に起床してバスタ新宿へ向かう。草津への行き方はいくつかありますが、今回は草津温泉直行の高速バス(3800円)にしました。所要時間は4時間です。

確か「上州ゆめぐり号」という名前のバス。

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電車であれば3時間ちょっとで着くのですが、乗り換え回数が多いので煩雑だと思い、高速バスにしました。ちなみに電車を使って行くと料金は7000円ほどなので高速バスの方が少し安いです。

…が、今回は連休のためバスが渋滞にハマり、結局6時間かかりました。。ケチってしまったばっかりに…

8時に新宿を出発して14時に草津温泉に到着。

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バスターミナルを出るとすぐに土産物屋の立ち並ぶ賑やかな通りに出ます。

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まずはいつものように人の流れについて行きます。観光地は特に事前調査をしなくても人の流れについていけばメインの場所にいけるというのがこれまでの旅で得た知見です。

やはり現れました。湯畑です。

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硫黄の良い香りが漂ってきますが、思ったよりも強くありませんでした。マスクしてるからかな?と思って外してみても強くない。意外です。

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まずは腹ごしらえをしようと散策していると、長蛇の列が出来ている蕎麦屋がありました。調べてみると旅本やWEBでお勧めされているところでした。美味しいのはわかりますが、日帰りのため、唇を噛み締めて通り過ぎます。

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歩いているとすぐに入れそうなうどん屋があったのでそこにしました。メニューの写真を見ると平打ちのうどんで、「ひもかわうどん」といって群馬県の名物なんだそうです。

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美味しかったです。

それから温泉に入ろうと事前にチェックしていた「西の河原露天風呂」に向かいました。今回さくさくと移動しているのは家に帰れる最終便が19時50分という早い時間だからです。14時に到着したので全然時間がありませんでした。

せっかくだから宿に泊まって一泊しようとも思いましたが、連休というタイミングのせいでどこも満室で運が悪かったです。しかし、これもひとり旅の面白いところ。

道を歩いていると西の河原公園に到着しました。公園には温泉が至る所に湧いていて、みんな足を浸しています。

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公園の1番奥に「西の河原露天風呂」があります。

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600円の入浴料を支払って320円をプラスするとオリジナルのタオルも買うことができます。

脱衣所で服を脱ぎ、外に出ると驚きました。そう、出たらすぐに露天風呂なんです。小さなかけ湯スペースがあるだけで他は露天風呂と木々の生い茂る風景のみ。初めてみるだだっ広い露天風呂に胸が高鳴りました。一面露天風呂…こんなの見たことない。写真でお見せできないのが悔しいので、公式サイトのリンクを貼っておきます。

露天風呂の中央には数人が座れる小島がありました。そこで仰向けになって空を見上げると大自然の中で全裸になって寝ているようで(実際そうなのですが)心が満たされました。

夜はライトアップされるようなのでまたいつか来てみたいものです。

30分ほど滞在してそそくさと上がると売店でのむヨーグルトが売られていました。

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急いでいる私は他の誰よりも早くヨーグルトを一気に飲み干し、西の河原公園を下って行きました。

湯畑に戻って、テレビや雑誌でもお馴染みの湯もみのショーを見ようと思いましたが、チケット購入が長蛇の列だったので迷う暇なく諦めました。

くそう、と悔しい気持ちを抑えつつまんじゅうを頬張ります。また来てやる!

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二つ目の温泉は大滝の湯です。なぜここにしたかというと合わせ湯というものが気になったのとサウナがあるという点です。温泉地に来てもサウナを求めることに少しの背徳感を覚えました。

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大滝の湯は人気で入場規制がかかっていました。結論から言うとここの温泉すごく好きでした。そして、西の河原露天風呂のあとに来て良かったです。

なぜ西の河原の後で良かったかというと、身体を洗うスペース、シャンプーリンス、ドライヤーなどが完備されていたからです。笑

で、ここの温泉はなんと言っても合わせ湯です。

露天スペースに出て、さらに階段を下ると古民家のような入り口が現れます。そこに入ると木の香り漂う薄暗い浴場になっていて、四面に掘りごたつのような温泉がありました。

そこに左下、左上、右上、右下という順で入ります。

段々と温度が高くなるように設定されていて、ぬるめの湯から熱い湯に移動する感じです。浴槽が小さいのでみんなのタイミングを見計らって移動します。

これが気持ち良い。

ゆっくりと温度を上げることで、血管の拡張や血液循環がスムーズに調節されるそうです。

その後、外気浴をしてサウナへ。

サウナ室は100℃のドライサウナでした。カラッカラのサウナで心地よく汗をかき、水風呂へ。水風呂は体感温度ですが、18℃くらいでしょうか。

外気浴をしていると合わせ湯からのサウナでもうととのいそう、というか既にととのってました。身体がビリビリしてほかほかと気持ち良い。

サウナはこの1セットでいいかなという気持ちになり、最後に浴場内のお風呂に浸かりました。そこで気付いたのが天井の造りです。

さっきまで全然気にしていませんでしたが、何と表現すれば良いかわかりませんが、木でできた傘の中心部を下から見上げているイメージです。すごく入り組んだ構造で見入ってしまいました。

やはり本格的な温泉は先ほどの合わせ湯の方もそうでしたが、造りがこっているので見るだけでも楽しい。雰囲気がある。

近場のサウナや銭湯ばかり行ってましたが、今後は温泉地にもちょくちょく行こうと思います。

それから風呂上がりにビールを一杯。

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幸せなひとときです。このために生きてます。

草津温泉はひとり旅の人は見当たらず周りはカップルや学生グループ、ファミリーといった層がほぼほぼでしたので、特に面白い出会いはありませんでした。

でも、思ったのは温泉街を歩く浴衣の女性…美しすぎる!ということです。自分もいつか彼女や奥さんを連れて、またここに来たいな。そう思わずにはいられませんでした。

帰り際にまた湯畑を通ると夜のライトアップがされていて、とても綺麗でした。くう、誰かと見たいよう!

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最終便にはまだ早い18時00でしたが、ちょうど30分後にバスが来るということだったのでターミナルへ向かいます。バスターミナルには足湯があったのでバスが来るまでここで待つことに。

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帰りは上州ゆめぐり号の運行は終わっているのでJRバスからの新幹線で帰路に着きます。※冒頭で説明した高い方です。

温泉地へひとりで行くのは初めての経験でしたが、何だか大地から湧き出る温泉の良さを身体で感じられた気がして、良いものですね。

でも、何となく思うんですけど、温泉地行くならやっぱり泊まりがいいですね。サクサク進めてしまうと本末転倒のような気がします。

ゆっくりまったりと日頃の疲れをとりたいし、その日の疲れもその温泉地でとりたい。

それでこそ、最高の癒しなのではないかと、当たり前のことかもしれませんが痛感しました。なので…


草津よいとこ、また行くよ。



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